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フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

「9月10日は℃-uteの日」レポート③ ~DJマイマイのミステイクと舞美リーダーの言葉~

2009-09-13 14:21:20 | ライブ!2009

 ~前回の記事の続きです~

 寸劇に続いては、910の日恒例のDJマイマイ&MCチッサー&MCカッパーのコーナー。いきなり、MCチッサーの「前に詰めすぎなんだYO!もう少し後ろに下がってくれYO!」という盛り上がり過ぎた前方のお客さんへの気配りメッセージから始まりました(苦笑)。
 今回は進行になっきぃを迎えて、℃-uteの歴史を振り返ろうという企画です。
 まずは2008年。東北楽天ゴールデンイーグルスの応援歌を歌った年。DJマイマイのセットで流れてきたのは、
「好きすぎてバカみたい/DEF.DIVA」
 オリジナルのDEF.DIVAの時にするのと同じように、各ソロパートで「LOVEラブリー○○」とコールを入れる観客の順応性の高さに乾杯(苦笑)。
 DEF.DIVAも楽天の応援歌を歌っていたけど、それは楽天の歌じゃないしとツッコミ入って2007年の話題へ。この年は新人賞をいただきました。その受賞曲を、
 「抱いてHOLD ON ME!/モーニング娘。」
 それは、モーニング娘。さんの新人賞受賞曲じゃんとツッコミ。しかし、非常に良質なボーカルを聴かせてくれたキューティーガールズ(鈴岡萩)。長く聴きたかったけれど、出だしの部分のみで残念。この続きは、コンサートツアーで昔の娘。曲を聴きたいなとリクエストしておきます。それくらいハマっていました。四年前に一緒にツアーをしたなっちに見せてあげたい。「成長したねえ」と驚いてくれそうです。
 ここで、メンバー全員揃って、DJマイマイに曲を間違えるなと、お約束のダメ出しです。  (o・・)<「チェキラ!」

 続いては2006年。テーマソングを歌いました。と聴いて、
「伝説のスタフィー」か?と思った自分(苦笑)。

伝説のスタフィー 4

 まあ、きら☆レボの事を言ってるのだろうから「バラライカ」でも歌うのかなと思ったら、
「Thanks!/GAM」
やじうめでGAMキター!凄いハイテンションになったのは自分だけではないハズ。カッコいい。曲も似合いすぎる。歌詞の内容が今の二人に合っているのも涙。

 「どんな場面も受け止めるよ ありがとうありがとう」

 ワンコーラス歌いきり、周りから「スケバン刑事のテーマソング歌ってないし、その曲はGAMじゃん」というツッコミが入ったやじうめ。「美脚ユニット」(GAMは美しい脚という意味と、グレート亜弥&美貴という意味から名付けられた)と二人はフォローしつつ、そこで梅さんが会心の一言、
「グレートあたし&舞美」
もう大拍手あるのみ。願わくば、もっと早くこの新生GAMを見たかった(涙)。チャンプルユニットのどれもが元ユニットの存在感を超えていない中、このGAMなら元ユニットに負けない新生ユニットになっただろうと思うのでした。
 メンバーが苦笑いしつつ、次は2005年…と言った瞬間に、お約束の「アレ」が来る事を察した自分は、いつでも叫べる準備態勢へ(苦笑)。
「スッ!」「ペッ!」「スッペシャルジェネレーション!」(笑)。
 今回は大サービスで、ワンコーラスとはいえ、最後まで歌いきったので、締めの部分も叫べて二度楽しいスッぺでした。DJマイマイの痛恨のミステイク今年もありがとう(苦笑)。

 しかし、ここでお約束の機材撤収(笑)。DJマイマイ、今年も痛恨のミステイク連発で910の日を盛り上げDJタイム終了。

 ここからは後半戦ライブタイムに突入。「まっさらブルージーンズ」~「即 抱きしめて」~「大きな愛でもてなして」インディーズ時代のシングル三連発。この日のステージ、全員曲はフルサイズだったので、久しぶりに「大きな愛でもてなして」の二番を観られて大満足です。
 かなり場内ヒートアップしてきて、それを更に盛り上げるかの如く、メンバーの客席煽りMCが行われてから続いては、「★憧れ My STAR★ 」~「涙の色」~「都会っ子 純情」~「忘れたくない夏」
 「涙の色」の二番も久しぶりにステージで歌われたと思いますが、愛理の歌声の調子がとても良く、CD発売当時からの現在の成長を堪能出来るクオリティ。改めて新録音したバージョンをCDで聴いてみたい。来年あたりアルバムに「涙の色 2010バージョン」とか収録されないかなと淡く期待。
 アンコール前ラストが「忘れたくない夏」という選曲もベストマッチ。大サビの岡井ちゃんソロの見せ場以外は、梅さんをじっくり見ている自分でした。活き活きとした表情で歌う梅さん。隣に舞美が笑顔で立っています。梅さん最後の910の日…。

 「℃-uteコール」に包まれてアンコールに突入します。余談ですが、このイベントにはステージ上にスクリーンは無いので、今ツアーのアンコールでスクリーン上で行われている手拍子を促すアニメは無いです。
 メンバーは、今回のイベントTシャツの各メンバーカラーバージョンを着て登場。まずは、「約束は特にしないわ」。続いて「JUMP」と、好対照なノリの曲でアンコール開始。スタンディングでの「JUMP」は盛り上がり過ぎて会場が揺れているような錯覚。
 かなりテンションの上がった状態のまま、ラスト挨拶。一人ずつ挨拶をしていき梅さんの番に。「9月10日という日は私にとって特別な日です」という梅さんの挨拶に会場から大拍手が送られたのに続き、矢島舞美リーダーから挨拶。

 「三年前に910の日イベントが始まった時は8人でした。今は6人になり、もうすぐえりが卒業して5人になります。
でも、めぐも栞菜も、やりたい道を選んだのだから自分達は応援しています。そして、えりも1日でも早くモデルになって活躍してほしいと思っています。
℃-uteは5人になりますが、パワーダウンしたと言われないよう力を合わせて頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」

 この言葉に会場が大拍手と大歓声に包まれ、自然に℃-uteコールが沸き起こりました。実際のコメントを要約したもので完全再現の書き起こしではありませんが、舞美の言葉のニュアンスと想い、伝わったでしょうか?
 この言葉は、舞美の気持ちだけでなく、メンバー全員の気持ちであり、℃-ute担当スタッフチームの想いでもあると思いたいです。神妙な面持ちで話始めた舞美が最後は力強く言葉を締めた。会場は物凄いハイテンションに包まれ、「ラストは、℃-uteにとって初めてのオリジナル曲です。この6人でフルサイズで歌うのは最後」と前置きされて「わっきゃない(Z)」
 梅さんをひたすら見ました。いつも以上に、しなやかに踊る梅さんの姿を。この曲の梅さんソロパートは、めぐのソロパートを引き継いだものです。春からは誰が受け継ぐのかと気になります。

