フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

年末年始を楽しい企画で

2010-11-01 22:09:08 | ハロプロ2010
 11月になりました。少しずつ冬の足音が聞こえてきて、気がつけば年末。そんな感じになりそうです。秋はいつ来ていたんだ?と言いたくなるくらい、短い秋な2010年。
 この時期になると以前ならば、紅白ら年末の賞レースやらがハロヲタ的には気になり始めたものです。今年ならば、スマイレージは新人賞獲れるか?みたいな感じで。
 しかし、何故かそういう気分にはならない(苦笑)。多分、一つくらいは新人賞戴けるのかもしれませんが、正直期待が高まる売上でもないのも事実。大体からして、貰えるとしてどの曲で受賞になるかをイメージ出来ない。こういうのは後ろ向き過ぎる感覚なのかなとは思いますが、そう思います。
 まあ、ハッキリ言ってしまえば今のハロプロは賞レースだの紅白だの言っている前に、やるべき事が山積みな気がします。まずは「立て直し」をしなくてはいけません。外の世界を気にする前に、内側をなんとかしなくては。個人的には、どこか外部からヘッドハンティングをして連れてきた人をCEO(最高責任者)にするくらいの組織改革を望みたいです。
 日本マクドナルドがアップルコンピュータ日本法人のトップだった方をヘッドハンティングしてCEOに迎え入れ、その方が来てからマクドナルドは一気に業績を伸ばした。アップルでiMacを始め、Macの売上を上向きにした方が、今度はハンバーガーのマックの売上を上向きにした。駄洒落みたいな本当の話です。意外性のある人事、行われないでしょうかね?無理ですかね。

 もう何度も書いてきましたが、他のアイドルは今どこも色々と試行錯誤をしています。みんな人気を上げるために様々な方法を考え、サービスを上げて、楽曲も良くしようと趣向を凝らし、イベントも楽しんでもらえるよう工夫しています。
 ハロプロもそうであるように、他のアイドルもそれぞれに問題は抱えています。AKBにもいくつも問題点があるし、アイドリング!!!や、ももいろクローバーだって同じ。でも、応援している人はそれなりに不満よりも楽しさが上回るように出来ています。それはやはり企画力であったり、行動力が感じられるからなのでしょう。

 ハロプロはあまり動かず、既定路線で行く事を良しとしている感じがあります。イベントやツアーも同じようなパターンで開催されています。ただし、カレンダーに合わせて毎年同じような流れで活動をするという事は、安定や安心感がある事と引き替えにマンネリを生みます。安定を求めるなんて、上手く回っている者がやる事だと思いますが。
 私は、どうせ紅白に選ばれないのならハロプロはカウントダウンライブをやればいいのにと、去年くらいから思ってきました。モーニング娘。のメンバーも成人ばかりになったから深夜の仕事もしやくなった。そこにOGも加わり大晦日から元日へのカウントダウン。21時までは普通にハロプロコンサートにして、スマイレージ、真野恵里菜、℃-ute、Berryz工房と出演していけば良い。休憩時間を挟んで、22時からカウントダウンライブ開始。歌は勿論、トークも長めにして楽しく除夜の鐘を迎える。そんなコンサートを、ハロプロのホーム的な会場である中野サンプラザで開催すれば楽しいだろうなと思っていました。
 大晦日にカウントダウンライブなんかやったら正月のハロプロコンサートはどうするのだ?という事になりますが、正月コンサートのやり方を変えればいいだけの事。大晦日のコンサートの内容を正月コンサートのセットリストをベースにしたものにしても良いですね。
 紅白はAKBに任せればいいのです。今年はもしかすると「アイドル戦国時代枠」みたいな企画枠があるかもしれず、そこにスマイレージが選ばれる可能性もあるかもしれませんが、中野と渋谷(NHKホール)なんとか移動可能ではないかなと思います。なんで今年辺りからそういう新しい企画として大晦日コンサートをやらないのだろう?マンネリ打破を試みてほしい。そう思っていました。正月コンサートのFC優先予約の申込がやや遅めだったから、正月コンサートがなくなる、またはやり方が変わる?大晦日コンサート来るか?と期待をしたりもしました。

 そんな期待は儚く消えました。でも私は大晦日は中野サンプラザに居る事と思います。カウントダウンライブというものに参加するのは初めてです。それがハロプロではなかった事が残念でありますが、現在の女性アイドル界をよく表している結果だなと、妙な所に感心をしているのでした。
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売れる音楽 普通の音楽

2010-10-22 22:40:35 | ハロプロ2010
 モーニング娘。のコンサートのレポートを三回に分けて書いてみました。いかがだったでしょうか?現在のモーニング娘。のコンサートには、ハロプロの今が詰まっていたように感じます。トークである程度の笑いはとっていましたが、基本的に楽しむ箇所は歌であり、ダンスである。そして、その歌とダンスにかなりの手間を掛けてステージを作っていたように思います。

 先日、某掲示板にAKBヲタだけどこの動画を見てハロプロにゾクゾク来たとかいうスレッド(正確なスレタイは忘れました)があり、開いてみたらその動画とは「グルグルJUMP」の事であり、しかもその動画を見ながらAKB好きな者達が「何これ(笑)」と貶す流れになっていたので見るのをやめました。
 何が「何これ(笑)」なんだコノヤロと言いたいところですが(苦笑)、まあ今の普通過ぎるほど普通の大衆音楽に変化したAKBを評価しているタイプの人から見れば、確かに「何これ(笑)」なんだろうなと諦めます。何故ならば「グルグルJUMP」は大衆の方を向いて作られた音楽ではないもの(苦笑)。現場にて観た事のある人ならば理解してもらえると思いますが、この曲はコンサート会場でメンバーと一緒になって「踊る阿呆に見る阿呆」になるやめの曲ですから。

