さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

JR会津只見線滝谷川鉄橋渡る電車撮りました

2015-08-12 | 日記
 JR会津只見線滝谷駅のある中野集落には滝谷川(たきや川)谿谷を渡る橋梁のビューポイントが三カ所あるんです。

 一番ポピュラーな場所は中野から西山温泉郷への県道にある郷戸(ごうど)スノーシェットの入口近くにあります。4~5人は三脚を立てることの出来るテラスがあります。危険ではありませんけど険しい崖の上にありますからちょっと怖い感じもあります。狭いテラスはSLが走る時などは撮り鉄さん達でいっぱいになると思います。
 
今年の5月私の撮った写真です。新緑が美しかったです



二番目のビューポイントは中野集落から美里(みさと)町へ通じる林道を登って薬師堂を過ぎた集落の外れの場所にあります。ここは橋梁の見える視野が狭くて三脚を立てることが出来るのは一人だけだと思います。車を駐車出来る場所は坂道を少し登ると右側に草地があります。

 私は上り電車を撮って下り電車の来るのを待ちました




でも1時間ちょっとの時間がありましたので林道の散策を楽しみました。急な坂道でしたけど初めて通る林道なので珍しくでとても楽しかったんです。


 しばらく登っていくと林道の右側に小さな畑があって、その奥の杉の林の中に誰か一人くらい草を分けて入った跡がありました。



 私はひらめいたのです、これはは誰かこの先に滝谷川橋梁のビューポイントがあることを知っていて草を分けて入ったのかも知れない。そう思って行って見るとまさしく滝谷川橋梁を見渡せるいい場所でした。でもこの場所も狭くって三脚を立てるいい場所は一人だけかなと思いました。

 この場所で下り列車を待ちました。でも定時になっても電車は来ないんです。定刻を過ぎて10分ほど、今日はもう来ないんだと思って三脚をたたもうとした瞬間突然電車が来たんです。慌ててシャターを切りました。最初のビューポイントの写真と似ていますけど、高度を稼いでいますのでバックの山並みが広く撮れています。紅葉の季節にはいい撮影ポイントになると思いました。



 そのうちSLの運行もあるんでしょうけど私はあまりSLには興味がないんです。だってSL運行は一種のショーで生活の匂いがしません。それに若い人たちとビューポイントの場所取りを争うには無理な老体ですですから。

 私には全山紅葉に輝くとき、それに全山冬の白銀に覆われたとき、普通の電車が橋梁を渡るのを撮る楽しみがあります。今からわくわくしてる私なんです。