C\C【踊ってみた】アップアップガールズ(仮)超会議
こういう動画好きです。彼女達の立場はどんどんフリーダムな試みが出来る位置だし、ハロプロと関わりつつ外部とも積極的に関わる今のスタンスいいと思います。ハロプロに所属したままだと、それはイコールで看板を背負っている事でもあるから、あまりハミ出した事は出来ないと思うのですが、彼女達ならアリです。ハロメンでは絶対出来ないであろうAKB曲で踊ってみただってアリだと思う。
ただ、今後活動が活性化されるにつれて自由空間が狭まれていく可能性がある。そのときにどこまで妥協するか、どこまでをヨシとするか、或いはあくまでフリーダムでちょっぴりアナーキーな存在で行くのか?私は「マイナーなままで」とは言わないけれど、自由度が制限されるくらいならば今くらいの位置でもいいかなと思っていたりします。マイナーがエライなんて思わないけれど、芸能界は有名になる事で失うものも少なくない。そうなった時に良さがキープ出来るグループなのかというと、ちょっと違うような気がしています。多分、マスコミ露出量やCD売上なんていうゲームから遠いところにいるグループがハロプロにいて欲しかった、そんな願望がどこかにあるのかもしれません。
スマイレージ 「寒いね。」 (MV)
スマイレージの最近のステージを観た人達の意見を散見すると、なかなか評判が良いのであります。半年ほどの間に急激なメンバーチェンジがあったせいで、どうしてもネガティブな印象も持たれがちなスマイレージですが、歌にダンスにとにかく吸収の速い年代ですから観る度にパワーアップしているとしても何ら不思議ではありません。
個人的な感想としては、ここ二年くらいのハロプロシングルで一番安定して良い楽曲をもらっている印象があるのはスマイレージ。シングルの曲でガッカリした事は少なくともこの二年ない。でも同時に思うのは、強い印象を与える曲は少ないような気もしています。曲は良いのだけれどアクは弱い。そんな印象。
ところが、そのアクの弱さがきっと自分には耳馴染みの良さに繋がっているのだとも感じています。シンプルに言ってしまえば、ハロプロっぽさが弱いという感じ。これは短所ではない。
メンバーチェンジに狼狽して心離れてしまったヲタも少なくないかもしれないけれど、いっそのことスマイレージはハロヲタ以外の市場を狙えば良いのではないでしょうか。元々そういう方向は向いていた訳だし。
そのためには、もっとアクは弱く、もっとクセはなく、でも耳馴染みの良い楽曲がふさわしい。初聴ではどこにでもありそうなポップスに感じられたって良い。何度でも聴きたくなるような「軽さ」があれば。
そんな音楽はハロプロらしくない!とヲタが感じるくらいのものを希望します。きっと今のメンバーに合っている。そう、非ヲタの人が聴いた時に「寒くない」曲を。
かつて存在したハロプロエッグにはたくさんの逸材がいた。芸能活動は必要最小限に抑えられていたからレッスンに時間を費やす事が出来て、その結果は、初めて新人公演を行なった時から数年後には見違えるくらい上手いステージングを見せるメンバーが増えるという結果を生んだ。
ただ、レッスンを重ねていく事は実力を磨くには効果的でも、実践での立ち居振る舞いというものを磨くには物足りなくなる。つまり器用貧乏だったり、尖った個性に乏しいタイプを生む危険もあるという事。
今ハロプロエッグは消滅し、新たに研修生制度が出来た。いや、正しくはエッグも研修生だったのだけれど、より立場をわかりやすく明確にしたという事。
この場所から生み出される者たちは果たしてどんなタイプに育っていくのだろうか?それを占う存在は、グループ活動に特化したタイプではなく、ソロでもある程度以上は活動出来る存在であってほしい。ハロプロエッグが二人のソロアイドルを生み出したように、時代の空気は一人でも強い空気感を出せる素材を求めている筈。
宮本桂林ちゃんの誕生日にそんな事をふと思う。