映画鑑賞🎦 2024年2月 2本目 Total-6本 イオンシネマ大日にて・・・『一月の声に歓びを刻め』
第一章・第二章・第三章・最終章と分けてありました。 「れいこ」繋がり???と思ったこのお話し、「性犯罪」でも繋がっていたのですね。
第二章だけが違ったお話しだったようです。 細かく分けられていたので、少々理解に難儀しましたが、人は何かしらの痛みを抱えているのかもしれません、大小はあるでしょうが・・・それに「けりをつける」には何かしらの儀式?のようなものがいるのかも???
衝撃的な第一章は、マキ(カルーセル麻紀)にお父さんと呼ぶ娘に、その娘が「お母さんって意地悪だね」と言います。(マキは性転換しているので・・・) 子供だと侮ってはいけません、ちゃんと見ていますよ! 帰りにその娘(マキには孫にあたる)はマキちゃんと呼びかけていました。 この父親(母親?)は「れいこ」という娘を亡くしています。
第二章は、妻の延命をしないと決断した父(哀川翔)と娘(松本妃代)とのお話し。
第三章は、れいこ(前田敦子)が元恋人の男性の葬式に参列したあとレンタル彼氏なる者に声を掛けられ一夜を共にし、翌日は自分の行きたい場所へついて来て欲しいと言って歩き出します。 その道すがら自分が幼少の時に受けた性被害について話します。 そして被害を受けた場所へ行き、そこにあった花をむしり取るように、がむしゃらに捨ててしまいます。 その花を拾い集めるレンタル彼氏・・・
彼女の知らないうちに描いていたスケッチブックから一枚、火をつけて拾い集めた花の上に落とします。 そして一枚、一枚と乗せて行きます。
それは何かを葬る儀式のように見えました。 そして最終章ではマキが再登場。 雪の中、湖に向かって歩き「れいこ」に向かって叫ぶのです。
その前に、第三章の「れいこ」は晴れ晴れとした顔で歌を歌いながら町を歩いていました。