フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

モニタの中の24カラット

2006-02-17 20:57:34 | ライブ!2006

 先日(2/5)、安倍なつみ2005秋ツアー~24カラット~のライブDVDを買ってきました。このツアー、観たかったのですが結局一度も観る機会を得られなかっただけに、その内容は非常に興味を持っておりました。なちヲタな友人からも激オススメだった一本。良かった曲を中心に早速感想いってみます。

 なっちコールが響く中、一曲目は「恋の花」。今、私が大好きな曲です。この曲を歌っている時の安倍さんの表情が険しくも優しい、なんとも複雑で味わいのあるもので、いつもその表情に引き込まれています。歌詞とアレンジ、そして今までと変えた歌声。その織りなすハーモニーに、表情がミックスされて素敵な一曲になっています。
 二曲目、ゲストのカントリー娘。が現れて「だて生き」。この曲の発売時も、歌番組でカン娘。とアヤカがバックで踊ってましたね。ゲストのカントリーは、ごく自然にステージに溶け込んでいます。この4人、どことなくホノボノとしてて相性良さげです。

 このツアー、ニューアルバムなどがなかったために、既存の曲から選曲されたセットリストになっています。こういう時は、選曲が重要になってくるのですが、まずはC/W曲から「OLの事情」!これは生で観たかった… トウモロコシみたいに、間奏での変な振付け付きでした(^^;)
 
 ゲストの存在が思ったより大きいのが、このツアーの特徴らしく、ライブ中盤にカントリー娘。コーナーがちゃんとありました。「シャイニング」は美貴たん紺紺抜きな訳ですが、原曲はほとんど「藤本美貴ソロ?」という状態なだけに、カントリーだけだと別曲に聞こえるほど新鮮でした。里田に負けじとみうな奮闘の歌いっぷりでした。
 カントリーの曲と言えば、続いて歌った「初めてのハッピーバースデー」。この曲はやはり会場が盛り上がりますね。振り真似をするのが楽しい曲です。

 安倍さん再び登場して、娘。アルバムから「いいことある記念の瞬間」、「愛車、ローンで」と懐かしの曲連発。カントリー娘。との共演で、楽しげなダンス炸裂。ホノボノワールドが更に加速していきます。
 その勢いのまま、4人での寸劇。あさみに惚れるなっち、という設定。あさみ、まんざらでもない気分のようです。ハマリ役でした。そして、里田に抱きつくみうなの笑顔萌え(爆)。そして、寸激の流れで曲は「ミスムン」。さらに、娘。C/W曲の中でも隠れた名曲の呼び声高い「例えば」キタ! 「抱いてHOM]のカップリングのこの曲、こういうシブイ所を誰が選んでいるのか?まさか、なっち自らかな。そんな気がしないでもない選曲です。

 シブイといえば、「さくら満開」。安倍さんは、さくら組に所属していましたが、さくら組2ndシングルのこの曲発売時には、娘。は卒業していたので、この曲には参加していません。なのに、違和感なく歌っております。原曲では、サビの部分で扇子を振る振付がありますが、今回のなっちverではありませんでした。振付も若干シンプルになっております。

 「あなた色」、「シツレンジャー」、「ピロリン」とノリの良い曲を続けてアンコールへ。アンコールの一曲目は「夢ならば」のC/W曲である「空 LIFE GOES ON」。なちヲタの間では、名曲と大人気な曲です(なっち曲にはタイトルに空が付く曲が多く、しかも名曲揃いというスレが以前あった)。
 目に涙を溜めながら歌う姿に、この一年の出来事とこの曲の歌詞がオーバーラップしました。ちなみに、この曲のみマルチアングル機能対応で、なっちの顔をクローズアップで見る事が出来ます。

 そして、最後は再び4人で笑顔満開「腕組んで帰りたい」で大団円。また、この4人でライブやりたい!というMCに、ゼヒ!と思いました。そう思えるほどに、このライブは「安倍なつみソロ」というより「安倍なつみとカントリー娘。」なステージでした。
 安倍さんのファンだけでなく、カントリー娘。のファンにも、そして最近なんか疲れ気味な人にもオススメな一本。

  今回のBGM  腕組んで帰りたい / 安倍なつみとカントリー娘。 (原曲は、安倍なつみアルバム「一人ぼっち」収録)


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