tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

春を呼ぶ福寿草は・・・

2021-02-18 17:26:02 | 自宅の庭

2月18日(木)

今日は一段と冷え込んで寒い一日でしたが、明日からの自宅稽古のためにお掃除でした。

先日若者が大勢来ましたので、いつもとは違った汚れ方をしております。

やはり人が集まると汚れ方まで違うことを実感いたしました。

福寿草

掃除が終わってから散歩に出かけましたが、散歩道の途中のお宅の庭先に真っ黄色の福寿草が咲いておりました。

思わず写真を撮ってしまいました。

大株に

私は、この福寿草が大好きですが、育てたことはありません。

なぜかといえば、お茶に使うのには丈が短かく使えそうもないからです。

お茶に使えそうもない花を育てる場所もないのが現実です。

骨董屋さんに行っても、外国旅行に行っても、買う時は、お茶に使えるか否かが基準になっております。

チョコレート

先日のバレンタインデーの日に、お稽古に見えている方がわざわざ持って来てくれたチョコレートです。

散歩から帰ってから頂きました。

ベルギーのチョコレートですが、何ともあとを引く美味しさでしたので自分の手にブレーキを掛けるのが大変でした。

我慢ガマンがまん・・・

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稽古中の問答も囁くような小声で・・・

2021-02-17 16:59:09 | 大學の稽古

2月17日(水)

午前中からすごい風が吹いております。

日本海側ではまた大雪とのニュースが流れております。

今日は大学へ行って来ました。

花は、満作と春蜀光椿です。

きれいなピンク色の花が春を告げているようです。

落ち着いて

炉のお点前も落ち着いてできるようになりました。

時々手が止まるのは、次の事を考えるからだと思いますが、きれいにお点前をするようになりましたから楽しみです。

しっかりと

しっかりとしたお点前をします。

手順は身に着いたようですから、後はこまごまとしたところを注意していれば、きれいなお点前ができるようになって卒業です。

更好棚

上級生は棚を使ってのお稽古になりました。

このところ、棚のお稽古が続いておりますのですっかり覚えたようです。

お菓子

今日のお菓子は、練り切の「梅の花」でした。

稽古中は食べられませんので、持ち帰って自宅で頂きましたが、何とも味気ないものです。

学生たちも、お菓子は食べずに持ち帰り、稽古中も、拝見などはささやくほどの小声で問答をしておりますので、私には全然聞こえて来ません。

でも、学生たちには聞こえているようです。

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大学生も卒業茶会ですが・・・

2021-02-16 17:27:14 | K大學の稽古

2月16日(火)

昨日の雨が嘘のように晴れわたっておりましたが、強烈な北風が吹き抜けておりました。

今日は、卒業まで一ヵ月もありますが、卒業生たちの都合で卒業茶会をしました。しかし、学校の事情で茶室が使えないために我が家での開催となりました。

床の間

床の間飾りは、卒業茶会には必ず掛ける「竹 為君葉々起清風」を掛けました。

香合は、学生達が毎年作陶に伺う友人の作です。

学生たちに少しでもゆかりのある物をと思って使いました。

点前座

卒業茶会と言いましても、いつものように仕出し弁当を食べて、後輩の点てたお茶を頂きワイワイとしたお茶会はできないために、自分で支度をして、自分で点てたお茶を自分で飲むといった、お稽古ののようなお茶会になってしまいました。

それでも、いつもの年より楽しそうだったような気がしておりますが・・・

写真は、終わってから記録として道具を並べて撮ったものです。

花は、満作と大紅椿です。

椿は見た目は、藪椿と全く同じですが、並べてみると大きさに違いが分かります。

お菓子

お菓子は、そろそろひな祭りと云う事もあって、お雛様に致しました。

胡麻餡の優しい味のする美味しいお菓子で、学生達が帰ってからゆっくりいただきました。

一服

何時ものお稽古の時のように、片付け事など全部終わってから頂きました。

片付けと言っても、ほとんどの道具は手伝いに来ていた下級生が片付けて行きましたので、火の始末だけが私の仕事でした。

最後になりましたが、このお軸は、現代高僧展に出展されておりましたので購入して表装したお軸です。

静岡の臨済寺ご住職の倉内松堂老大師のお筆です。

徳川家康が幼少の頃に勉学に励んだお寺として有名ですが、一般公開しておりませんので拝観は許されておりませんが、いつの日か訪れて見たいお寺さんです。

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「侘びの茶花」は私のバイブルで・・・

2021-02-15 17:01:24 | 本棚の中から

2月15日(月)