℃-ute-わっきゃない(Z) (第一回910の日)


 ライブが終わり、客席からは「℃-ute最高」コールに続いて、各メンバーの名前のコールが始まりました。
 「えりか!えりか!~」「まいみ!まいみ!~」「なっきぃ!なっきぃ!~」「あいり!あいり!~」「ちさと!ちさと!~」「まいまい!まいまい!~」、「キュート!キュート!~」。そして、「めぐ!めぐ!~」「かんな!かんな!~」

~910の日レポート 了~

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「9月10日は℃-uteの日」レポート② ~℃-ute会議と中禅寺なき子~

2009-09-12 11:59:23 | ライブ!2009

 ~前回の記事からの続きです~

 メンバー挨拶が終わり、「次は中島早貴、萩原舞の~」と紹介があった瞬間、それだけで観客は「キター!」な状態になりました。みんな、あの曲を期待しています。
 あの曲、「ディスコクイーン」
 「晴れのプラチナ通り」も好きな自分は、そちらでも良かったのですが(笑)、スタンディングライブですから、盛り上がりナンバーの方がやはり相応しい。オリジナル二人による「ディスコクイーン」の披露は二年ぶりだけに、会場はヒートアップ。足にテーピングしてるマイマイが、それを感じさせない軽快なステップを踏み泣かせます。なっきぃも負けじとキレキレダンス。この曲でのなっきぃの、小さい振り付けの動きにも鋭さを入れるパフォーマンスが実は好きです。

ディスコ クイーン - live


 続いても会場大盛り上がり曲「通学ベクトル」。スタンドマイクではありませんでしたが、会場はいつも通りハンドクラップ大会。この日の愛理の歌声には高音に粘りがあり、非常に良いステージングでしたが、この曲も盛り上がりに負けない歌いっぷりでした。CDと変わらないと感じるほどの歌声に聴き惚れるのでした。

 会場の気温がかなり上昇してきたところで、続くナンバーも気温上昇間違いなしな「夏DOKI!リップスティック」。収録アルバムと同じ曲順の流れで愛理盛り上がり曲→舞美盛り上がり曲と来た流れに乗って、観客も舞美のダンスに負けじと激しく動きます。舞美も歌声の調子が良く、高い部分もいつもより出ていました。
 ただ、間奏のしゃがみこんでのダンスは、床がフラットなライブハウスでは見えません(苦笑)。この時ばかりは二階席が羨ましい。

 熱気が立ち込める会場。ステージに梅さんが現れました。大歓声です。
 梅さんのソロトークが始まりました。

 ~℃-uteが結成された時から、℃-ute会議というのを時々行なっていて、色々決め事を作っていったんです、例えば、バスに乗る時はいつも同じ子とばかり座るのはダメ、乗った順番で座るとか、こそこそ話はしないとか、メンバーの悪口は言わないとか、色々決めていったんです。
 ℃-ute会議の進行は、私と舞美とめぐ(ここで客席が沸く)のお姉さんチームが行なって、なっきぃと愛理はいつも喋らないので、「二人はなんか意見はある?」と聞くと泣き出してしまう感じだったんですよ。
 それが今では、なっきぃは積極的に会議で仕切るようになって成長しましたね。愛理は…、愛理は変なダジャレ言ってみんなを笑わせたり面白いです(笑)。
 千聖と舞ちゃんは昔からしょっちゅうケンカしていますね(苦笑)。この前もハワイで、千聖が「そんなの一目瞭然じゃん」と言おうとしたら、間違えて「そんなの一目三千じゃん」と言ってツッコまれてましたね(笑)。~

 そんな楽しいメンバーを呼びましょう「岡井千聖ちゃん」です!

 梅さんの楽しいほのぼのトークに笑わせてもらい、岡井ちゃん登場。岡井ちゃんは「一目三千」の言い訳をしつつ、目が笑っています。
 梅さんから、続いては、こんな二人が歌う「僕らの輝き」栞菜パートは二人で歌いますが、皆さんも良かったら歌ってください!と呼びかけがあり、会場は「栞菜パート」という単語にどよめきが発生。その勢いで歌はスタート。いつも以上に、出だしの「ちさと!」コールが大きく感じました。

 もうこの曲もオリジナルメンバーでは観られないのですね。

僕らの輝き


 激しくノリ続けた自分は、この頃軽い酸欠状態だったのか、頭が痛くなってきました。ライブハウスはどうしてもステージを見上げる感じになりますから、それも良くないのかもしれません。
 ここでタイミングよしというべきか、寸劇コーナーが始まりました。哀愁を誘うBGMに乗って現れたのは、売れない演歌歌手「中禅寺なき子」

 20年前、中禅寺湖(※栃木県の日光にあります)でのリサイタルを成功させた一発屋演歌歌手中禅寺なき子(52)、仕事がなくマネージャーの矢島ちゃん(24)に冷たくあしらわれ、やっともらえた仕事がスーパーサンマートのタイムセール「ほうれん草78円の呼び込み」を演歌に乗せて歌う仕事。哀愁漂うタイムセールの歌に観客も涙…ではなく苦笑い。
 そして、次に来た仕事はヒーローショーでの怪人着ぐるみ役。流れてきたのは「我ら!Berryz仮面」(笑)。流れてきた曲に沸く観客。この曲という事は、なき子はベリーズレッドに倒されるのか?

