最初の真夏日の田んぼの緑が濃くなりました。
今日は老体の爺いぼんやりと1日を室内で過ごしてしまいました。
明日はばばちゃんのデーサービスの日です。
婆ちゃんと同じデーサービスの施設に私より2歳ほと年上の男の方がお世話になっていたんですけど体調をくずして入院なさってついこの間お亡くなりになりました。
葬儀が終わって数日後ばばちゃんが散歩していると亡くなった方の家のお嫁さんが走りよってきて「うちの爺さんが大変お世話になりました。最後まで意識がしっかりしてたんですよ」と話してくれて驚いたと婆ちゃんが言うんです。
私は「ふーんそうか!」とさりげなく応えたんですけど、内心ではうちの婆ちゃんのことだ、同じ集落の爺さんに、何かと親身の話し相手になってあげたんだな、そのことを亡くなる前にその方の家の嫁さんに話してくれたんだなと思いました。
うちの婆ちゃんは施設の始めの頃からの入所者で10数年近くお世話になっているんです。ですから、ちょっとした顔役みたいになっていて、新しい入所者などにも親切で心おきなく話しあえる人みたいなところがあったんじゃなかろうかと思ったのです。
私には婆ちゃんが私の家内としては不満がないわけではりません。でも一人の人間として正直尊敬している所もぁるんです。天性の明るさ温かさを性格に持っていて、たとえどんな偉い人であっても、あるいは少々人の好かれないような人であっても、すぐに心を開いてなじみ話しあうことが好きで楽しい人なんです。
正直鬱系で人付き会いが嫌いで偏屈な爺いの私ですから。ずいぶんと婆ちゃんに助けられてもいるんです。60数年間一緒の暮らして恋女房などでは決してありませんけど、人間としては少しく不埒だけど明るい性格の人間だと思って誰にも言ったことはありませんけど内心尊敬もしてもいるんす。
なんにも書くことがないので馬鹿なこと書いてしまいました。阿呆爺いと笑ってください。
恥じ入り爺い頓首再拝頓首頓首