[HD LIVE] Hello!チャンプル - 「グルグルJUMP」「ピリリと行こう!」


 ハロプロの音楽ってパッと見のわかりやすさはないですよ。これはかつてモーニング娘。が大ヒットしていた時代から変わらない。歌詞や音に色々仕掛けがあって、何度か聴いているうちに「ナルホド」と理解できてハマっていく。そんなタイプの楽曲が割と多い。これって大衆音楽として売っていくためにはマイナス要素ではあります。わかりやすさが足りないというやつです。
 その「わかりやすさ」というものを最大限に押し出して、むしろわかりやすさを前提に作っているのが最近のAKBソングです。そりゃ売れますよ。大量に買われるために、大量に買われるような曲を作っている。コンセプト作りに長けた構成作家が作詞している訳だし。
 それをやってきていないハロプロは同じ土俵に上がるのは基本的に諦めている。というか、AKB出現以前からそういう土俵に上がるつもりはない訳です。例えば、エイベックスサウンドと一線を画してきた歴史もあります。
 ハロプロは、そういう大衆音楽をあまり聴かない人のための音楽なんだと自分は昔から思っています。

 '90年代くらいからでしょうか、邦楽はカラオケで歌われる事を重視して作られてきた流れがありました。歌いやすさ、歌詞も含めてサビで盛り上がる作り。妙なヒネリは要らないという作りです。
 自分はそういうワンパターンな押しつけのわかりやすさが嫌で、一時期邦楽への興味を失くしかけていた時期がありました。そういう自分には、モーニング娘。の楽曲を知った時はその作りを新鮮に感じたものです。音楽評論家兼ミュージシャンの近田春夫氏も雑誌の連載で、「つんく♂がモーニング娘。や松浦亜弥で、小室サウンドなどの既存の邦楽の売れるフォーマットに風穴を開けたのは意義があった」と以前書いていたと記憶しています。自分もそう感じています。

 アイドルポップスというものは、ある程度自由で多彩で良いと私は思っています。勿論、普通の事を普通に歌ったアイドルポップスもあって良い。ポップスとは大衆音楽である訳ですから、その道も正しい。今のAKBもアリだと思います。
 でも、その普通こそが正道であって、他は邪道というのはアイドルポップスに於いては違うと断言します。「グルグルJUMP」みたいな曲を楽しめない人はアイドルポップスを楽しみきれていないとも思う。
 勿論、出来映えに対する疑問、曲調に対する好みからイマイチに感じるという意見ならわかります。ただ、こういう音楽をやっているハロプロはダメだなどという訳では決してない。それを言いたいです。
 自分は夏にスマイレージや真野ちゃんや℃-uteのシングルを批判しましたが、発売するタイミングや、しっかりしたコンセプトが感じられるならアリとも思っています。いずれも曲自体は酷いという訳ではなかった。
 ただ、タイミング的に悪かった。ハロプロ以外のアイドルを見渡せば、AKB以外のアイドルはなかなか楽しいコミカルソングをシングルでリリースしている。AKBだって渡り廊下走り隊はなかなかユニークなシングルを発売していたりした。
 そういう流れでハロプロもコミカル路線をリリースするなら、よく練って出してほしい。それに尽きます。

 では肝心の出来映えはどうなんだろう? 最近のハロプロに関してはそこに疑問を感じている人も多いかもしれません。
 でも、この一年くらいに色んなアイドルポップスを聴く機会に恵まれましたが、ハロプロが特に劣っているという訳ではないという事にも気づきました。むしろ、最近のモーニング娘。のアルバムやC/W曲みたく、或いはBuono!のアルバムみたく粒揃いな感さえあります。
 つまり、音楽的に見た場合は実は女性アイドル自体が既に頭打ちなジャンルなのではないか?などと最近疑い始めています。
 そうなって来ると、人気の安定のために浮動票より熱狂的ファンの数が大事になってくるのではないか?そういう層を取り込むには普通に分かりやすい音楽よりも、聴いていくうちにツボにくるタイプの音楽をやっている者が強いのではないか? これはアイドルに限らない、音楽業界全般に言える話です。ハロプロ擁護するにしても強引過ぎる?そう思われてしまいそうですが、そう思うのです。
 しかし、チャートを見てみれば売れているのは、普通の歌を普通に歌っているAKBや嵐なんですが、嵐だって昔は今より幅広いジャンルを歌っていたし、AKBもデフスター時代はそうだった。敢えてB級路線で行く潔さもあった。でも、それでは売れないから路線を変えてどちらも成功したのだ。問題はまったくない。売上を得るためには、普通を普通にするのが一番。そうなるのでしょうか?

