「四天王」対決となっている第37期囲碁名人戦七番勝負は第3局までを終え、山下名人1勝、挑戦者の羽根九段2勝。対戦成績で劣る挑戦者が名人の剛腕を巧みに抑え込み、一歩リードしています。<o:p></o:p>
囲碁名人戦第4局は今日と明日の両日、仙台市で打たれます。<o:p></o:p>
高尾九段は第4局の重要性をこう語る。「今シリーズのヤマ場になるでしょう。一つ返せば山下さんは息を吹き返し、最終局まで行くのではないか。羽根さんが勝てば、一気に名人位まで駆け上るかもしれません」<o:p></o:p>
今回は、テレビとネットで観戦し、楽しみたいと思います。
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何やら序盤から難しい展開になっています。激しい戦いの碁になりそうです。この展開は、山下名人(黒番)の得意とするところですが・・・・。
羽根九段の昼食は、仙台の秋の味、芋煮鍋。山下名人はこれまで通り、昼食はとらない。
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午後3時、おやつの時間になり、挑戦者の羽根九段は、招福まんじゅうと名付けられた、つぶあん入りのおまんじゅうを食べた。勝利という福を招けるか。名人は昼食に続いておやつもなし。<o:p></o:p>
今日の対局時間が両者合わせて8時間、打った手が41手と短い手数。明日も一手一手難しい戦いが続きそうです。<o:p></o:p>