フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

ツアーファイナル記念! レインボー7全曲レビュー

2006-05-06 22:39:40 | ハロプロ(娘。)

 今日から2006春ツアーラスト公演2DAYSが始まりました。そんな時こそ、このツアーのセットリストの中核を成しているアルバム「レインボー7」のレビューを、今更ながらもやってしまおうと思います。それでは、開始!

HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~
 ライブの一曲目を飾るこの曲。今ツアーの「突然暗転して始まるオープニング」という演出は、この曲のDJ風味なイントロが生み出したものと思われ。
 腕の突き上げ、ジャンプ、などのライブ盛り上げ要素が盛り込まれたこの曲の、オイシイ部分は「リズム」。ドラム・ファンキー末吉、ベース・江川ほーじんの元爆風スランプのリズム隊が活躍。
 なんとなく、マコの踊る姿が目に浮かぶのは、SALT5に通じる味付けだからかな?そんなマコも卒業…

THE マンパワー!!!
 一年前のシングルだけに、卒業してしまったメンバーの声が入るのが惜しい!現メンで歌い直ししてほしかったです。
 
青空がいつまでも続くような未来であれ!
 アルバム「4thいきまっしょい!」の頃を彷彿させる明るく前向きな曲。ライブでは娘。メンが肩に手を乗せ一列になって移動する振付がある。この振付を見ながら、今の娘。の一体感を味わっています。
 以前のファン層が幅広く子供のファンも多かった時代は、こういった前向きメッセージソングが定期的に発表されていた。最近では珍しいだけに、初聴では違和感を感じたけど、このライブの振付見たら印象が変わり、この曲のメッセージは外だけではなく、内側にも向けられている事に気づいた。この一体感がいつまでも続く未来であれ!

大阪 恋の歌
 今ツアーでは愛ちゃんソロ曲になっているこの曲。CDでは、愛美貴2トップという感じです。
 ライブでは、セリフの部分の愛ちゃんバージョン(もちろん福井弁)も聴きたかったです。

INDIGO BLUE LOVE
 れいな中心で、ガキさんと亀とによる三人曲。ライブではスタンドマイクを使ってのセクシーな振付に挑戦。
 歌に関してですが、亀は健闘していると思います。ガキさんの声はスパイス的な使われ方で、このあたりのやり方は、前作「愛の第6感」でも見られたものです。ガキさんは、サッカーで言うところの良いボランチになりそうです。
 れいなは、意外にも今までスローな曲にはあまりメインで絡んでいないと思われますが、数少ないスロー曲である、2003年に出した「あぁ!」の「First Kiss」からの成長は感じられます。
 セクシーかどうかはともかく、しなやかな振りと歌です。

レインボーピンク
 今作きっての問題作。私は「アリ!」だと思います。さゆは、このくらい朝メシ前な気もしますが、小春は健闘ですね。実は、器用な子なのかもしれません。
 ただ、この路線の第二弾は出来ないですね。やった時点で陳腐化しそうです。小春は良いとして、さゆは次のアルバムでどういう方向に行くのか?ちょっと気になります。

色っぽい じれったい
 シングルと同じです。このアルバムのメンバー、つまり今のメンバーになって初めてのシングル曲です。
 夏に代々木でこの曲観た時は正直「終わったな感」を感じたのですが、秋ツアーでさりげなく娘。がイメチェンをした事により、今では普通にライブ映えする曲になりました。強力ライブグループ現行モーニング娘。の面目躍如です。
 こうして、アルバムに収録されたシングル曲眺めると、他のハロプロ勢に比べて娘。は曲にバラエティがある事を実感します。

無色透明なままで
 吉高紺小藤による、ちょっと昭和歌謡テイストナンバー。つんく♂はこういうの得意ですね。古めな音に、美貴ちゃんの声がマッチしてます。レトロテイスト娘。なはずの愛ちゃんも脱帽です。むしろ、吉澤リーダーが活躍。紺マコは控えめです。
 ライブでは、サビの部分の美貴ちゃん声に聴き惚れています。
 
パープルウインド
 爽やかポップス。ちょっと'80年代風味なこの曲は、ハロプロ曲には珍しく最後フェードアウトで終わります。こんなあたりも'80年代風味。
 この曲でもれいな活躍で、振り返ればこのアルバムは「田中れいな」のアルバムとの印象。前作は「高橋愛」のアルバムだったわけですが。

さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!
 最初、聴いた時は「なんじゃ、これは!」と思いました(苦笑)。つんく♂の「ライブのエンディングをイメージして作った」というコメントも眉唾に思えました。
 しかし、ツアーを観た今言えるのは「この曲がエンディングじゃないレインボーセブンツアーなんて考えられない!」です。舞台で手を振りながら、一人ずつセリフを回す。最後はリーダーが格好良く締める。日本の舞台の美学とも言える潔さがあります。
 普通に「ありがとう!」とか言いながら手を振って終わる、ありきたりのエンディングにはもはや満足出来ない!

直感2~逃した魚は大きいぞ!~(全くその通リミックス)
 音圧が大きいですよね。iPod miniで聴いていると疲れてしまうという(苦笑)。
 直感は、ステージで観てナンボな曲ですね。CDだとライブでのあの圧倒感が再現しきれないのが残念。もちろんライブDVDでもあの圧倒感は再現出来ません。今の娘。の真髄がライブにある事を痛感します。そして、そんな真髄は売上には結び付きにくい事も痛感したり。

女子かしまし物語3
 歌詞すべてリニューアル。単にライブでやるためと、「くっすみ!くっすみ!」がやりたいだけなのではと(苦笑)。
 紺紺のパートで、ゲストつぶやきシロー有り。
 れいなの博多弁のサービスも有り。

コメント
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