さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

思い出の写真を懐かしんで

2020-04-22 | 日記

暖冬でしたけど冷たい雨の日が続く4月です。コロナのこともあって所在なくパソコン室で古い写真を繰っていたらこんな写真が出てきました。


     

30年ほど昔現役を離れたばかりの私の撮った写真です。その頃友人たちは皆さん高級のニコンとかキャノンとかのカメラを使っているのがうらやましかったでんすけど、お金のない私はオリンパスのOM-1 というカメラを使っていました。ニコンなぞに比べると価格的には数段安いんですけど性能的にはほとんど差のなないいいカメラでした。

「カブ」というホンダの自転車よりすこし大きめの軽いバイクに乗って石仏など撮って楽しんでいました。もちろんデジタルではありませんフイルムで撮っていました。
モノクロは自分でフイルムを現像し引き延ばし機で写真にしていました。器財薬品など結構たいへんでしたけど楽しみもありました。暗室などありませんから夜器財を整え薬品を調合して作業をするのです。友人の撮影してフイルムを現像し写真にしてあげるアルバイトなどもしてちゃっかり儲けてもいたんですよ。

でもカラーはカメラ屋さんに頼んで写真にしていました。お金がかかるんで2Lの写真などは大事にアルバム保存していました。

カメラの撮影も大変でした、カメラについた距離計でピントを合わせ露出は露出計で光量を測定してカメラにセットして撮影しました。ズームレンズなどはピントが甘いといって使いません、ですからレンズはワイドレンズ・標準レンズ、望遠レンズと3本のレンズを必ずもって歩かなければなりませんでした。

自分の撮影技術に誇りをもっていたバカな私らはズームレンズがついてピントも露出も自動で出来る便利なコンパクトカメラが出来たときそれを「バカチョンカメラ」といってバカにしていまし。笑い話みたいなもんです。今はどんなカメラもみんなバカチョンカメラになっていて便利ですけどもね

さてこの写真ですけどたぶん初秋の夕暮れなんでしょうね。すだく虫の声が賑やかだったろうと思いますし、場所によってはスズムシの綺麗な声も聞かれたと思います。

30年、時代は激変しましたね、今の子供達にでんでん虫むしカタツムリなんていたってなんのことか分からないでしょうね。「でんでんむしむしかたつむりおまえのあたまあはどこにあるつのだせやりだせあたまだせ」なんて歌がありました。葉っぱの上などで這っていた陸上の巻き貝ですよね、可愛かったんですよね。初夏の夜にはゲンジ蛍やへいけ蛍が綺麗な光を出して飛んでいましたね。

かつては電話はお金持ちの家かお店か事業所にしかありませんでした。それがあっと言うまに全ての家に固定電話ができて嬉しいと思っていたら、すぐに小さな携帯電話ができ「ご主人がすぐに奥様の携帯に追われて秘密の行動が出来なくなるんじゃないか困ったもんだ」などというバカな話を聞いていたら、その携帯電話にカメラがついたとおどろいていたら、あっと言う間にスマホです。昔は子供がゲーム機に夢中になって勉強や遊びをしなくなった困ったもんだと皆が言っていました。それが今では車を運転などしながらスマホしてはいけませんなどと大人が言われる時代になりました。

30年前は80歳が古老といわれでいましたけど、今は93歳のボケ爺いがこんなアホな投稿をブログにして楽しんでいます。

コウモリについていたコロナウイルスが一個突然変異して一人人間の細胞に入りそれがあっという間に増殖感染して地球上の人間の隅々まで広がってあばれていたりするのも当然のことかも知れませんね。時代は激しく変わっていくんですから。

コロナウイルスが沈静したら地球上の人間社会が激変するのかもしれませんね。どうなりますことやら寝不足のアホなボケ爺いのぼやきです。