朝から本降りの雨です。

本当に久しぶりの雨ですので、雨音を聴きながら時間を楽しんでおりました。

のんびりした気持ちの時によく手にする本です。

侘びの茶花

この本の奥付によりますと、昭和56年11月1日に世界文化社から発行されておりますから、40年前に発行された本です。

山藤先生の作品集

序には、立花大亀老師と芳賀幸四郎氏がそれぞれのお立場から見た茶花を記されておられます。

そして、巻頭での山藤先生は、「花は野にあるように」という「利休七則」の一則は、自然を表徴したものであり、私が最も感銘を受ける言葉であります。

と、こんな書き出しで、野の花に対する愛情を切々とかいておられます。

この本は、しっかりした箱に収められて、今でも茶花を愛する方々のバイブルになっております。

本書の中の花

古備前徳利に蝋梅と千代田錦椿です。

こんな風に生けられたといつも見入っております。

初釜をイメージして

花入は天龍寺青磁下蕪 花は、土佐美豆木に元日椿で、お正月を格調高い雰囲気で創りだしたいといったイメージだそうです。

宗旦作の花入

宗旦作の一重切花入に榛と加茂本阿弥です。

いつ見ても落ち着いた雰囲気を漂わせ私達読者を和ませてくれます。

山藤先生は、良く榛を使ておりましたので、榛を庭に植えました。

これからも、この本が私の先生です。

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慣れないソフトのインストールは・・・

2021-02-14 17:36:23 | 庭の花

2月14日(日)

暖かな1日でした。

行き交う人々が、コートを脱いで歩いている姿は春そのものです。

日曜日と云えば何かと行事が入って中々休めませんでしたが、コロナ騒ぎが始まってから、日曜日に行事があって出かけることがほとんどありません。

太神楽椿

太神楽椿です。

霜にもも風にもあたらずに、きれいに咲き始めました。

こうして無傷で咲くのは、今の時期としては珍しいといえます。

セキュリティーソフト

パソコンで使っているセキュリティーソフトですが、一つのソフトで三台まで有効という連絡がありましたのでチャレンジして見ました。

今まで使っていないパソコンのセキュリティーをしていたらしく、それを無効にして新たにスマートホン二台を登録することにしました。

慣れない作業ですので悪戦苦闘でしたが、何とか二台共ダウンロードできて働き始めました。

何とか

パソコンは好きで使っているのに、こうした事がまったく苦手ですのでどうなることかと思いましたが何とか登録ができたようです。

今までスマホのセキュリティーなどは考えもしないで使っておりましたが、スマホもパソコンと同じ事をしているのですから・・・

こうした事を苦にもしない人から見たら、笑ってしまうでしょうが、とにかく一大決心で始めた作業でした。

とにかく無事に働き始めたようですので、安心してスマホが使えます。

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お稽古のできる喜びも・・・

2021-02-13 17:14:20 | 自宅稽古

2月13日(土)

朝から何となく春めいた感じで、日中も暖かく浮かれ出たいような一日でした。

今日は自宅でのお稽古でした。

床の間

床の間は、「〇 圓如太虚 無欠無余」です。

暖かくなっておりましたので、掛けようと考えていた軸は合いそうもないので取りやめて、この軸にしました。

考えあぐねた時は、晃仙禅師と決めております。

晃仙禅師筆

晃仙禅師が、まだ鶴見総持寺にお入りになる前に揮毫していただいた墨蹟です。

お菓子

お菓子は、古木の梅という銘のお菓子でした。

練り切りが梅の花になっておりまして、見た目もきれいなお菓子で、どなたでも想像ができる美味しいお菓子でした。

一服

何時ものように、稽古が終わった後に頂きました。

春野の絵が描かれた茶碗で、今日出したばかりです。

お稽古のできる喜びを噛みしめながらの一服ですが、まだまだ、お稽古にお出でになれない方もいらっしぃますので手放しで喜んではいられません。

早く安心してお稽古ができるようになってほしいですね。

祈るばかりです。

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高校入試のために授業はお休みで・・・

2021-02-12 18:05:58 | 非常勤講師奮闘記

2月12日(金)

