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フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

超小型カメラとトレーディングシール

2006-02-27 21:13:21 | 写真とカメラ

 土曜日(2/25)、新宿のミノルタフォトスクエアに、カメラの点検と修理を依頼してきました。
 ミノルタによる修理受付は三月いっぱいで終了し、四月からはソニーが引き継ぐ事になっています。修理・検査を行う委託業者は変わらないらしいという話も聞きますが、やはりソニーによる新体制がどこまで受け付けてくれるか不安もあり、所有品のうち、ちょっと昔の機種で不調のカメラを持って行きました。元気になって手元に戻ってくる事を楽しみにしています。

 ミノルタでの用を済ました私は、新宿西口の中古カメラ屋巡りを開始。昨今のデジカメの新機種のサイクルの早さに辟易しつつある私は最近、古いカメラを買ってリバーサルフィルムで撮影し、スキャナでパソコンに取り込んだ方が写真趣味としては楽しい!という結論の下、1960~80年代くらいの機種をいろいろ物色しています。
 デジカメの手軽さも肯定していますので、操作性が良くレンズ描写の良い(これが案外難しい)コンパクトタイプを一台買い増ししたいなと思っています。
 とは言うものの、趣味というのは手軽さが一番大事などというようなものではないので、こうして店にやってきて眺めるのは大体が昔のカメラばかりです。

 何店か回って、今日はこの店で終わりにしようと思い入った店で、珍品を見つけました。「ミノルタ16P」というその超小型カメラは、上の掲載写真でおわかりいただけるように、大きさは相当なコンパクトさです。
 実はこのカメラ、16mmフィルムという今では入手困難なフィルムを使っているため、実用性はゼロに近い。したがって、値付けも妥当に1,525円でした。
 レンズにカビがあるものの、コレクションとして買う分には充分という訳で、結局買ってしまいました。実は、別な店で「取説および専用ケース付き8,000円」というのをネットで発見し、見に行ってみようかなと思っていたので、付属品は付かなかったものの予算的には安く済みました。

 実用性無視、コレクションのためだけの買い物をしたあと、友人とハロショ渋谷店で合流。私は写真9枚(愛、ガッタス梨華美貴、なちかお2ショット、友理奈、桃子、雅、ベリの2ショット&3ショットものなど)に、発売されたばかりのトレーディングプリクラ風シール3枚を購入。
 友人はそのトレシールを5枚買って、早速喫茶店にて結果発表会。
  紺野(^^;) 飯田さん  吉澤さんと、娘。新旧リーダーを引き当てました。
友人 稲葉(…) 大谷(……) 岡田 清水 須藤

 友人、佐紀ちゃんに茉麻とベリメンを2枚出したのに、他三枚がネットオークションで売り捌くのが困難(らしい)なメンバーなので落胆の色を隠せません。結局、私の吉を岡πに交換しましたが、慰めになったかどうか…。
 改めて、トレ物恐るべし。やはりジョーカー混入率は今回も俄然強めでした。そして、プリクラ風と謳っておきながら肝心のシールは、貼りたい部分を自分で切って貼れ!というセルフサービス仕様である事に後から気づき、こんな実用性のかけらもない代物を買っている自分に苦笑してしまった土曜の夕方でした。

 趣味というものは時として、実用性などという枠組みから大きく逸脱していき、それを楽しめるかどうかで、自分とその趣味とにある思い入れの距離感が試されるものなのでしょう。 

  今回のBGM  西新宿で逢ったひと / 前田有紀

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ミノルタカメラとの思い出

2006-01-21 23:17:33 | 写真とカメラ

 この日がやってくる事は、なんとなく感じていた。「コニカミノルタ写真事業撤退」!
 今やカメラは、銀塩フィルムカメラからデジタルカメラの時代。旧来のカメラメーカーのほとんどが苦戦している。カメラは家電メーカーが作る時代へと、既に移行が進んでいる今日この頃、ニコン銀塩大幅縮小に続いてショックなニュースだった。特に、自分はミノルタのカメラとデジカメを多数所有するほどのミノルタ党なので、そのショック度は尋常ではない(涙)。そんなブルーな気分を和らげるために、ミノルタとの思い出話を書いてみます。ちなみに、コニカブランドも消滅する訳で、こちらも少なからずショックです。では、少々長めな思い出話にお付き合いください。