 結論は出さないでおきます。ちなみに、私はSMAPのベストCDを持っていますが、SMAPソングでは「世界で一つだけの花」や「夜空ノムコウ」より、「ダイナマイト」「$10」が好きな人間なのではあるんですが(苦笑)。
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アイドルバラエティのあり方

2010-10-10 22:20:30 | ハロプロ2010
 昨夜から日テレで「アイドルちん」というアイドル番組が始まりました。ももいろクローバー、中野腐女子シスターズ、Tomaton' Pine、グラドルの方々四名(元アイドリング!!!1号およびリーダー加藤沙耶香さんもいました)の計20名がレギュラー。第一回目という事で見てみましたが、内容的には今一つ。30分を「だるまさんが転んだ」で費やすとか勿体無い。完全にアイドルのキャラクターに頼った作りで、困った時はセクシーショットという安易さ。それでいて、番組の主導権は芸人にあるという内容。せっかく、ももクロちゃん初の地上波レギュラーという事でアイドルヲタに注目されていた番組だったのに、ちょっとターゲットを見誤った感がありました。

 番組公式サイト
http://www.ntv.co.jp/idolchin/

 今、AKBの影響で十代のファンが女性アイドル現場に目立つようになってきました。ももクロちゃん現場もそうだし、スマイレージが先週行なったイベントも観覧無料という参加しやすさもあって学生年代のファンが多かったと聞きました。
 そういう時代の空気を掴んで、その年代のアイドルファンもターゲットに含めたアイドル番組を作らなければいけません。深夜だからお色気的なものもあれば視聴者が喜ぶだろうなんて、制作サイドはアイドル人気のリサーチ不足。十代の女性アイドルファンには女性ファンが多い。かわいらしさを前面に押し出しつつ、面白さもガンガン出していく。勿論、主役はアイドル達です。芸人ではありません。

 今に思えば中高生は勿論、小学生から大人まで楽しめた昔のハロモニは良かったですね。ハロモニが面白かったのは、モーニング娘。によるモーニング娘。のための番組であった事。主役はモーニング娘。だった訳です。アイドルバラエティはそういう風にアイドルが主役でなくてはと思います。
 AKBの番組は、(評判ほどには自分は面白いとは思わないのですが)ちゃんとAKBが主役ですね。MCの芸人はいるけれど必要以上には目立たない。AKBメンバーが目立つように配慮されています。視聴者はAKBを見たいのだから、これならストレスなく楽しめます。
 そのAKBINGO!がアイデアを参考にしているんじゃないか?という声もあるアイドリング!!!も、MCとして芸人と女子アナを置いていますが主役はアイドリング!!!メンバー。MCのバカリズム升野さんは話を振ったり繋いだりの役目で、オチどころはメンバーで落としています。そうする事でメンバーのキャラが伝わりやすくなります。
 アイドリング!!!を見ていて感じるのは、メンバーのリアクションやトークへの絡み方。この辺りはスタッフの教育がしっかりしているのか、全員の意識がまとまっていると感じます。
 そんなアイドリング!!!の地上波放送が来週の放送からネット局が三局(北海道文化放送、東海テレビ、関西テレビ)増えて、従来のネット局と合わせて全国規模のネットになるそうです。
http://blogz.fujitv.co.jp/idoling/index.html

 ハロプロのレギュラー番組の場合、ネット局の規模もどうにかしてほしい点ですが、もっと問題な点があります。それは、AKBやアイドリング!!!の番組があくまでもアイドルが主役である事に対して、今放送されている「美女学」はハロプロが主役と言い難いという事です。
 スマイレージや真野ちゃんのコーナーはメンバーが主役だから問題ないのですが、娘。ベリキューメンバーによるコーナーが問題。何かを体験したり見学したりという内容ゆえに、指南したり案内したりする人がいて、メンバーはまるで先生に引率された生徒みたいな関係になっているのです。これは、指南役が主でメンバーが従の関係になっているからで、それはそのままメンバーが聞き役くに収まってしまうという消極的な立ち位置になってしまう訳です。
 思えば「美女放談」もそうでした。これは作り手側がハロプロメンバーを一人前扱いしていないからなのか?と言いたくなります。番組制作スタッフには、そのあたりをもう少し考えてほしい。もっとメンバーが自ら前に出て来て喋り、笑う番組であってほしい。

 やはり、アイドルバラエティと看板を掲げている以上は、アイドルが前に出て活躍をするバラエティであってほしいですね。「アイドルちん」は、まだその点が物足りなく感じました。芸人がアイドルをコントロールし過ぎては面白くないですよ日テレさん。
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シャイニングガール

2010-10-01 22:49:36 | ハロプロ2010
 ハロプロメンバーの出身地を思い返してみると、関西から西の方が少ないです。OGを含めても少ない。九州出身が福岡県出身の田中れいなしかいないとか驚きだし、中国地方も山口県出身の道重さゆみ。四国出身も高知県出身の前田有紀のみ。改めて思いますが、人口が割と多い広島県出身が誰もいないというのも意外です。
 アイドル界全体に於いては、九州出身のアイドルというのは他地域から見ても割と多いのもので、AKBにしてもアイドリング!!!にしても、勿論九州出身のメンバーがいます。九州出身のアイドルのイメージは上昇志向が強くて、何かと無理が出来るバイタリティーの持ち主であるという感じです。

 今、モーニング娘。の9期メンバーを募集していますが、個人的な希望としては西日本の子が何人か入ってほしいなと思っています。
 何故か? モーニング娘。はスタート時、五人中三人が北海道出身。その後も北海道、新潟、福井など北国出身のメンバーが何人も入りました。代々、A型メンバーが多いのと合わせ、モーニング娘。はプロ意識が高いアイドルグループと言われるのは、北国出身者やA型メンバーが多いからこその生真面目さが理由?と単純に分析してみたり。

