フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

初代リーダーからの心のこもったロングパス

2013-09-04 22:30:30 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。が3作連続の週間シングルチャート一位を達成した。約15万枚という売上には驚くばかりで、イベントの量にも驚くばかりであったけれど、ファンの数が増えている事は確かで、結果を基にマスコミがキテル感を報じ始めているから、今後は本当にキテル存在になる可能性は大いにある。やはり、この世界は宣伝がとても大切なんだなと改めて思う次第。

 モーニング娘。は現在芸能界で人気のある女性アイドルグループとは方向性が違うのが特色となるし、その部分を評価している人がファンについてきている感じがある。先日の24時間テレビの歌披露は、その意味でも良く出来た対比だったし、一口にアイドルと言ってもまるで違うグループが林立していて、その中から視聴者に選んでもらえるような、そんな仕掛けの効果を感じたりもした。

 モノを売るプロというものは、売るモノの価値に関わらず売りたいモノを確実に売っていく。世の中には素晴らしい中身を持ちながら宣伝が足りずに売れていないモノはたくさんある。その意味では、本気が始まったのかもしれないとも思う。

 そんな色気のない人の温もりの感じられない話はともかく、本当は血の通った話を知りたい。メンバーは素直に喜んでいるだろうし、日々とても頑張っているメンバー達には心から喜んで欲しいと願う。そんなことを考えていたら、モーニング娘。初代リーダー中澤裕子さんのブログにホッとした。

おめでとう!ありがとう!
http://ameblo.jp/nakazawa-yuko/entry-11605860440.html


 中澤さんは12年前に卒業しているけれど、その後もずっとモーニング娘。の事を気にかけてきた。少し前にテレビで「モーニング娘。のCDとDVDは全て持っています。宝物は今のメンバー全員のサインが入ったシングル」と、そのジャケットを見せた。その表情は母親のようなお姉さんのような優しさにあふれていた。
 大阪でOLをやっていた中澤さんが芸能界に入るきっかけになったモーニング娘。は、中澤さんにとって遅れてやってきた青春そのものだったに違いない。大切な青春の場所であるモーニング娘。は中澤さんにとって母校のような存在で、メンバーは可愛い後輩たちなのだろう。

 一位になる事は良い事だけれど、そういう現実的な数字よりも、そこに繋がっている絆という見えないものに喜びを見出したくなる事もある。12年前に卒業している初代リーダーが今でもモーニング娘。が大好きで気にかけているという想いは、お金とかプロデュースでは得られない尊いものであるように思いながらブログを読んだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする