ポンプ小屋跡の桜です
心嬉しい時は輝いて見えていましたし、失意の時は優しく私の心を受け入れてくれるポンプ小屋跡の桜なんですよ
今はこんな大きな見事な独立木の桜なんですけども30年ほど前まではここにポンプ小屋があって広い圃場を潤していたんです。でも大がかりな水田の基盤整備がおこなわれ新しい用水路ができてポンプ小屋は必要なくなり取り払われました。そのおり工事の邪魔になったんでしょうね、そばにあった桜の木が切り倒されてしまったんです。あれれと思っていたらすぐに2本のひこばえが切り株に生えてみるみる大きくなって30年こんな見事な2本の桜の木になったのです。ですから幹を見るとひこばえの幹が太くたくましくなって 枯れてしまった元の幹を抱えこんでいるんです。