朝から曇り空でしたが、雲は薄く雨の心配はありませんでした。

今日は高等学校へ行って来ましたが、入試の季節ですので授業はお休みでしたので、掃除をしたり道具の整理やらで時間は終わってしまいました。

消毒

これらは、生徒たちがお点前が終ると使った道具などを消毒のために置いてあります。

茶碗などを洗って、ペーパータオルで拭いて、それから消毒です。そして、使った茶巾は、一つのボールに集めて置いて、最後に熱湯消毒をします。

お菓子

お菓子は、土筆の印が捺してあるお饅頭です。

3限と4限の間の休み時間に頂きました。

一服

今日は誰もいない部屋ですので、ゆっくりと点てて頂きました。

何時もは生徒たちで賑やかな部屋も、たった一人でいると広い部屋で寂しくなってしまいます。

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春を探して郊外に・・・

2021-02-11 17:00:27 | 野の花

2月11日(木)建国記念日

朝から晴れておりますが、とにかく風が強い一日でした。

今日は、明日から自宅でのお稽古のために午前中いっぱいお掃除でしたが、午後からは自由時間ですので、春を探しに郊外に向かって散歩に出かけました。

白梅

梅もたくさんの種類がありますが、この白梅が一番きれいだと思います。

梅一輪と言いますが、丁度見頃といったところです。

散歩道途中のお宅の庭に咲いておりました。

でも、毎年の事ですので、多分咲いているだろうと思いながら歩いて行きましたがぴったりでした。

まさに見頃です。

オオイヌフグリ

郊外の空き地いっぱいに咲いておりました。

強い風でしたので、中々ピントが合わず何枚撮った事か・・・

やっと見つけた一枚です。

お団子

自宅近くまで来てスーパーによって買ってきました。

餡子の団子はちょっと??ですので、いつもこちらです。

お抹茶には合いそうもありませんが、一服頂きました。

甘くはないお団子ですが、お抹茶はやはりおいしい飲み物です。

ゆっくり味わいました。

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海仙宗匠の色紙の意味は・・・

2021-02-10 16:54:37 | 今日の一服

2月10日(水)

寒い日が続いております。

何日か暖かな日がありましたから、余計寒さ感じてしまいます。

今日は、大学は就職説明会が開催されるためにお稽古はできませんでした。

色紙

先生から大量に頂いた、井口海仙宗匠の色紙です。

先生も、ご自身で感じ始めたころかもしれませんが、良くこうしたものを「ハイ!」と言って手渡されました。

その中のひとつです。

茶杓の画に賛は日々拭々磨心とあります。

日々塵や汚れを拭って心を磨けといった意味だと思います。

お菓子

昨日大学から頂いてきたお菓子です。

今日食べて見ました。

甘さ控えめの粒あんでした。もう少し甘い方が好きですが・・・・

一服

萩の茶碗で頂きました。

自宅にいるときは、必ず一服を飲んで英気を養っております。

疲れ気味の昨今ですので、良い休養になりました。

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お菓子ひとつで季節感を・・・

2021-02-09 17:17:58 | K大學の稽古

2月9日(火)

冬に逆戻りしたような寒い1日でした。

今日は大学へ行って来ました。

花は、満作と春蜀光です。

二年生が生けましたが、マンサクガが逆を向いておりましたので向きを変えました。そうした事が、まだ良く解らないようですので少しずつ伝えて行きたいと思っております。

二年生

やっと炉のお点前ができるようになりました。

若い子ですから、言った事を素直に直せる柔らかさがあります。

すぐに上手になると思っております。

二年生

一生懸命やっておりますから、上手になりましたが、それに比例するように癖が出てきております。

今日も何度も注意をしましたが、本人は何を注意されているのかが分からないようですので、そんな時は、やって見せて気付かせます。

写真の左手が気になります。

お菓子

今日のお菓子は、雪の結晶の焼き印です。

お稽古が終わってから、「今日のお菓子は雪でしたね」「ハイ」「立春はいつでしたか?」気が付いたようです。

こんな会話をしながら、季節感を養うお勉強です。

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