「愛がなんだ」

2019年日本

一途な恋をする女性を主人公とした恋愛群像劇。

そもそもオレは恋愛映画はあまり好きではない。
ましてや沢山の男女がすれ違ったりくっついたり離れたりな若い女性が観るような連ドラがキライ。
この作品はそういうジャンルには違いないのだが、、
いやあ面白かった！！！素晴らしい出来！！！

この作品を観たら恋愛あるあるとして世の女性は自分を投影するかもね。
でも、、この作品はその一歩先を行く。そこがミソ。

個人的には恋愛とは「究極の自己愛」だと思うし
ある意味スゴく残酷なんだと思う。
まさしく「人間ってヤツはよお」だよな。

主演の子が可愛かったり、うざかったり、怖かったり、、、お見事です。
そしてそれを作品としてコントロールした監督、なによりも脚本、、、
しっかりじっくり創られた感あり。ナイスジョブ！

この手の日本映画の中には見事にヨーロッパ映画を凌駕してる傑作ありで
ほんと、1映画ファンとして誇らしい1本。

https://www.youtube.com/watch?v=dcNfHXzX6Nc

「ゼロ・ダーク・サーティ」

2012年アメリカ
原題：Zero Dark Thirty

2011年5月2日に実行されたウサーマ・ビン・ラーディンの殺害にいたる経緯を描いた、
実話を元に作られたフィクション映画
女性CIA分析官の長年による執念の捜索なお話。

任務遂行の為には民間人殺害も止むなし、なシーンや拷問シーンを
しっかり取り入れたところが従来のハリウッド映画とはひと味違う印象。
実際、公開にあたってすったもんだしたらしい。。

監督はあの「ハート・ロッカー」を撮ったジェームズ・キャメロンの元嫁
男より男らしいキャスリン・ビグロー、、、いやあ、納得です！
今後とも期待してます！

https://www.youtube.com/watch?v=wdMkSTp0rjI

「ハロー!?ゴースト」

2010年韓国
原題：헬로우 고스트／HELLO GHOST

自殺志願の男が自殺失敗後4人の幽霊につきまとわれ、、
彼らの願いを叶えないと自分も死ねないからと奮闘する、、てなコメディ。

まあ、地味にリラックスして観てたら、、、
なるほど、、流石の韓国映画。見事にやられました。
泣きでしたね。

まあ、それぞれの幽霊に個性もあって、、
で、それにはちゃんと理由も、、
伏線回収もお見事でございます。

ハリウッドリメイクの話もかなり前に決まってるようですが、、
さてさて気長に待ちましょう、、、な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=dZ1CkC9LhYQ

「ゾンビーワールドへようこそ」

2015年アメリカ
原題：Scouts Guide to the Zombie Apocalypse

さえないボーイスカウト3人組がセクシーねえちゃんと一緒にゾンビと闘うスリラーコメディ。

歌うゾンビは前にも観たが、
トランポリンをやるゾンビ、銃をうつゾンビ、、
いやいや、もう、なんでもありやね。

下ネタあり、お色気ありのドタバタお馬鹿コメディ。
たまにはこんなのも良いね！な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=fQ_myGdS-54

「わたしは光をにぎっている」

2019年日本
英題：Mio on the Shore

祖母に育てられた無口な少女が田舎から東京下町へ住み込みで銭湯で働く物語。

地味な話なのは全然良いのだが、
で、好きなタイプの映画なのだが、、、
なんか違う。。。

良い映画にしようとしてひねったつもりが裏目に出た気がする。
主演の松本穂香目当てだったんだけど、、
雰囲気を超えるのって大変だなって1本。

https://www.youtube.com/watch?v=moZjBFmNb_s