tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

花入の水は、入れても少なければ・・・

2023-09-05 17:17:01 | 自宅の庭
9月5日(火)
今日も猛暑日といい、体温を超えた暑さです。
こんな暑い日でしたが、大学へ行ってきました。
学生たちも、私に気を使ってか密にならないように、三限9名、四限7名という風に分けてくれました。

今日はいつもの学生とは違う子が生けておりました。
途中で桔梗がしんなりとしてしまいましたので、「水入ってますか?」と聞くと「入ってます!」と軽やかな返事が返ってきました。
あれほど強い桔梗が、しょんぼりしてしまったのですから、花入れを持ち上げてみましたら、軽いのでもう一度「水入れましたか?」「ハイ!」
確かに水は入れたのでしょうが、底の方に少しだけでは入っていないのと同じです。
すぐに流しに持って行き、水切りをして、水を花入れいっぱいに入れていけ直しました。
10分もしないうちに綺麗に立ち上がりました。
よく言って聞かせました。
お菓子
お菓子は、「着せ綿」でした。
「今日のお菓子は何ですか」「キセワタです」「着せ綿って何だか知ってますか?」誰も知りませんでした。
いい機会でしたので、五節句の話をして、九月九日が「重陽の節句」なので、それに因んだキセワタの説明などしてみました。
こうしたことを知ることも、茶道の勉強の一つだと考えております。
コメント (4)
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