随想記&写真

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国家の品格

2006年03月01日 | 今日の出来事
国家の品格 
これは私が最近読んだ本の題名です。
国家の品格   藤原 正彦 著   新潮新書

数学者である著者が、国家の品格について色々
提言している。

著者によると、我が国が国家の品格を取り戻すことは
如何に時間がかかろうとも、現在の日本や世界にとつて
最重要課題だと主張している。

著書の中で、日本は『情緒と形の文明』を持つ唯一の
国である。国際化の名の下に踊らされてきた日本人は
この誇るべき『国柄』を長らく忘れてきている。

『論理』と『合理性』頼みの『改革』では、社会の荒廃を
食い止めることは出来ない。

今日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語
民主主義よりも武士道精神であり、『国家の品格』を取り
戻すことである。

最近読んだ本の中では、日本のこれから進むべき方向
について含蓄のある提言だと思います。
一読をおすすめします。


コメント (2)
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