 西日本出身だから皆人格が同じという訳ではないですが、傾向としての一般論(?)として、もう少し今のハロプロに西日本の子が欲しいなと思うのです。なんというか、力強く底抜けに明るい子が欲しい。そういうキャラであるなら別に東京出身でもいいのですが(苦笑)、イメージとして「西」を求めたい。夏の太陽みたいな子を。
 ふと気づいたのです。ハロプロが一歩突き抜けるためにも、明るい子がもっと必要だと。スマイレージのあやちょがこの一年ほどでヲタ人気を伸ばしたのも、ハロヲタはああいう明るい美少女を求めているからではないでしょうか。あやちょも夏の太陽が似合う少女ではないでしょうか。

 もっと具体的に言えば、明るくてダンスが上手い。三枚目で歌が巧い。そんな子を特に求めます。前者は六期のあの人、後者は八期のあの人の事では?などというツッコミは無しでよろしくです。
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ありがとうと言える気持ち

2010-09-29 23:10:36 | ハロプロ2010

 今日は当ブログがスタートして五周年な日です。この五年間という月日でハロプロは大きく変わった気がします。この五年間にモーニング娘。に加入した新メンバーは八期の三人だけというのは意外でもありますが、五年間でハロプロが置かれている立場はだいぶ変わったのではないでしょうか。
 五年前は女性アイドル歌手と言えば、ハロプロとその他と言ってもいい状況でした。その他にカテゴライズされるアイドル達はいわば地下アイドルと言ってもいいくらいの人気度のアイドルばかりでしたが、月日が経ち今はハロプロ以外のアイドルもメジャーシーンに躍り出て、AKBが女性アイドル界の人気トップに収まりました。
 ハロプロの一人勝ちではなくなった訳です。

 自分がこのブログを始めた理由の一つが、「ハロプロを盛り上げていく力になりたい」というものでした。コンサートやCDやテレビなどで自分を楽しませくれて、自分にとってエネルギーにもなっているハロプロへの感謝の気持ちを込めて、ほんの少しでも盛り上がりに力になりたいなという思いからスタートしました。
 そう思ったのも、当時のハロプロは既に人気に陰りが見えていて、これから人気が上がり目になる可能性は低いのは明らかであったからです。

 力になれたかは微妙ですが(苦笑)、おかげさまでこのブログも、たくさんの読者様に読んでいただけるようになりました。楽しみに読んでいただける皆さんがいるからモチベーションが上がる。これは偽りなく間違いない本心です。
 そんな自分ですが、春から夏にかけては厳しい事も書いてきました。他のアイドルを持ち上げハロプロを批判するという行為は、一見すると「アンチ行為」にも受け取られそうですが違うのです。好きだからこそ、良くなってほしいからこその思いからなのでした。

 このブログで批判を書いても小さい抵抗かもしれませんが、ダメなものはダメと言える姿勢を持っている事は大事だし、一人一人がそういう風にネットなり会場アンケートなどで主張していく事は無駄ではないと考えます。多くの人が同じように感じていて、そう主張していけば少しずつ伝わっていく。
 その甲斐あってかどうか、最近はハロプロも色々な試みを行なうようになりました。多くの人達による批判や提言が無形のエナジーになって関係者に届いたからなのではないかと解釈したいです。

 そんな感じですが、改めてハロプロは少しずつ頼もしく思える存在になってきたような気がします。自分達のセールスポイントは簡単に真似が出来ない武器であると自信を持ち、その武器を大切に歩んでいければ時代は巡ってくるかもしれないとも思います。
 そうなっていけるように、微力ながらこのブログも良い部分は良いと伝えていけたらと思います。これからもよろしくお願いいたします。

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メインキャストはどちら?

2010-09-28 23:25:00 | ハロプロ2010

 Berryz工房の舞台「三億円少女」の東京公演が日曜日に終わりました。あとは大阪公演です。その劇がなかなか評判良いようです。ネットを見てるとそう感じます。
 今回の劇のポイントは主役が毎回変わる事にありまして、要するにベリメン全員が主役を交代で務める事になります。中でも、菅谷梨沙子ちゃんの主役っぷりは見事だったようで、表情だけで色んなものを表現出来ていたなんて評判を聞くと、そうそう梨沙子は台詞回しは今ひとつな点もあるし声の通りも悪いけれど、表情の見せ方がとても上手いんだよ。と更にフォローを入れたくなるのです。
 ああ、無理してでも梨沙子主役の回を観に行くべきだった。「行かない後悔より行って後悔」がモットーなのに。

 そんなハロプロの舞台ですが、ハロプロメンバーが中心になって行なうハロプロ舞台は、作り手側からすれば、なかなか難しい面もあると思います。ハロプロが主役である以上はメンバーを目立たせる内容でなくてはいけないし、それでいて協力劇団の名前を明らかにして行なう以上は内容にもこだわりたい。演出家のこだわりを消してハロプロだけにスポットライトを当てるべきなのか?という事への葛藤があるのではないかとも思います。
 今回のBerryz工房の劇は、「またタイムスリップものか!」というのはともかく、主役を毎回変えるというの事に演出サイドのこだわりを感じます。

