実家で同居してた猫です。
猫に同居というのは使い方変かも知れませんが、ぶっこさんに関しては飼っていたとは言ってはいけないような気がする。
あまりにも猫らしくない猫でした。
近所のおばちゃんたちからも、可愛がられていたと言うより、茶飲み友達の一人と考えられていたような感じが有ります。
元々、私の弟の飼い猫が生んだ猫です。
他の兄弟はどんどん貰われて行ったのに、ぶっこさんだけは貰い手が付かなかった。
仕方なく実家に来たんですけどね。
貰い手が付かなかったのわかる気はするんです。
ちょっと変わった猫でした。
まず、目が小さい。
本当は大きいんだろうけど、逆さ睫毛で目をパッチリ開けられなかったようです。
そして足が短い。
上の写真みてわかるでしょうか?
座り方変でしょう?
わからない?
猫って、キャロもだけど座るときは前足揃えて、その外側に後ろ足。正面から見ると、後ろ足の間に前足2本揃えて座るんです。
こんな感じ
ぶっこさんは、前足開いて、前足の間に後ろ足が来るんです。
無理やり前足揃えて座らせようとしたら・・・
ひっくり返りました。 |
猫回転が出来ません。
布団の上で実験したんですけど・・・
ものの見事に腰を打ってました。
そんなぶっこさんでも、ネズミは捕まえました。
すずめも捕まえたことがあります。
とっても優しい猫でもありました。
赤ん坊のヤット君の遊び相手してくれてました。
逆撫でされても平気、ちょっと位ヤット君にぶたれても噛んだり引っかいたりは一度もしたことが無い。
昼寝してたヤット君が目を覚まして泣き出すと、私たちを呼びに来る。
とっても不思議な猫。
ぶっこさんです。
家族が集まると必ずぶっこさんの思い出話が始まります。
もっとスゴイ逸話があるんです。ぶっこさん。
ま、その話はまた今度・・・
ぶっこさんのような猫にはもう二度と出会えないだろうなー