 こんな調子で笑わせてもらったこの寸劇。なっきぃの演技がとても良かったです。会場は笑いに包まれていました。去年くらいから、演技に対する心構えが変わったのか、役に入り込んだ演技を見せるようになってきました。この日も、なき子に成りきって声を作り、歌い方も工夫して、動きも52歳を意識した動きを見せていました。12月に舞美と共に舞台に出るなっきぃですが、大いに期待出来そうです。
 そして、舞美も「眼鏡姿にスーツ」というマネージャー役がハマっていました。舞美も演技の方面を磨いて、活躍の場が広がる事を期待したいですね。

 今回の記事はここまでです。次回は後半の見所、DJマイマイのミステイク大活躍と、GAMと、ハイテンションなライブと、リーダーの泣けるMCの話です。

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「9月10日は℃-uteの日」レポート① ~梅田えりかさんのためのセットリスト~

2009-09-11 22:13:03 | ライブ!2009

 910の日イベント(℃-ute Cutie Circuit 2009 ~9月10日は℃-uteの日/東京Shibuya AX)行ってきました。早速レポートを書きたいと思いますが、今回の910の日は楽しかっただけではない、様々な出来事がありました。とても一回でまとめられないので、三回に分けて書きたいと思います。今回は序盤編です。

 セットリスト
01 行くZYX!FLY HIGH
02 美少女心理
MC 自己紹介「こだわっていること」
03 ディスコクイーン 中島早貴萩原舞
04 通学ベクトル 鈴木愛理
05 夏DOKI リップスティック 矢島舞美
MC 梅田えりかソロトーク 「昔の思い出」
06 僕らの輝き 梅田えりか岡井千聖
コント 中禅寺なき子(52)と矢島ちゃん(24)
DJマイマイ・MCチッサー&MCカッパーのコーナー
07 好きすぎてバカみたい 中島鈴木岡井萩原
08 抱いてHOLD ON ME! 鈴木岡井萩原
09 Thanks! 梅田矢島 (GAM/グレートあたし&舞美)
10 スッペシャルジェネレーション (全員)
コーナー終了
11 まっさらブルージーンズ
12 即 抱きしめて
13 大きな愛でもてなして
MC 
14 ★憧れ My STAR★
15 涙の色
16 都会っ子 純情
17 忘れたくない夏
アンコール
E1 約束は特にしないわ
E2 JUMP
MC 挨拶
E3 わっきゃない(Z)

 開演前の会場内に流れるGREEN DAY。「間もなく開演です」のアナウンスとともに流れていた「BASKET CASE」の音量が大きくなり、やがてステージ暗転。薄白い照明に照らされてメンバー登場。衣装は春ツアーのオープニングで着ていたシルバーのパンツルック。梅さんの銀色のシルクハット姿が相変わらずカッコイイ。

 一曲目のイントロで場内がどよめきます。「行くZYX!FLY HIGH」このどよめきは、「℃-uteの曲じゃない曲が一曲目なのか」という驚きと、「ZYXを頭に持ってくるとは、今日は梅さんに贈る梅さんのためのセットリストなのか」という喜び二つ。
 ZYXのシングルは二枚ある訳ですが、この曲は梅さん活躍のイメージが強い曲なのでベストな選曲だと思います。スタートから凄い気分が高揚してきました。メンバーもノリノリで踊り歌います。マイマイの足のテーピングは心配ですが、動きは大丈夫そうです。

行くZYX! FLY HIGH


 イントロで沸くというのは、まさにツアー初日のような感覚な訳ですが、910の日のセットリストはサプライズが多いのはヲタも承知しているため、「何を歌うのかな?」というワクワク感が常にあるのです。一曲終わると、次の曲のイントロに集中。
 そして、二曲目に聞こえてきたのは「美少女心理」のイントロでした。再び湧き上がる客席。何しろ、この曲は一年に一度、910の日でしか観られない曲。私は密かに「七夕ソング」と思っています(苦笑)。
 ZYXは梅さんばかり見ていた自分は、この曲は自分の立っていた位置に来た舞美に集中。ちなみに、今日の参戦Tシャツは、なっきぃTですが。
 軽快にダンスを踊るメンバーの姿が頼もしい。メンバーの髪型に注目してみると、変化のあったメンバー発見。その名は「中島早貴」。今日のなっきぃは「デコ出し」です。「おおっ、気合い入れてきたね」と嬉しくなるのでした。

 二曲終わってメンバー挨拶。「こだわっているもの」がテーマ。

愛理→足がむくみやすいのでむくまないソックスを履いている
千聖→学校に行く前に必ずお風呂に入っています
マイマイ→寝るときの姿勢。新幹線では座席のテーブルに顔を乗せて寝る
なっきぃ→サンマに大根おろし。大根おろしを擦りすぎて小さくなったらお母さんにバトンタッチ
梅さん→カバンにシャツを詰める時は裏返しにして入れる。これなら汚れても表は大丈夫
舞美→葡萄などを食べる時はよく水洗いする。お米を研ぐ時も研ぎすぎて母に注意される

 舞美の潔癖過ぎるエピソードに客席は「え~っ」とダメ出し。観客の反応に戸惑う舞美でしたが、これを上手くかわせるようになれば、憧れの人松浦亜弥さんみたになれますよ。頑張れ舞美。えっ、あややみたいな客あしらいの上手さは真似しなくて良い?確かに、そんな器用な矢島舞美は矢島舞美ではないような気もします(苦笑)。

 こんな感じで楽しくスタートしたイベント。まだ始まったなかりです。自分を含めて、汗だくな観客だらけの熱気に溢れた会場は更にテンション上がっていきます。次回、「泣き虫なっきぃ、演歌歌手に転身?」の巻です。

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Rock'n Buono! 2 夜公演レポート

2009-08-22 23:23:51 | ライブ!2009

 Buono!ライブレポートです。色々と詳しく書きたいところですが、ノリ過ぎて細かい部分の記憶がない(苦笑)。いつもならノリまくって、尚且つ記事を書けるくらいの記憶をしっかり持って帰るのですが、今回は頭の中が結構真っ白です。スタンディングなので、ステージだけに集中していればいい訳でもないのが理由でしょうか?
 そんな状態ではありますが、レポート行ってみます。
 (昨日の記事に、アイドリングの広告が貼られた東京テレポート駅の画像を追加して更新し直しましたので、興味のある方は見てみてください)


 夏焼雅2006バースデーTシャツ(画像)を着て、整理番号300番台のチケットを握りしめて会場内に入ると、前方は結構空いていて、鈴木愛理サイドと言える左側サイドの、前から2ブロック目の手すり付近ポジションをキープしました。ここなら後ろから押されなくて安全。
 早い整理番号のチケットを持っていても、あえて後ろに行く人も多く。理由としては、後ろのスペースで踊りまくりたいとか、前は怖そうなどといったところなのだろうと思います。前は確かに過激。なので、前方の真ん中には行かず端を選択です。