 ℃-uteが最初にグループとして行なった舞台「寝る子は℃-ute」は高い人気と支持をヲタから得ました。私もブログで絶賛記事を書きました。しかし、内容はと言えば、矛盾点も多々あり、展開もバタバタしている。ハッキリ言って「℃-uteの魅力に任せた仕上がりとも言えます。
 だけど「寝る子は℃-ute」は良かった。何故かと考えれば、℃-uteは℃-uteとして役柄が劇団員から独立していた事が挙げられます。ストーリーの中に於いて、子供は℃-uteしかいない。あとは大人組の劇団員。この明確な線引きをされたキャスト達が一緒にドタバタしてストーリーを演じ、一緒に夢についた考え、大団円を迎える。そのつくりは、℃-uteと愉快な仲間たちになっていた。
 それに対して、℃-ute舞台の劇二作目の「携帯小説家」。自分は結構好きな作品だったりしますが、公演当時は結構否定的な意見も目につきました。
 もっとも、否定意見は仕方がないとも思っていました。後半、クライマックスのところで、物語の中心人物である作家先生が携帯小説家である舞美に説教をするシーンがあるのです。そのシーンが舞美や他のメンバーはずっと聞き役。作家先生は携帯電話、ネット掲示板などデジタル社会の批判を長々と語ります。これはおそらく、演出家が劇に込めた「伝えたいテーマ」であったのでしょう。
 それならば、別にこの舞台に℃-uteが上がっている必要はない。アイドルの舞台なんだからアイドルが主役であるべき、演出家のメッセージなどというものは別な舞台でやってくれ。こういう感じの意見が多かったと思います。
 物心ついた時からインターネット社会に身をおき、携帯電話でネットが出来るという事が当たり前だと思いながら育ってきた世代である℃-ute達に、携帯電話は便利だけれど、便利な物にはリスクもつきまとうのだというメッセージを受け取ってもらう事自体は意味がない訳ではなく、自分はそこに℃-uteがいる事への意味と意義を感じていたのですが、観る人によってはそんなメッセージいらない。エンターテイメントに徹するべきと感じるのは、それはそれでわかります。それがアイドルというジャンルだからです。

 アイドル劇はアイドルの持つ可愛らしさを前面に押し出し、全編的に楽しくあるべきか?そこに協力劇団の色は必要ないのか?ハロプロ舞台が企画される度に考えています。
 自分が思う一番良い形は、モーニング娘。と宝塚関係者がコラボレートした「リボンの騎士」や「シンデレラ」みたいなパターン。モーニング娘。と他の役者さん達が一緒に混ざった配役。必然的にモーニング娘。にもそれなりの高いレベルが求められます。メンバーは大変だったとは思いますが、結果的には上手い融合を果たし、メンバーも成長した。案外にストーリーもすんなりと頭に入ってきた。
 そして、モーニング娘。のヲタ達が役者さん達にも感情移入してファンになり、演出家の方のファンにもなっていった。

Mystery of Life (Ribbon no Kishi the Musical)


 このように、アイドルがアイドルとしての立ち位置から逸脱しない範囲で、そのギリギリの所で「本当の舞台」を少しハロプロが出来る位置にまで下げて用意する。そういう舞台の方がハロプロ向きではないかと私は思います。
 少なくとも、ハロプロを応援している者達は日頃、メンバーの歌やダンスのパフォーマンスに惹かれている筈。ただ可愛い舞台、ただ楽しいだけの舞台ではない方が喜ばれるのではないだろうか?そう思っています。

 そう考えると、劇団が気を遣っているのが見え隠れするハロプロ舞台は、今後はどうあるべきなのか?ここらでもう一度考える時期が来ているように思います。
 Berryz工房にしても、そろそろ次のステップへと踏み出せる実力は付いてきたのではないだろうか?
 ℃-uteは今秋、ミュージカルに挑戦します。Berryz工房の舞台が評判いいらしいと聞く度、新たな次元へのステップを期待している私は、アイドル舞台であっても、ただ可愛いや、ただ楽しいだけでは満足出来ない考えです。

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太陽とシスコムーン待望論

2010-09-16 21:33:22 | ハロプロ2010

 ハロプロとAKBを両方知っているライトな人は、ハロプロの方がプロっぽい事は認識しているようで、プロっぽい事が魅力であると考えている人もそれなりにいるようです。でも、プロっぽいからと言って人気にプラスになるとは限らず、素人っぽさがあると言っても、それが親近感という事に繋がり人気を得る事もある。なかなか難しいものです。

 でも、AKBとは正反対な立ち位置でいれば共存は出来ると私は考えています。例えば、AKBヲタでももクロヲタをやってる人がそれなりの数がいるようですが、それが良い例。ももクロちゃんはまさに正反対ですから。
 ところが、その正反対なポジションにハロプロが座れる保証がなくなってきたのが、最近の日本の音楽事情。

 ある外国の女性ダンスグループ達を最近マスコミが持ち上げ始めています。アーティストの育成に掛かる資金が安く済むためと言われているレコード会社の事情、何らかの思惑がある広告代理店、それぞれのプッシュによるものだと思います。
 それらの映像を見るにつけ、流行は繰り返すという言葉が脳裏に浮かびます。同時に浮かぶのは、MAXだったりSPEEDだったり。これらの沖縄アクターズスクールからのムーブメントのあと、モーニング娘。や太陽とシスコムーンのハロプロ勢が人気女性ダンスグループの座を引き継ぎました。

 十年前、自分はまだハロプロヲタではなかったから、世間一般な見方でハロプロと接していましたが、当時のハロプロは売りがわかりやすかった。歌謡ロックの平家みちよ。ダンスミュージックな太陽とシスコムーン。バラードからお祭りソングまで何でも有りなモーニング娘。と、魅せる聴かせる歌手を揃えていた。あっ、非ヲタだったので、メロン記念日やココナッツ娘。はよく知らないし、カントリー娘。は知っていたけれど三佳千夏は知らなかったです。
 ASAYANを見ているとそれぞれ個性的に見えたし、上手く見えた。特に、太陽とシスコムーンはカッコ良かった。結成後間もなく流れ始めたDDIポケット(現ウィルコム)のCMがカッコ良くて、デビュー曲の「月と太陽」はお気に入りでした。
 あの頃のハロプロって大人な世界でした。いわゆる「ロリ的世界」が無い。だから幅広いファンを獲得出来たんだと思いますが、その後のハロプロはご存知の通り。

