脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

整体ボランティア

2011年05月12日 | 東日本大震災
 5月10日(火)、友人の整体師・三鶴くんと共に、川崎市中原区のとどろきアリーナへ、
行って来ました。目的は、整体のボランティアです。現在、アリーナは、東日本大震災
の県内最大の避難所になっていて、約80名が生活しています。そして、そのほとんどが
福島県からの方々です。ここアリーナは、様々なボランティアのイベントが日替わりで
入っており、少し先でないと予約が入れられない状況です。我々は、サブアリーナ2階の
研修室を1時~5時まで借りました。(3階が皆さんの居住スペースになっている)
2台の折りたたみベッドを広げ、いざスタート!(一人も希望者がいなかったらどうしよう、
という不安を胸に)。でも積極的に声をかけていったところ、次から次へと希望者が
現われ、結果的には4時間で11人の施療が出来ました。ヨカッタ。
 体の状態は、日々の生活や、心の状態を正直に反映するものです。みんな一見穏やかな
表情を見せていたけど、体はとにかく硬かった!コチコチに張りつめた体が、2ヶ月に及
ぶ過酷な避難所生活の身体的・精神的なストレスを物語っていました。
「みんな仲がいいですよ」「最大のストレスは、プライバシーが保てないこと。だから
出来るだけ外出するようにしています」「夜、なかなか寝付けないんです。」「とどろき
は、他の避難所に比べ、ボランティアの数も多く、とても恵まれていると思います」
「マッサージ系が、今一番喜ばれるボランティアだと思いますよ」など、皆様の声。
重症の腰痛の方や、学校に通えていない高校生などもいて、とても気になりました。
整体が、こんな時に、たとえ微力でも人の役に立つのであれば、整体師としてこんなに
うれしいことはありません。アリーナが、避難所である限り、又行きたいと思います。
川崎周辺の整体師・リフレクソロジストの皆さん、とどろきへ行きましょう!
アリーナ窓口:044-740-3361

   右側がサブアリーナです

   一人当たり20~30分、症状に合わせて施療しました

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