 会場内に流れるBGMはタイトルに「ROCK」が付く曲。安室奈美恵森高千里横浜銀蝿レッド・ツェッペリンなどが流れています。
 開演時間が迫り、桃子の声で注意事項のアナウンスが流れたあと、クイーンの「We Will Rock You」が流れ始め、曲に合わせて会場が自然に、「We Will We Will Rock You」と合唱を始めました。こういう時のハロプロヲタの臨機応変っぷりはカッコイイ。勿論自分も自然に口ずさんでいた訳ですが(苦笑)。
 そして、突然クイーンの歌が切れて照明が変わり、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」が流れ始めました。ますますカッコイイ。暗闇に光る白いライトに照らされてBuono!登場。
 (各BGMの歌手名、曲名にリンク貼ってあります。聴いてみてください)

01.Buono!のテーマ
MC(リンダリンダ)

 一曲目から「?」な状態な初聴曲。今回からお目見えした「Buono!のテーマ」。赤いサイリウムに染まる客席を前に三人が歌い踊る。いかにもBuono!らしい明るい元気なナンバー。これからのライブでも定番ソングになっていく事でしょう。
 曲が終わり挨拶。自分はこの辺りの記憶が曖昧だったのですが(苦笑)、新曲の衣装だったようです。三人は実は楽器の練習をしていて、課題曲はブルーハーツの「リンダリンダ」だったとの事。しかし、愛理が℃-uteツアーの練習で忙しく、結局お披露目はお預けとなってしまったとの事。
 これに愛理が「いや、ちゃんと出来るんですよ」とギターを弾いて「リンダリンダ」の出だしを歌い始め、サビを三人で軽く歌いました。次回は完成形で頼みますよ(笑)。

02.Take it easy!
03.MY BOY
04.ロッタラ ロッタラ
夢と現実(桃子どっきり企画)

 新しめのシングルを序盤から連発。「MY BOY」はスタンディング向きな一曲で、会場が凄い熱気に包まれ、室温上昇。Bメロのやや高速なPPPHが心地よい。
 そして、「ロッタラ ロッタラ」が、これまた予想以上にライブハウスの密封感に似合う。酸欠になりそうな圧迫されたハコに唸るギターの音色。PPPHと腕振り上げとサビの振りコピ、色々出来るのもお得気分。更に、大サビ(転調する箇所)で「歌ってください!」とメンバーが客席にマイク攻撃で大合唱。重なる楽しさを味合う曲と認識。
 続いて、先日のハロコンで新生あぁ!が歌った新曲「夢と現実」を歌うという流れに。と思いきや、桃子が途中で投げやりになり曲はストップ。三人のやりとりがネットに書き起こされていたので、それをベースにアレンジしてダイジェストにしてみました。

桃子<桃子はかわいい~(と歌い出す)
愛理<ちょっとちょっとストップ~ これ1回目もやったんですけど…予習したよね。
桃子<違うの、違うの、二人もさ、スタッフさんもさ、みんな含めて桃をはめたんです。
雅<なんでこういうことになったか説明してあげて。
愛理<これはもう随分前なんですが、まだBuono!のリーダーが決まる前にリーダーになったらどうしたいかっていうマニフェストをみんなで発表したんです。それで桃は「毎朝二人に美味しいお味噌汁を作る」と言ったのにまだ一回も作ってもらったことないんです。
雅<なので桃には罰としてこういうお仕置きをしました。
桃子<1回目終わった後にスタッフさんがさ「2回目にはもうやらない 同じことやってもつまらないから」って言ってたのにさ ひどいよ。でも私、すごくない 1回目踊っただけでもう踊れちゃった。

05.正夢(雅ソロ)
06.ジリリ キテル(桃子ソロ)
07.夏DOKIリップスティック(愛理ソロ)
VTR(DVD予告編)

 ソロコーナー。雅ちゃんは、あぁ!のデビュー曲のC/W曲。これが良かった、雅ちゃんの歌声、特に高音にうまくハマっている感じでした。雅ちゃん自身も6年前よりもレベルアップしている事がよくわかる「正夢」でした。
 桃子と愛理はベリキュー曲。これはちょっとBuono!のステージには合わないと感じました。舞美の曲を愛理が歌うという意外性は面白かったですが、間奏のダンスがしゃがんでのものだから、スタンディングだと見えない!ではなく(いや、それもありますがw)、ホームであるユニットの曲は敢えてBuono!のステージでやらなくてもいいよという事。Buono!の曲を歌うか、ここはひとつ、開演前のBGMに倣って、タイトルに「ロック」が入る曲のカバーでも良かったと思います。

 DVD予告編は、上からスクリーンが下りてきて…、そうです!今回のライブにはステージにモニタはありません。そのスクリーンにDVD「Buono! DAYS 2」のダイジェストが流れました。噂のBello!との対決は、「早食い」、「ドラム」、「椅子取りゲーム」だそうです。これぞ、仲良しバトル!熊井ちゃんがあまりバトルな感じではなく、熊井ちゃんらしくマイペースでエンジョイしている様子が微笑ましかったです。

08.ゴール
09.ガチンコでいこう!
MC
10.ホントのじぶん
11.恋愛ライダー
12.Kiss!Kiss!Kiss!
13.マイラブ
14.れでぃぱんさぁ
15.じゃなきゃもったいないっ!

 後半はまさにハイスパート。愛理がBello!向きだと言ったら、会場が否定な空気にになって愛理が凹むという展開になったMCも短めです。Buono!ライブは歌がメインなのです。
 この後半はバンドの人達(全員女性)が現れて、ガールズロックワールドを可愛く熱く展開。Buono!の衣装は黒のレザー風ノースリーブ&ホットパンツ。脚出しキター!スタッフはよくわかっているな(苦笑)。
 「ガチンコでいこう!」は改めてライブ向きである事を認識したり、「れでぃぱんさぁ」がライブだと楽しく盛り上がりになる曲だとわかったり、ガンガンノリノリになりながら、色々な事に気づいた時間帯。いや、気づいていたらしい時間帯。記憶曖昧。それは、楽しさの証明(笑)。

(アンコール)
MC(Happy Birthday to Buono! and Miyabi)
16.ワープ!