月と太陽 / 太陽とシスコムーン


 しかし、長らく「ロリイメージ」が付いていたハロプロの雰囲気が最近変わりつつあります。今のモーニング娘。は歴代で平均年齢が最高齢であり、8人中6人が20代。Berryz工房もすっかり大人ひてきました。
 ロリ需要も商売上無視が出来ないからスマイレージみたいな、わかりやすいくらいの可愛さを売りにするグループがいても良いですが、やはりハロプロ全体ではそろそろ大人も鑑賞に耐えうる存在であってほしい。大人受けが良くなれば相乗効果で、学生年代にもプラスイメージで受け止めてもらえる。
 その流れを占う意味で、モーニング娘。9期オーディションでどんな子を選ぶか気になっています。モーニング娘。のアイドル人気回復のためにと可愛い中学生ばかり選ぶようなら、それは今までのハロプロと変わらない。今、欲しいのは可愛いでカッコイイな人。
 それは、モーニング娘。新メンバーでは対象年齢的に難しそうではあるのですが、それならば新たに20代にまで幅を広げてダンスユニットオーディションやらないかなと妄想しています。太陽とシスコムーンの二代目的ポジションのグループが欲しいから是非。勿論、既存のグループがカッコよく可愛いを極めるのも賛成。最右翼はモーニング娘。でしょうか。そして、あのグループも。

宇宙でLa Ta Ta / 太陽とシスコムーン

 デビューシングルのC/W曲でこの曲をカバーしたZYXのセンター的存在は村上“めぐぅ”愛でしたが、そのめぐの居た℃-uteはデビューアルバムで太陽とシスコムーンのカバーをした実績があります。モーニング娘。にカッコ可愛いを期待するだけでなく、ここは℃-uteにも期待したいところです。

 時代はダンスをカッコよく踊り、可愛いグループを求めている。太陽とシスコムーン的世界にアイドル的可愛さも加味しつつ、あくまで大人な雰囲気漂うグループ。10年前に女性ダンスグループを大人な方向で生み出していた元祖な存在、ハロプロにそれを望みたいです。

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ニュースがいっぱい

2010-09-14 22:22:12 | ハロプロ2010
 こんにちは。アイドルニュースのお時間です。今日のアイドルの話題を楽しくお伝えします。

 まずはこのニュース。モーニング娘。のリーダー高橋愛さんが本日、24歳の誕生日を迎えました。24歳の初仕事は、テレビ東京「おはスタ」。朝から生番組に出演した高橋さんは、一緒にゲスト出演した道重さゆみさん、おはスタ火曜日レギュラーの久住小春さん、本年度のおはガールであるスマイレージの小川紗季さんと並んで、笑顔を振りまいていました。

 こうして四人並ぶとなんだかハロプロシャッフルユニットみたいですね。是非ともこのメンバーで「すきすきビーム~」と歌ってもらいたいものです。

 高橋愛さん関連でもう一つニュースが入っています。
 高橋愛さんがアメブロで個人ブログをスタートさせる事が今日わかりました。タイトルは「I am Ai」。現役モーニング娘。メンバーとしては、道重さゆみさん、田中れいなさん、新垣里沙さん、ジュンジュンさん、リンリンさんに次ぎ六人目。
http://ameblo.jp/takahashiai-blog/

 しかし、このタイトルでちょっとした騒ぎが起きている模様です。ファッションモデルの山田愛さんという方が同じタイトルで既にブログを始めているそうです。今のところタイトル変更などの話はないようです。アイドル評論家のXさんからこんな見解をコメントとしていただいております。
 「タイトルはまあ別に良いと思います。有りそうなタイトルですからね。それより大切な事は、ブログが三日坊主で終わらない事です。同い年の元ハロプロメンバーM.Aさんが何ヶ月も未更新でブログを放置とかしていますが(苦笑)、愛ちゃんもそうならないよう願っています」
 尚、この愛ちゃんのブログのタイトルにイチゴが付いている事に合わせ、福田花音さんのブログタイトルからイチゴが消え、タイトルも「イチゴのツブログ」から変更がされていた事も判明し、一部のファンからは「何者かの圧力ではないか?」と疑いの声が上がっているようです。
http://ameblo.jp/kanon-fukuda/entry-10647738830.html

 次のニュースです。スマイレージが通販サイト「キャラアニ」で握手券付きCDを販売する事が先日発表されましたが、東名阪で行われる握手会のうち、名古屋大阪は個別握手会である事が発表されました。
http://www.helloproject.com/news/1009141530_smileage.html

 握手会は12部構成で、メンバー指定は出来ずランダムとなるとの事。このメンバーを自由に選べないという点は波紋を呼びそうです。ただ、メンバー間の人気格差を表面に出さないための配慮とも言われており、ランダム選択については賛否両論ありそうです。

