ポンプ小屋跡の桜はまだ咲きませんけど菜の花が明るく咲いていました
おばさんたちの畑仕事が始まって春のどかです
町の工場(坂下電子光学)の駐車場は車でいっぱいです。仕事で忙しいんですね
私たちの町ではまだコロナウイルスに感染した人は報告されていません。スーパーも平常通り開店していますし店内の売り場にはにはトイレットペーパーもティッシュもたくさん積んでありますし争って購入しよとっするような人の姿など見えません。ほかの売り場の品も豊富に並んでいます。
私の住んでいる集落はなんの変化もなく明るく静かです。コロナウイルスの影響などあまり感じられないんです
でも、テレビや新聞ではコロナウイルス感染の怖いニュースでいっぱいです。
国内感染者数 2617(前日比+236)
死亡者数 63(前日比 +3)
ネットの朝日速報ニュースでは東京で感染者が新たに124東京は感染爆発の一歩手前などと報じていて怖いです。
会津では感染者0
でもこのまま穏やかに過ぎるはずはありません。そのうちに必ずコロナウイルスはやって来るだろうと思っています。
コロナウイルスは怖いです。でもそれによって起こる生産流通の崩壊がもっと怖いです。現にちょっと前までは有り余っていた米の買い占めが起きているなどとも聞いています。イタリアのスーパーのように買い求めている人が押し寄せて売り場の棚から商品がすっかり姿を消すなどという恐れが絶対にないとはいえないように思います。
あの戦争の末期から敗戦直後にかけての物資や食料の不足の混乱を経験している爺とばばちゃんは半年くらいは米と味噌があれば耐えられると冗談ごかしに話あっています。
それと感染者の暴発で医療崩壊が起きるのが怖いです。入院したいのに空き病床がなくて、自宅で療養し病状が悪化重篤になっても人工心肺装置などつかってもらえず秘やかにひとりで旅立つことにもなりかねません。高齢の爺いもばばちゃんもそのことは重々知っていても口に出しては言いませんでした。
マスクや手洗い消毒はとても大事なことは分かっているんですけどもそれでコロナウイルスを100%防除出来るとは思っていません。一番大事なことはコロナウイルスに感染すると思われる危険な場所に近づかないことだと思います。
幸い会津には澄み切って綺麗な広い自然があります。でもそこが割と人通りのある場所ならば散歩は避けなければなりません。自分の健康保持のために今日からは人に会わない場所を散歩することにしました。都会に住んでいるわけじゃありません。家に閉じこもる必要などありません。晴れ晴れと散歩して健康を保ちたいと思っています。高齢者ですけどがんばります。
ネットで「父親の呼吸器は若者に」という表題でこんな記事が掲載されていました。
スペインの首都マドリードに住むオスカル・アロさん(47)は先月20日、感染がわかった父親ベニートさん(80)の入院先の医師から電話で告げられた。「死なせることを許してほしい。75歳以上の高齢者は治療できない。人工呼吸器はつけられない。若い患者に回さないといけないから」。
涙声だった。病院は重症者であふれ、救うべき命の選別が始まっていた。
そうだろうなと思います。私は93歳、ばばちゃんは90歳です。ほんとにそうだろうなと思います。むごいです。怖いですコロナウイルスは・・涙声の医師の言葉が胸をさします。ほんとうにそうだろうなと思います。でも当然のことですから・・私もそうして欲しいと思っています。