 アンコール明けのMCで桃子リーダーより、8/23が誕生した日であるBuono!と、8/25が誕生日である雅ちゃんへ「ハッピーバースデー」を歌いましょうと促され、一番がハッピーバースデーBuono!、二番がハッピーバースデー雅で場内大合唱。雅ちゃん笑顔で喜んでおりました。
 ラストは「ワープ!」で楽しく大団円。スタンディングゆえに、前方ではモッシュが起きたり、メンバーがサービスで投げたツアータオル(スタッフから手渡された未使用のもの)を奪い合うとか、色々修羅場もあったようですが、とりあえずなんとか終了しました。
 ライブの熱さは腕の痛み、ライブの暑さは汗で濡れたTシャツ、Rock'n Buono!な時間約一時間半は夏に相応しい熱気空間でした。

 そして、リーダーより、次は12月にBuono!初のツアーが決定している事が発表されました

。12/19 20 東京厚生年金会館 12/27 Zeep Osaka 12/28 Zeep Nagoyaだそうです。今から楽しみな冬の熱気空間。

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ガールズロックとハイブリッド

2009-08-21 17:45:30 | ライブ!2009
 今日はBuono!ライブ。会場はお台場のZepp Tokyo。りんかい線の東京テレポート駅に着いたら、改札前の柱にアイドリングのアルバムの広告が貼り付けてあり、「ようこそお台場へ」と書かれてありました。こちらこそ、どういたしまして。

 

 開演時間までまだ時間があるので、会場隣のトヨタMEGA WEBへ。自分もZepp公演ではいつも愛用(笑)してますが、Zeppでハロプロ公演がある時の「ヲタの待合室」なんだそうです。トヨタさんゴメンナサイ。 乗り物好きなので、早速場内を彷徨き、話題のプリウスに乗ったり、クラウンに乗ったりと、普段触れる機会がない車を触りまくり(笑)。更に、二階にあるレクサスコーナーへ行き、色々乗ってきました。やはりレクサスは造りが違う。ドアの開け閉めの音も上品。特にLS600は高級車の風格がありましたよ。 プリウスは、まあ見た目は当たり前なんだけど普通の車ですね。外見や内装がどうこうではなく、ハイブリッドである事が重要なのでしょう。

 <写真はトヨタスポーツ800>
 
 Buono!が春に行なったコンサートのタイトルが「ハイブリッドパンチ」でした。ハイブリッドとは「雑種」とか「掛け合わせる」という意味なのですが、アイドルとガールズロックのハイブリッドユニットBuono!に相応しいタイトルであり、そして今回のタイトル「Rock゜n Buono!2」で、ロック側に歩み寄った最新型Buono!を堪能出来たらいいなと思っています。  ライブレポートは次回。ご期待を。
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℃-ute 「キューティーJUMP!」 8/16夜公演~中島早貴ちゃん変幻自在~

2009-08-18 22:12:42 | ライブ!2009
 日曜日に行われた℃-uteコンサートの夜公演に行ってきました。土曜は、昨年購入した梅田えりかガッタスTシャツ(ユニフォームデザインで背中に巣番号が入っている誕生日祈念T)を着て観ていましたが、日曜はなっきぃTシャツ(忘れたくない夏ツアー)を着て参戦しました。
 では、そのレポートを今回も要点を書き並べる形式で書いてみたいと思います。

 ・グルグルJUMP
 ℃-uteコンサートで毎度お楽しみの開演前の場内BGM。今回はツアータイトルにちなんで「JUMP」がタイトルに付く曲が流れているようです。ヴァン・ヘイレンの「JUMP」、ローリングストーンズの「JUMPIN' JACK FLASH」のカバー(誰が歌っているかはわかりませんです)などが流れていました。某掲示板で、ヴァン・ヘイレンのカバーであるアズテックカメラの「JUMP」を流せとか書いている人がいて、自分も同感!と思っていたりしましたが、そういった昔のナンバーに混ざってアイドルナンバーが流れました。
 土曜は一部の観客が反応して合いの手を入れたりしていましたが、日曜日は遂に開演直前に音量大で流れました。開演直前ですから立ち上がっている人が多く、場内は普通にコンサート状態に(苦笑)。
 そんな大盛り上がりを見せたアイドルナンバーは「グルグルJUMP」byモーニング娘。です。違うハロプロ歌手の曲で開演直前に盛り上がるなんて、多分前代未聞。これから観に行く人は「グルグルJUMP」を予習して行きましょう(苦笑)。

 ・梅さんとなっきぃ
 トークコーナーは梅さんとなっきぃでした。
 梅さん「なっきぃはよく喋るようになったよね」
 なっきぃ「そうかな」
 梅さん「昔、まだ小学生だった頃、初めてなっきぃとホテルで相部屋になった時の事憶えてる?」「コンビニでお菓子や、きゅうりやお新香買ってきてさあ(会場爆笑)、部屋で食べながらテレビ見ていたんだけどね」「会話がなくて、テレビの音と、お新香をポリポリ食べる音だけが部屋に響いてね(苦笑)」「そのうちに、なっきぃがバッグの中からペンギンのぬいぐるみ取り出してね」「早貴、ペンギンさんと寝るねと寝ちゃったんだよ(苦笑)」「ペンギンには勝てません(苦笑)」
 なっきぃ「でも、この前、っていうか先日一緒の部屋だったんだよね。今はよく喋るでしょ」
 梅さん「うん。今は喋るね(笑)」

 なんか、ほのぼのトークな二人でした。なっきぃは小学生時代、梅さんがよく面倒を見ていたという話を聞くし、何しろ「なっきぃ」という呼び名は梅さんが付けたもの。この先も、いつまでも仲良し姉妹みたいな梅早貴コンビでいてほしいです。

 ・乙女COCORO
 今回この曲を、岡井ちゃん&マイマイが歌っています。岡井ちゃんはやんちゃな雰囲気でありながら歌声は優しく、マイマイは鼻にかかった割と太い声。
 この二人の声が合わさると自然にハーモニーになり、乙女な優しき音色が響き渡ります。そんな二人の歌声に聞き入ってしまうのは、自分だけではないようで、場内全体が聞き入っていました。
 コントでの明るい二人の姿とのギャップが面白いひとときです。

 ・愛は勝つ
 土曜はキーが高すぎるのでは?と思った「愛は勝つ」でしたが、日曜はキーが下がっていたようで、舞美は少し歌いやすそうに歌っていました。それでも、やや苦しさは有り、Bメロ~サビまでが特に苦しそうです。
 早く自分の歌い方を見つけてほしいと願っています。舞美は喉が丈夫とは言い難いので心配です。それでも舞美は歌い続けます。
「心配ないからね~」

