tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

賀茂本阿弥は生き返って・・・

2019-11-16 16:45:00 | 自宅稽古

11月16日(土)

秋の穏やかな一日は、とても過ごしやすい一日となりました。

今日は自宅でのお稽古でしので、朝からちょっと気持ちを引き締めておりました。

床の間

今週の床の間です。

掛物は「渓山幽意多」を選んで掛けましたが、日に日に変わる渓谷の鮮やかな紅葉を思い出していただければと思っております。

天龍寺の関牧翁老大師の揮毫です。

大きな軸ですので、我が家の床の間でもぎりぎりといったところです。

茶掛けとして書かれた墨蹟ではないようです。

花は、唐銅の鶴首に「賀茂本阿弥と満作」を生けました。

賀茂本阿弥は、移植してから25年間成長もせず、蕾もつけずにただ生きているだけの椿でしたので、思い切って掘り起こして、根を切り詰め、土を入れ替えるという大掛かりの植え替えをしました。

賀茂本阿弥は生き返り、今年は、蕾を整理するほどになり、枝ぶりを見ながら蕾を取り除いております。

お菓子

今週のお菓子は、お菓子屋さんこだわりの栗でした。

ホクホクとした美味しい栗でした。

一服

この茶碗も、大学から帰って来たばかりですので、選んで一服をいただきました。

何時ものことですが、一週間の終わりです。

この一服をいただきながら、あれやこれやを思い出しながらゆったりとしております。

コメント (2)
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