 続いてはAKB48のニュース。
 今まで無かったの?という声も飛んできそうですが、AKB48がテレビゲームになるようです。恋愛シミュレーションゲームとして12月にPSP用ソフトで発売。初回限定BOXや、48種類のバッテリーカバーなど、コレクター心をくすぐる仕様になっています。
 内容は、48人がプレイヤーに好感を持っている所からスタートして、その中から一人を選んでハッピーエンドを目指すという内容。大勢の中から相思相愛になる子を見つけるという内容ではなく、スタート時点でプレイヤーは皆から好感を持たれているところが、恋愛シミュレーションゲームとしては新鮮でしょうか。Xさんからはこんな意見をもらっています。
 「ゲームソフトでまで複数買いを奨励する仕様で出すとか、運営の指示なのか、ゲームメーカーの意向なのか、どちらにしてもファンの財布を痛みつけるのは止めてほしい。個人的には秋元氏は過去にドリームキャストの宣伝プロデュースの大失敗でセガを傾かせた罪がある事は、ゲームマニアにとっては許しがたい。本音を言えばゲームビジネスに再び関わるのは遠慮してほしかったが。まあ、AKBをゲーム業界も放っておけなかったという事でしょうね」

 ちなみに、このゲームソフトに握手券が付いてくるかどうかは、まだ未確認です。
 商品紹介記事
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1009/14/news062.html

 最後のニュースです。パソコンおよびIT情報の週刊誌「週刊アスキー」が今週号で通算800号を迎え記念号が今発売されていますが、表紙にはアイドリング!!!が起用され、中にも2ページを使ってグループ紹介の記事を載せている事がわかりました。

(表紙のプリントアウト版。週刊アスキーイベントにて配布。顔の色が赤っぽいのは元の画像が原因です)

 この記念号の発売にあたり、アスキーでは東京都内を走るJR線私鉄線の一部路線の車両にアイドリング!!!を使った特製中吊り広告を掲載しているとの事。
http://blog.fujitv.co.jp/idoling/E20100913006.html

 週刊アスキーはアイドリング!!!やももいろクローバーの連載コラムもあるなど、アイドルに理解があるメディアとして今後の展開も期待されます。

 本日のアイドルニュースは以上です。では皆さん次回までごきげんよう。おやさゆみん。あっ、違うか(笑)。
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遂にやってきたコラボレーション

2010-09-13 22:37:14 | ハロプロ2010

 規模の大小はともかく、同じジャンルに異なる組織がある場合、基本的には交わらず対立構造を明確に打ち出し、それを商品の差別化という形で表現します。
 しかし、そのジャンルに勢いがなくなり停滞化していくおそれがある時、その異なる組織は手を組みます。「対抗」だったり「交流」だったり、その言葉ややり方は異なるものの、今までにはなかった組み合わせが実現したりします。
 「交流」という言葉には友好的なニュアンスが含まれているけれど、「対抗」だとそうはいかない。「対抗戦」という言葉には、徹底した勝負論の存在が浮かびます。
 そういう意味をどちらにでもとれるように、英語で誤魔化す手段もあります。「コラボレーション」便利な言葉ですね。

 ℃-uteの鈴木愛理ちゃんと、AKB48の渡辺麻友さんが雑誌でコラボレーションします。

 ワニブックスHP
http://www2.wani.co.jp/utb_200/

 テレビでハロプロとAKBが一緒する事はあっても、雑誌などで一対一で仕事をするのは初めてではないでしょうか? ヲタの間では早くも賛否両論で意見が火花を散らしているようですが、まあ賛否といかコアな人からは否定が目立ちますね(苦笑)。
 

 自分は良いと思います。今の状態でコラボレーションしても、ハロプロの方から頭を下げてきたみたいに見えるから、「軍門に下った」みたいで嫌だという事みたいですが、いいではないですか。心は広く、計画は大きく持ちましょう。
 人選的にはお互い若手ナンバーワンを持ってくるなどバランスもとれています。いきなりモーニング娘。や総選挙ベスト3では双方のヲタから苦情もあるかもしれないし、かといって人気的に上位なメンバーでないと興味を引きにくい。絶妙な人選だと思います。
 ワニブックスも力を入れているのが伝わるのが、上に貼ったサイトに書かれてあるとおり、ウェブ注文した人にもれなくメイキングDVDをプレゼントという、やる気花火じゃなかった、やる気DVDプレゼントでわかります(自分も予約しなくては)。

やる気花火


 ただ、このコラボレーションが単発に終わるのならあまり意味がないと言い切ります。やるなら、今回の反響や意見を元に第二弾、第三弾を繋げていけばよい。そう思います。って言うか℃-uteだけでなく他のグループも来ますね。今に思えば、24hTVでの共演が始まりだったのかもしれません。そして、コラボをやっていくなのなら、「CDも出しちゃえ!」と思う(苦笑)。
 内容や出来がしっかりしていれば、それもアリだと思います。少なくとも、ヲタの多くが不満を持つ現状のハロプロソングとは違う刺激を得られ、ハロヲタ的にはプラスになるのではと思われます。ただ、AKB側にはハロプロと一緒にCDを出すメリットがあまりないのは想像出来ます。CDコラボは実現性は低いカナ。

