「1917 命をかけた伝令」

2019年イギリス・アメリカ
原題：1917

やたらと評判良かったんで期待して観た。
で、期待通りでした。
戦争映画は数々有れどこの作品も記憶に残るであろう傑作。

ストーリーとしては特筆するものはない。
下っ端の兵士が味方の軍へ伝令を伝えに困難を乗り越えながら、、というシンプルな話。

で、スゴいのは、、、
最初から終わりまで1カット1カメで撮られたかのように創られてること。
つまり、視聴者は主人公の視点でずっと戦争を疑似体験できるということ。
普通に瓦礫や死体やらを眺めつつ、殺されるかもしれない恐怖を感じつつの疑似体験。

何カ所かは繋ぎポイントが解ったりもするが基本長回し、、、
無名の主役も頑張ったけど撮影班、録音係もホントご苦労さんです！エライ！

しのごの理屈よりも戦争がいかに悲惨か、、、というメッセージなわけだから、
これはこれで意味のある作品に違いない。
最後まで一気に観て欲しい1本です。

https://www.youtube.com/watch?v=GyGosOlFlZE

「ファイト・クラブ」

1999年アメリカ
原題：Fight Club

何の情報も無くなんとなく観た。
タイトルから闇の賭けボクシングの男の話かな、、と勝手に思ってた。
ところがどっこい、、これは一体。。どんな作品なんだ？

なかなか先が読めなくてナイスな出来。
まあ、ちょっと設定に無理が有るな、、と思いつつ、、
いろいろ伏線もあり。久しぶりにあちこち巻き戻して確認してみた。

まあ、エドワード・ノートンもブラッド・ピットも熱演だけど、、
やっぱりデヴィッド・フィンチャー監督のセンスなんだろな。

いやあ、、痛いのはイヤだけどちょいとハマる1本。

https://www.youtube.com/watch?v=PUfuc0mH3AQ

「おいしい家族」

2019年日本

母の三回忌で離島に帰郷した女性が実家に帰ると
見知らぬ新たな家族が増えていた、、、てな話。

思わず「それはないない」と言いたくなるエピソードだらけだが
まあ、それはそれで有り。それが映画の醍醐味ではある。

主演の松本穂香がなかなか魅力的。
脇役のモトーラ世理奈もなかなか良い味出してる。
今後愉しみな新人ちゃん達。
やっぱり新たな若手が出てくると今後の映画業界も希望が持てますなあ。

板尾氏って実生活でも変態だって噂で聞くけど
ホントこんな役が多いよなあ。笑。。

https://www.youtube.com/watch?v=M1ChKfJoBrE

「ザ・ネゴシエーション」

2018年韓国
原題：The Negotiation

誘拐犯が指名して来たのは若い女性交渉人だった。
果たして人質を助ける事はできるのか？的な話。

ハラハラ、ドキドキ、泣き泣き、、、
飽きのこないしっかりしたエンタメ。。。。
でもね、、、全部先がよめてしまった。

緻密な脚本が韓国映画だったでしょ？
さらに一歩先を行く脚本をよろしくお願いします！！！

https://www.youtube.com/watch?v=AokTVzlIaVI

「幼い依頼人」

2019年韓国
原題：어린 의뢰인

2013年に韓国で実際に起きた漆谷継母児童虐待死亡事件を基にしたクライムサスペンス。

子供をツライ目に会わせて視聴者の感情移入、、
うむむ、懐かしの韓国手法。
これは見事に乗せられてしまいますなあ。

まあ、虐待モノはどこの国であってもツライもんです。
こういう映画が作られなくなる日が来て欲しいものです。

https://www.youtube.com/watch?v=wTXaQ1XLFPM