 ・タップダンス
 マイマイの「私もオリジナルの早口言葉を作ったよ」と言ってタップダンスした後に、梅さん千聖に続くように促す際の「ポイっ」という言い方が可愛い(笑)。普通なら「ハイッ!」とか掛け声入れるところなのでしょうが、「ポイっ」というのがマイマイらしくて良いです。
 日曜夜公演では、デッキブラシを投げ渡すシーンで岡井ちゃんがキャッチミス。会場は「ああ~っ」という雰囲気になりましたが、すかさず投げた側のなっきぃが「ちゃんとしなさいよ」とアドリブを入れて場は和やかになりました。なっきぃGJ!先ほどの梅さんのトークを思い返すと、その成長ぶりに涙。
 そして、クライマックスの高速デッキブラシパス(と言うと雰囲気伝わりますか?)は今回も大成功。会場は大拍手。スクリーンには「四連勝」の文字。今後も成功すると書き換えられて表示されていくのでしょうか。ツアーラストまで全勝で行きたいですね。

 ・青春ソング~SHINES
 「青春ソング」のサビで「皆さん歌ってください」と煽り、サビが合唱になるのですが、もはや煽る前から「サビは合唱」という形になりつつあり、会場に歌声がこだまします。
 そして、右腕を激しく振る。続く「SHINES」ではタオルを回す。アンコール前の右腕酷使タイムです(笑)。
 「SHINES」のソロパートではコールが入ります。マイマイ~えりか~(PPPHで)ちさと。二番は、マイマイ~なっきぃ~(PPPHで)ちさと。どれも大声援ですが、特に「えりか」コールが凄い。今からこのテンションとは。みんな梅さんに様々な想いを乗せて会場にやってきているという事なのでしょう。梅さんも生き生きとした素敵な表情で歌っていました。もっと、この姿を見ていたい。

 熱く公演二日目が終わりました。「℃-ute最高」コールをしてロビーに出ると、そこは満足した表情の人で混雑していました。ツアーは、まだ始まったばかり。メンバーもスタッフもファンも疾走開始。
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今回の℃-uteツアーで感じる事

2009-08-17 21:39:16 | ライブ!2009
 昨日も℃-uteを観てきました。土曜は昼夜参加だったので、翌朝右腕が痛い(苦笑)。日曜日は夜公演のみ参加ですが、なんか体が重い。大丈夫かな自分と、心配になりながら家を出ました。「今日はおとなしく観るか」と言いたいところですが、土曜は二階11列のまったく同じ席で昼夜観るという素敵な体験をさせていただいたので(FC優先予約バンザイw)、一階席な日曜は土曜より燃えてしまうんだろうなと思いながら会場へ(苦笑)。

 そんな訳で、楽しかったコンサートの話を書きたいのですが、日曜夜公演の話は次回記事に書きます。週末のコンサートを見て、思った事をまず伝えたくなったのです。そんな訳で今回は、
「これから観に行く人」、「観に行くべきか悩んでいる人」、「行きたいけど予定がない人」向けに、今ツアーについて私が声を大にして言いたい事を書きます。


 土曜日の公演を観た段階では、なるべく冷静にレポートしようと心がけながら記事を書きましたが、日曜日公演を「矢島舞美リーダー並に大汗をかいて」観た今、あえてツアー二日目で宣言します。
「今回のツアーはハロプロのコンサートを語る上で、後に語り続けられるツアーになる」
 ツアー二日目で言うか!と思われそうですが、なんか尋常ではない空気感を既に感じています。卒業メンバーがいるツアーだからというエクスキューズは抜きに、今回のツアーはメンバー、スタッフ、℃-ute関係者の意地みたいなものがほとばしっているように感じられました。
 それは、「メンバーが一人欠けてパワーダウン」していない事を証明するため。「ツアーが終われば更に一人欠けるが、パワーダウンの心配は無用」である事を証明するため。
 それでいて、卒業していく梅さんの存在感をWax Waxで見せていくというテーマにも取り組むという、「6人℃-ute最高」と「残った5人でも最高」という矛盾したテーマに取り組んでいるのが今ツアーなのです。

 そんな今回の内容はと言えば、セットリストは前半から飛ばし、本来は終盤に歌われる盛り上がりナンバーを出し惜しみせず前半に披露。
 スパートし過ぎて、観ている側がフラフラにならないように(苦笑)、キューティーガールズコント、梅さん舞美なっきぃの内から二人が語るフリートーク、タップダンスコーナーと、観て楽しむコーナーが用意されています。
 このうち、フリートークとタップダンスの寸劇では、梅さんの存在感とスキルが惜しげもなく発揮されています。観た人は、
 「ああ、こんな存在感ある人が辞めてしまうなんて」
と、名残惜しくなる事確実。
 しかし、キューティーガールズコント、タップダンスコントでは、岡井ちゃんとマイマイが可愛く素敵な存在感を発揮して、これからの℃-uteを提示してくれています。「℃-uteは愛理だけじゃない。みんな凄いんだよ」というメンバーの心の声が聞こえてきそう。梅さんも安心して新しい道に旅立てるように、年少メンバー魅せます。

 過去を思い返せば、ハロプロ関係のコンサートには、いくつかターニングポイントになったツアーや公演があります。その一つが、2003年秋と2004年春に行われたモーニング娘。さくら組&おとめ組ツアー
 当時、大会場開催が基本だった娘。コンサート。地方のホールでも娘。を見てもらおうと、グループを二つに分けて全国を回りました。
 それまでは大会場で、一人一人のお客さんの視線などを意識して歌う事など、あまりなかったであろうモーニング娘。が台本に用意されたパフォーマンスだけでなく、臨機応変にステージから客席を煽るようになったコンサートでした。

 単純に言いきってしまうと、今のハロプロ関係のコンサートは、この時のさくらおとめツアーのスタイルを今でも続けています。合間に入る寸劇やコント。それはあくまで、ファンを楽しませ、メンバーとファンを休ませるための余興タイム。確かに、ヲタ的視線で観る分には面白いけれど、それらの寸劇やコントは真剣に語られるレベルではないのも確か。気軽に楽しむためのものです。
 それはそれで悪くはないけれど、そのスタイルを2004年春から五年も見続けていれば飽きてきても不思議ではありません。さすがエルダー系は、メロン記念日松浦亜弥さんなどは、ワンダ系のスタイルとは違う方向を向いており、さくらおとめフォーマットなコンサートはやっていません。

 今回の℃-uteツアーは、見慣れてきたさくらおとめフォーマットではない新機軸へ向かい始めたコンサートだと私は感じました。
 ヨゴレ、おバカキャラなどのあちこちに氾濫する笑いの道を℃-uteは選ばず、合間のコーナーを作りました、
 間や動きで笑いをとれる岡井ちゃんの芸。話の面白さで笑いをとれる梅さん。それは時代の流れには乗っていないからテレビ番組からオファーが来る性質のものではないかもしれないけれど、地に足が付き始めている事を感じる出来映えでした。
 そして、今まで継続してきたタップダンス。ついに、そのタップダンスの動きで笑いの要素まで入れられるようになり、小道具も使ってパフォーマンス出来るようになってきました。
 更に、小道具を使った曲芸を披露。もはや、℃-uteの余興タイムは単なるお休みタイムではなく、歌を観ている時と同様に観客もメンバーも気の抜けない真剣勝負な時間帯になったのです。さらば、さくらおとめフォーマット。今までありがとう。
 演者がハードなセットリストと出し物を魅せていけば、自然と客席の空気も変化していく筈。今からそれが楽しみです。

