映画鑑賞🎦 2024年9月 2本目 Total-33本 TOHOシネマズくずはにて・・・ 『ぼくのお日さま』
吃⾳を持つ少年のタクヤ:越⼭敬達と、フィギュアスケートを学ぶ少⼥さくら:中⻄希亜良、元フィギュアスケート選⼿でさくらのコーチ荒川:池松壮亮の3⼈の世界を美しい映像にしてありました。 野球の練習、突っ立っているだけで下手というより邪魔な存在?のタクヤは、冬になるとアイスホッケーの練習でもヤッパリ!下手を通り越して押し付けられたゴールキーパーで「パック」が胸に当たり負傷してしまいました。
練習終わりに「月の光」の音楽に合わせてフィギュアスケートの練習をするさくらに目を奪われるのでした。(この時には単にフィギュアスケートに興味を持っただけかも・・・) その様子を見ていたさくらのコーチ荒川が、自分のスケート靴を貸してやり練習を見てやることになりました。
ここから3人の練習風景が続きます。 タクヤはさくらに、さくらは荒川に淡い恋心を抱いていたようです。 その荒川には五十嵐と言う恋人:若葉⻯也がいて一緒に暮らしています。 ある日さくらは、スーパーで買い物を終えた二人が車の中で楽しそうにじゃれ合っている姿を見てしまい、後日荒川に対して酷い言葉を口にしてしまいます。 結果的に、さくらの誤解によってコーチを辞め、荷物をまとめて旅立って行きました。 雪も解け、道で偶然にタクヤとさくらが出会うラストシーンですが無言で終わってしまいます。 何しろタクヤは吃音のため言葉にならないのですから・・・
心の中は、エンドロールで流れる曲の歌詞に表れていたように思います。
『ぼくのお日さま』歌:ハンバートハンバート
🎶ぼくはことばが うまく言えない はじめの音で つっかえてしまう
だいじなことを 言おうとすると こ こ こ ことばが の の のどにつまる
こみあげる気持ちで ぼくの胸はもうつぶれそう きらいなときはノーと 好きなら好きと言えたら
あたまにきても ことばがでない く く く くたばれ これじゃ勝てないね
家に帰れば ロックがぼくを 待っててくれる ボリュームあげるよ
歌ならいつだって こんなに簡単に言えるけど 世の中歌のような 夢のようなとこじゃない
ひとことも言えないで ぼくは今日もただ笑ってる きらいなときはノーと 好きなら好きと言えたら
こみあげる気持ちで ぼくの胸はもうつぶれそう 泣きたきゃ泣けばいいさ そう歌がぼくに言う🎶