「オープン・ウォーター」

2003年アメリカ映画。

スキューバダイビング中に海に取り残された夫婦の話。
「低予算で作られたが商業的にヒットした映画」の1位だそうな。

実話なんだそうな、、、
なんかテレビの再現VTRみたいだ。。。
はたして、、、映画としては如何なものか？


鮫のエサ、、、、
こんな最期もヤダな。。。

09.08.01



http://www.youtube.com/watch?v=h2n3hZMD7zk

「惑星ソラリス」

72年旧ソ連映画。
私のフェイバリットなアンドレイ・タルコフスキー作品。

SFであってSFでない。
美しく哀しい映像。

貸していたDVDが久しぶりに返ってきたので観た。
数年おきに観ている。

当時、難解だと思われた事も今観るとすごく解りやすい。
歳をとったから？それとも何回も観てるから？
彼の作品では最も解りやすくポップだと思う作品だ。

今までいろんな人に勧めてみたが反応はすこぶるよくない。
自分の価値感美的感覚が周りには合う人がいないんだと
解らせてくれた作品でもある。

さて、、、私は死ぬまでに
あと何回観る事になるのかな？




http://www.youtube.com/watch?v=FcglyhUre4w&feature=related
好きなシーンのひとつ。
これから観る人はYouTubeで
ラストシーンを決してみないように。。。

09.07.29

「手紙」

2006年日本映画。
殺人罪で無期懲役になった男の弟がどんなに頑張っても世間から辛い仕打ちを受ける、、、というような話。。。

山田孝之、エリカ様、、、今時な役者が主演。
主人公が務める社長役の杉浦直樹、被害者の息子役の 吹越満らの仕事ぶりが味わい深かったな。
人が殺されて「許す」「許さない」の一言の問題じゃないよなあ。。。

挿入歌にお馴染みの小田和正「言葉にできない」が使われているが
「ズルいよな」って思ったし、、、なんか逆にリアリティ無くなった気がするな、、、
まあ、、、そういう映画だから仕方ないかな。。。
エンディングの歌にいたっては、、、、。。。。

オレはこういう、、、お涙頂戴日本映画は苦手なひねくれものです。
「泣けたわよね」「感動したよ」
世間の声が聞こえてきそうだ、、、な。

09.07.27



http://www.youtube.com/watch?v=1t6Qp_i3UtU

「アキレスと亀」

2008年北野武監督作品。
売れない画家の人生。。。

いろいろ興味深く観た。
絵画の世界にもいろんなアプローチがあるんだな。
勉強になりました。

結局、、、
芸術なんて個人個人の価値感。
これを仕事にするとポピュラリティとマイノリティの狭間でドツボにはまる。

自分の表現なわけだから基準は自分。
人のまねしたり基準が揺らいだ段階で失われるものはある。
自分で自分の作品を誇れない輩は
こんなツライ仕事は辞めた方がシアワセだと思う。

辞めるのも自分次第、諦めないのも自分次第。
どちらにせよ、、、一度しかない己の人生。
それぞれが好きにすればよろしい。。。。


それにしても、、、、
北野作品にしてはやたら素直。。。
これも確信犯なんだろな。
救われる気持ちが大事、、、ってわけだな。。。

09.07.25



http://www.youtube.com/watch?v=i1xTRU1MPLU

「ぜんぶ、フィデルのせい 」

2006年イタリア/フランス映画。

立て続けに偶然同じコンセプトの作品を観てしまった。
やはり民族紛争、共産主義、社会主義、、、などの大人の事情に振り回される子供の視点。
でも、、、この主役の9歳の少女はたくましい！
大人に食らいついて行くパワー。
大人が口にするのがはばかれる言葉もこの少女にとっては。。。
超がつくくらいのマセガキなんだけど、、、ラストにほっとする。
このさりげないオチがヨーロッパの発想。

しかし、、、この幼い女優さんには脱帽です。
この歳にして、、この演技力、美貌、目力、存在感、、、、
いやあ、、、将来が恐ろしい、、、
いや、、、愉しみです、、、ね。

ちなみに、、、
フィデルとは革命家フィデル・カストロのことです。。

09.07.24



http://www.youtube.com/watch?v=cXYR_0VC56o