 ℃-uteが打ち出した新機軸。まだスタートしたばかりで改善点は色々思い浮かぶけれど、始めていくという事に乾杯。
 そして、これを受けて他のグループが今後どういう風にコンサートを作り上げていくか?そこにも注目したいです。特に、モーニング娘。が秋ツアーをどう魅せるか?先輩グループの意地で更に新しい提案を作っていくのか?とても興味かあります。

 ℃-uteメンバー、℃-uteスタッフのプライドを見せてもらった気がした二日間。週末明け、私は早くもコンサートの余韻にやられまくっています。体の痛みとともに。
 この感触、観に行った人なら、わかっていただけますよね?(苦笑)
 しかし、次の℃-uteコンサートは来月。しかも、自分が行く「予定」の市川公演は9月12日。間が空き過ぎる…。

 ℃-uteが好き、℃-uteに興味がある、そんな人達には一人でも多く観てほしいツアーです。でも、どうしても行けないという人のために、このツアーのコンサートDUDも今までのDVDと違う新機軸を見せてほしいと思います。ただし、Buono!みたく、その分値段が高くなるのは出来たら勘弁してください(笑)。

 次回は、日曜夜公演を少しだけ詳しくレポートしたいと思います。

 ※お知らせ
 報告が遅れましたが、当ブログに新たに、Jasmine029さんのブログ「若葉 春の風~BK MUSICA~」を追加いたしました。ハロプロの応援ブログです。楽しい文と豊富な画像でハロプロの今をお届けいているブログです。よろしくお願いいたします。
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℃-ute 「キューティーJUMP!」 8/15夜公演~舞美ちゃん危機一髪~

2009-08-16 10:15:50 | ライブ!2009

 昨日から始まった℃-uteツアー。始まったばかりなので全面ネタバレはせず小出しに行きます。

 そんな訳で夜公演。

 ・キューティーガールズ復活
 先月発売されたイベントVがキューティーガールズの修行に関するものだったという前フリはあったものの、まさかのコンサートでの復活。しかも、青春ドラマコント。岡井ちゃんより岡井少年が好きな人は必見。カッコイイよ岡井君。
 ただ、内容が昼と夜同じなため、ツアーの終盤まで客席を引っ張れるか心配。少しずつアドリブを入れてくるかもしれません。
 ちなみに、序盤から激しい曲が続く今回のセットリスト。コントに夢中になり、ここで給水タイムを摂る事を忘れたりしないように注意。

 ・梅さんトーク
 梅さんを中心にペアトークするコーナー。昼はなっきぃとコンビ。梅さんの髪は何故綺麗なのか?という話題。梅さんは「先にリンスをする」という技を発表。これは新発想。皆さん早速実践しましょう。
 夜は舞美とコンビ。梅さんの「舞美には色々迷惑を受けている」という発言。以前、スタッフにBerryz工房のコンサートを観に、℃-ute(という名前がまだ付いていない頃)全員が連れていかれた。終わったあと、みんな悔しさで大泣きしていた。その時、舞美が泣きながらティッシュをリボン結びしていたのを見て、ついつい笑ってしまった。それをスタッフに注意された。まるで私は悔しがっていないみたいに思われてしまった。と梅さん。
 それを受けて舞美は「でも、好きなんでしょ?」「矢島の事好きなんでしょ?」
 ああ、やじうめフォーエヴァー。

 ・タップダンス
 今回のタップダンス(ついにシリーズ化?)は、梅さん岡井ちゃんマイマイによる早口言葉タップでスタート。衣装はメイド服(笑)。途中から他三人がデッキブラシを持って登場。そのデッキブラシを使って二人ずつが「掃除しなさいよ」と投げ合って受け取る、つまりジャグリングを披露。
 そこから「That's The Power」に移行、早口言葉タップと、デッキブラシタップを合間に挟み、クライマックスで複雑なジャグリングを魅せるという流れ。夜公演では、このジャグリングの前に舞美のマイクセットが外れたらしく、なっきぃがフォローしたものの上手くいかず、慌ててスタッフが誘導して舞美は舞台袖に。ジャグリングは人数が欠けたら出来ないだろうと思われ、場内騒然とするものの、舞美は間一髪間に合って無事成功。昼公演以上の大拍手が起きました。
 このコーナーは結構見応えがあり、今回のツアーのオススメポイントのひとつです。梅ちさまいの早口言葉タップも笑いに包まれていました。タップで笑いも取れるようになってきたのも成長の証。

 ・タオル回しと合唱
 今回も「SHINES」でタオル回し。前ツアーでは大サビのみでしたが、今回は全編サビで回します。これは大好きな演出ですが、そろそろ二年ぶりに「メンバー別マフラータオル」を新たに販売してほしいです。未だに、二年前のツアーの赤いタオルを持参している自分です(苦笑)。
 合唱。今回は「JUMP」での合唱はなくなり、前ツアーでもやっていた「青春ソング」と、新たに開始された「SHINES」の大サビ「WOW WOW~」。合唱自体も会場の一体感を表現出来る演出で良いと思います。こうやって対象曲を少しずつ変えていくのも賛成。

 初日公演はこうして無事終了いたしました。実は舞美の喉が少し心配ですが、「心配ないからね~」と歌っていますから心配しないでおきます。

 セットリスト
http://d.hatena.ne.jp/alpha7/20090816

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℃-ute 「キューティーJUMP !」8/15昼公演~各メンバーの初日~

2009-08-16 00:14:58 | ライブ!2009
 8/15から℃-uteツアーが始まりました。初日は東京厚生年金会館。この会場を℃-uteがコンサートで使うのは二年三ヶ月ぶり。初日の緊張感を各メンバーがどう迎えたのかを今回は書いてみたいと思います。コンサートの詳しい内容などは、ツアーがまだ始まったばかりなので控えめに書いていきたいと思います。