 私が初めて使ったミノルタは、110フィルム(ポケットフィルムとも言われた眼鏡型のカートリッジのフィルム)カメラ「AUTO PAK 460T」というカメラだった。このカメラを持って、子供の頃にあちこちに出かけた。中学の頃、青春18きっぷを使って、母親の実家のある新潟に鈍行一人旅をした時も、このカメラを持って行った。私にとっての初代旅カメラである。

 時は経ち平成の世になり、自分にとっての初めての関西旅行に備えて買った「マックテレ」というコンパクトカメラは、私にとってかけがえのない旅のパートナーとなり、北は北海道稚内、南は鹿児島指宿へと、全国で大活躍した。氷点下二桁の冬の北海道でもノントラブルで使えた素晴らしい相棒だった。実は過去に二回ほど落下させており、特に昔福井に行った時にホテル前で落とした時には、ボディの上蓋が取れたりしたが何事もなかったかのように動いたタフなカメラだ。その時の傷は今でも残っている。ただし、巻き上げ不調で現在は隠居の身である。
 マックテレは、写りがコンパクトカメラとは思えないほど良く、家族や友人にも写真の出来は好評だった。野暮なデザインや、今となってはコンパクトと言えない大柄のボディなのだが、一眼レフばりに大きいグリップや、明るいレンズ(F2.8)など、実用本位な部分に力の入った良いカメラだった。実は、ミノルタと提携していたライカ社が、ライカブランドと別な名前でマックテレを販売していた事は、数年前に知った。

 私の最近のよく使う愛用一眼レフは「α-507si」。見やすいファインダー、アナログ感覚な設計で使いやすい操作ダイヤルとレバー類。程良い大きさで持ちやすいボディ。デザイン的には目を惹く要素は少ないけれど、使い勝手が大変良いカメラです。中古で一万円台前半で買えるので、一眼レフを始めてみたい人に是非オススメします。
 私はよく海の写真を撮りに行くのですが、プラスチックボディのα-507siは錆びの心配も基本的になく、機動力のある一台として、現役で活躍中。

 去年の6月中旬、旅用に軽い一眼レフを!と思い「α-Sweet Ⅱ」を買った。軽いのに、信じられないほどに詰まった高機能高性能の、スーパーな一台。まだ、あまり一緒に出かけてないので、これからマックテレの分まで旅の思い出を作りたい。

 このブログの掲載写真のほとんどを撮影しているデジカメ「ディマージュXi」もミノルタ。ポケットに入る小さいボディ、使用時にレンズが飛び出さないようになっている設計は「散歩カメラ」に最適。このデジカメを持って、2004年は京急沿線の町や海山の風景を四桁枚数撮りました。現在、800万画素で手ブレ補正機能付きの「ディマージュX1」という後継機が出ているので、手が伸びそうな今日この頃。

 既に、手元には二桁に達するミノルタカメラ&デジカメがあるというのに、まだまだ欲しいカメラは少なくない。今後、購入リストに挙がっているのだけでも、
レンジファインダーカメラでは、35Ⅱ、ライツミノルタCL、CLE(ある雑誌での復刻して欲しいカメラ特集で、ニコンやライカの名機達を押さえ堂々の一位に輝いたカメラ)。
マニュアル一眼レフでは、SR-1s、SRT-101、XE、XD。
AF一眼レフでは、α-8700i、α9-xi、α-9。
 この他にも、二眼レフのミノルタオートコードまで欲しいなとか思っている、完全なミノヲタです。
 レンズをガラス溶解から自社で作れる技術を持ち、レンズの良さに定評のあるミノルタ。でも、今後は他社のカメラも考えないとマズイんだろうなと不安な今日この頃。さしずめ、ニコンあたりが良いのかなとか。

  今回のBGM  NOT FOR SALE / 谷村有美

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