℃-ute 鈴木愛理「通学ベクトル」


 AKBから女性アイドルというジャンルに入った人達は他の女性アイドルに疎いかもしれず、これをきっかけに名を売っていくチャンスだし、先行団体のプライドばかりに縛られず、(変な意味ではなく)利用出来るものはどんどん利用していくしたたかさも大事。
 今回の件は新時代の興味深いスタートに乗っかっています。たとえば、ももいろクローバーが名古屋でのイベントにSKE48の常設会場を使用し、それをしっかり宣伝している。
 「ももいろクローバー名古屋初!単独LIVE~お留守のようなので“あたためて”おきました~」
http://official.stardust.co.jp/momoclo/schedule/tour20101017.html
 たとえば、ハロプロでもスマイレージが他のアイドルグループと同じステージに立った。女性アイドルというジャンルを盛り上げるためにボーダーレスで活動をしていく時代に突入したのでしょう。それを大きなムーブメントにしていくのなら、喜んでその先を楽しみに待ちます。
 ちょっと気の早い自分は、℃-uteと渡り廊下走り隊のジョイントコンサートなんて妄想を描いていたりする(笑)。どちらもメンバー5人だし、何かを一緒にやるには都合がいいし。これは熱望ではなく妄想ですが。

 このように思っているヲタもいるのですから、スタッフさん、今回の企画は悪くないですよ。少しずつハロプロが攻撃的な姿勢になってきたなと感じる今日この頃。あとは楽曲のクオリティと人事問題ですね。それが一番深刻だったりしますが。

コメント (7)
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でっかい宇宙にアイドルがある

2010-08-30 22:28:19 | ハロプロ2010

 モーニング娘。とAKB48が一緒に歌う企画をどこかやらないのかな?そう思ってきました。自分が見たいという訳ではなく、そういうコラボをする事で、良い意味でお互いが存在を意識し合える。事務所がAKBという名前をNGワードにしているよりも(苦笑)、交わっていく方がずっと健全です。

 そして、その機会はあっけないほどあっさりと訪れた。まさかの24hTVで実現。

 昨日の朝、ハロプロ代表のモーニング娘。とスマイレージが、今年のメインパーソナリティーをTOKIOと共に務めるAKBとコラボするのを見ようと10時くらいにテレビを点けたのですが、もうすでに終わっていました。なので、後からYouTubeで見ました。一緒にスタジオジブリのアニメソングを歌う企画。ゲストとして大橋のぞみちゃんも参加、森三中さんも交えて明るく歌い上げました。
 と、終わりならば良かったのですが、やはりというか放送を見たヲタが色々言いたくなる内容だったのでした。何が? 歌が生歌で行われたからなのでした。

 ご存知の方も多いとは思うのですが、AKBは日頃生歌は行なっていないようです。ここがハロプロヲタがツッコミを入れる部分であり、ハロプロはどんなに歌が拙いケースでも生歌。エッグの新人公演だって生歌だという事をヲタは主張してきました。
 個人的な考えとしては、アイドルであると同時に歌手なのだから、歌は生歌で歌ってほしいというのが自分の考えです。下手なら下手でも仕方がない。それが現実なのだから、それを乗り越えるための努力をすればよい。だから、自分は今回の24hTVでAKBの歌がひどかったという意見に対しては、まあ仕方がないという思いです。問題は、「それでも口パク続けますか?」という事と、ハロプロもこのくらいで満足していてはいけないという事なのです。

 口パクの事を少し書きます。

 ハロプロは口パクはしない。生歌なのだと書きましたが、長い歴史の中でずっとそうやってきた訳ではありません。Berryz工房は結成当初からしばらくの間は生歌ではありませんでした。コンサートでも口パクしていたのです。
 小学生ばかりのメンバー構成だからという擁護意見もありましたが、それがどういう影響を与えたかはハロプロヲタの方ならご存知の通り。敢えて厳しく書かせてもらいますが、少しばかし歌えないアイドルグループに育ってしまいました。
 個々で見ればそんな事はないという意見もありましょうが、アイドルグループは全体が織り成すハーモニーというか、みんなの歌声で一つの評価だと思います。個々のレベルを持ち出してしまうのなら、AKBだってアイドリング!!!だってハロプロには歌で負けてない事になります。
 生歌で歌わせるという事は、声の出し方とか、ダンスをしながらいかに巧く息継ぎをしていくかとか、そういう基本も学べていける筈です。Berryz工房のコンサートに行っていつも思うのが、声の出し方がバラバラで、後半息が上がってうまく発声出来ないメンバーも出てくる事。当然Berryz工房も指導は受けているとは思うのですが、デビュー時に口パクという過保護な事を行なった影響が少なからず表れているように思えてなりません。

 Berryz工房ばかりを責める文になっていますが、発声そのものはエッグもダメです。エッグはイベントや新人公演は生歌ですから、スキルの問題もありましょう。Berryz工房はスキル的にやれば出来るかもしれないのに、歌唱力の伸びが小さい。デビュー時に口パクをやらせていた事は何もメリットはなかったのではないかという事を言いたい訳です。

 話題を再びコラボの話に。

 歌の件ではモーニング娘。に軍配でしたが、今回のコラボがもしトークバトルだったらどうだっただろうか?歌では存在感を示せたと言っても、そこに満足していてはいけません。謙虚に次のステップへ。
 そもそも、番組的には出演させてもさせなくても、どちらでもいいような扱いをハロプロは受けている状態な訳ですが、それでも呼んでもらえるのは今までのこの番組への貢献度、そしてあの歌があるからですよ。そう、娘。ヲタ的にはチョッピリ聴き飽きた感があるあの歌。
 「でっかい宇宙に愛がある」

 でっかい心で、これからも他のアイドルとほどよく交わっていってほしいなと思います。AKBの皆さんと一緒に歌うモーニング娘。とスマイレージ、いい笑顔でした。

でっかい宇宙に愛がある(MM2009秋)

 

コメント (5)
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