萩原舞
 先週のハロプロコンサートを病欠したマイマイ。今日はなんとか元気に頑張りました。声も伸びているし、動きも軽やか。コントも面白く、そして「タップコーナー」の早口言葉が可愛い。今回は彼女のお茶目な面が生かされた内容だけに、マイマイのためのコンサートと言えなくもない。マスコット的可愛さをフルに発揮させるマイマイは素敵。

岡井千聖
 また髪を短くしてからの岡井ちゃんは、とてもラブリーでキュート。この日一番可愛かったメンバーと推薦状贈呈気分。

鈴木愛理
 この日一番圧巻だった歌は、愛理が一人で歌う「残暑お見舞申しあげます」。いい表情を作って、高音低音をバランスよく発声。ようやく、愛理が感情移入出来る持ち歌が誕生した。今日は愛理記念日。

中島早貴
 なっきぃは春ツアーでは舞美レプリカな風貌だったけれど、今回は二階席から観ていると愛理みたいに見えたりもした。そんななっきぃは、デコ出しはしなくなったのはガチ。 そろそろアイドル力Maxに開花。

矢島舞美
 雨は降らず快晴でも、舞美は汗を流しながら力強いフットワーク。ただし、ソロコーナーの「愛は勝つ」はちょっとキーが高いようで苦戦。
 無事に喉を壊さず最終日を迎えてほしいものです。

梅田えりか
 客席からの声援が過去ツアー最大級。名残惜しくありますが、梅さんの活躍を記憶にしっかりと焼き付けたいツアー。でも、コントコーナーを観ながら、こういう三枚目キャラ出来る人は強いと、改めて感じるのでした。

 次回の夜公演編はもうちょっと内容に触れてみたいと思います。
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安倍なつみ 2009夏ツアー「~やっぱりスニーカーがすき!~」 8/1東京(夜)を観ての感想

2009-08-06 21:54:50 | ライブ!2009

 人という者はショックな出来事があると記憶が飛ぶらしい。らしいというのは、そういう経験がないほど記憶力に多少の自信があるからですが、あまり日にちが経ち過ぎると、更にショックな出来事が訪れて記憶が弾け飛んでしまいそうなので、記憶のしっかりしているうちに今回の記事は安倍なつみさんコンサートの話題。梅さん卒業発表の日に行われました。

 ・バックバンド
 なっちのコンサートにはバンドさんが付いています。東京公演ではスペシャルという事でバンドさんの人数が、ツアー時通常の3人から途中曲で7人に増えました。なっちがバンドメンバーを紹介する時は、ただ名前を紹介するだけではなく、最近のエピソードなども添えています。
 パーカッションが女性の方なのですが、バンドのオジサマからユンケルを勧められていたとか、ちょっとした小話を挟めるなっちの姿を見ていると、なっちもバンドの一員なんだなと思います。
 いっそのこと、バンド名も付けて「安倍なつみ&○○」みたいなアーティスト名でツアーしても良いのでは?と思えるほどアットホーム。親子の会話みたいな微笑ましさに溢れたバンドさん達とのトークは、観ているこちらもニコニコしてしまう魔法の団らんタイム。

 ・トーク
 安倍なつみコンサートの楽しみの一つ、それがなっちトーク
 なっちは昔からそうですが、話ながら笑ってしまう人。オチを先に思い浮かべて自分にウケちゃうタイプ。
 笑いながら、「バスに乗っていたら運転手さんが変でね(笑)。」と話す姿はスマイルのコンボ攻撃。
 オチを聞いてしまうと、何故そこまで笑えるんだろう?と思えるけれど、それはそれでいいのです。それがいいのです。
 オチは、「ハイテンションでバス停名を告げていた運転手が、突然テンション下がりぎみになり、終点近くになったら、次は権之助坂~みたいな感じでまた元気になった」という話。
 なあんだとガッカリしました?これを、あのなっちスマイルで話しているところを想像してみてください。楽しそうですよね(笑)。
 なっちトークは魔法の天然添加物。病みつき注意。

 ていうか、なっちはバス通勤なのかと、そっちに驚き。最近、路線バスに乗るのが好きだそうです。自分と気が合いそうだ(苦笑)。権之助坂と言えば目黒通り。昔、権之助坂を通勤で毎日歩いていた自分は更に親近感。

 ・歌
 なっちは相変わらず優しい歌声を力強く聴かせてくれました。力強さは、舞台経験の賜物であると確信しています。

 「安倍さんは表現力豊かで尊敬しています。安倍さんみたいな表現力のある女性になりたいです。(鈴木愛理)」

 自分は、なっちの歌が良いなあと思える瞬間は二つあって、一つは「歌で演技を感じる時」。愛理が憧れる「表現者安倍なつみ」を感じる瞬間は、歌の世界に入り込んだなっちが、歌の中の主人公と同化した時。その一瞬にゾクゾクするのです。
 そして、もう一つが「歌声に感じる憂い」。明るい歌でも、悲しい歌でも、なっちの歌声には独特の憂いがあるのです。笑顔とのギャップにソワソワするのです。

 ・微風と空
 オープニングを飾った「微風」。一番が終わるだけで場内拍手。この曲は、そんな会場の一体感以上に、ヴァイオリンとなっちボーカルの繊細なハーモニーが一番の見所。その音色は、大きすぎず、小さすぎず、まさに微風。

 エンディングの「空 LIFE GOES ON」。これを観たくて観に行ったと言っても過言ではない、自分自身にはハイライトシーン。

 ~離ればなれになれど空は続いてる 回り道、寄り道、全てを繋ぐこの道~

 コンサート中にネットやったりする事は当然ないので、梅さん卒業の事は後から知ったわけだけれど、まるでこの日のための歌に思えた。そして、いつもの言葉が頭に浮かぶのでした。
 なっち ありがとう!

微風
 http://www.youtube.com/watch?v=9RB55JiqsU8&fmt=18

空 LIFE GOES ON


 セットリスト
01.微風 
02.甘すぎた果実
- MC -
03.ちょっとずつね。
04.スイートホリック
- MC -
05.森へ帰ろう (2008/山本コータロー&ほぼウィークエンドのカバー)
- MC -
06.やんなっちゃう
07.小説の中の二人
08.息を重ねましょう 
 instrumental (バンド演奏、衣装チェンジ)
09.くちびるで止めて
- MC -
10.だって生きてかなくちゃ
11.ザ・ストレス
12.OLの事情
- MC -
13.さよならさえ言えぬまま
14.夕暮れ作戦会議
15.大人へのエレベーター 

encore
16.あなた色
- MC -
17.恋にジェラシー申し上げます
18.空 LIFE GOES ON

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