5月22日(月)
朝からの晴天も午後には怪しい雲が出始めて、何となく不気味な風が吹き出した途端猛烈な雨が降りだしました。
そんな一日でしたが、今日は昨日のお茶会の疲れがどっと出て、足や腰が重く情けないほど、動きが鈍くなっております。
床の間
床の間の軸は、「華」東大寺・平岡定海長老筆で、「華」一文字ですが、かなりのインパクトがあったようです。
花
花は、シモツケ・白花シモツケ・ホタルブクロ・白花ホタルブクロ・ヤハズススキの5種を生けました。
本来は、菖蒲を生けたいと思っておりましたが、時期がずれて断念、困った・・・と思っていたら、自宅の花々が一斉に咲き始めました。
今回の花は、このような陽気が続いておりますので、毎日花の事ばかりが気に成って仕方がありませんでしたが、最後には、私が育てている花たちが、「私たちを使って・・・」と言わんばかりに咲いてくれました。
我が家のオールスターです。
お菓子
お菓子は、今回のテーマに合わせて、お菓子屋さんに注文しましたが、私の思っているような形にならず、4回ほど意見交換をしては見本を作ってもらいました。
その結晶が、今回の「青海波」でした。
本当は、求肥にして欲しかったのですが、お菓子屋さんが、「10個や20個ならできますが、200個はとても無理です。」と申し訳なさそうに言っておりましたので、コナシで妥協しました。
浜辺の波を表現し、かつ美味しい菓子をと思って求肥のこだわっておりましたが、求肥は柔らかいので細工は大変のようです。
香合
香合は、横笛で乾漆でできたとても軽い飾り香合です。
この香合が、今回の茶会のテーマであり、物語の主役でしたが・・・