ポスティングに歩いておりましたら、修理依頼の電話が入りました。
ジャノメ セシオ11000。
15年前に購入していただいた、刺しゅう機一体型の最後のモデル?
いや、最後は一応マイナーチェンジしたセシオ11500スペシャルエディションに成りますかな?
当時JUKIやブラザーでは当たり前に成っていた自動糸切りが、ジャノメではやっと採用された自動糸切り付きのジャノメの1号モデルだったかな?
リンク記事のマイミシンと、直営店から引き継いだ展示用のと店には2台置いてあります。
性能的にはこんな高性能の凄いミシンは他に無いと思うのですが、個人的にはこんな不細工で見た目の悪いミシンも無いと思います。(笑)
大型刺しゅう機内蔵なのでとにかく重い!!!!
農協の展示会に出店するときに、二階の会場に搬入するのが重くて腕がちぎれそうで嫌だったっけ。
廃盤に成った時は正直言ってホッとしました(笑)
これが、「ミシンは動くけど針が動かない!」って修理依頼でした。
確認すると、はずみ車は軽く回りますが針が動きません。
ごちゃごちゃしてますが、針も動かないし上軸そのものも動きません。
この不具合は、セシオ11000だけじゃなく、同時期に発売されたスーパーキルトってミシンでもたまに起きる不具合です。
自動糸切りを使った時に、モーターの回転と縫い機構の動きを切り離すデクラッチが上手く働かなく成っているのが原因です。
デクラッチ部分に注油して正常に動くように成ったら直りました。
セシオ11000とスーパーキルト以降の自動糸切り付きのミシンで、この不具合は私は見たこと無いので改善されているのかもしれませんな。