さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

梅雨の晴れ間の空に

2021-06-28 | 日記

ポンプ小屋跡の桜の緑が輝いて落ち込んだ私を励ましてくれまっした

 

 

遠い日の昔ここにポンプ小屋があって左側の流れの小さなダムから水をポンプアップして圃場の用水にしていました。

大掛かりな圃場の基盤整備で立派な用水路ができて揚水ポンプが必要なくなり小屋が撤去されたときそばにあった桜の木が切り倒され、その切り株に生えたひこばえが大きくなって今はこんな見事な桜になっているんです。遠くに見える八千代橋は今は立派なコンクリーの永久橋になっていますけど、当時は土橋だったような記憶です。

 

立派な古木と言えるようになったひこばえの幹が二本朽ちた元の桜の幹をしっかりと包んでいます。

 

あ、そうそぅその小さなダムの上に丸太の一本橋があって私の愛犬は怖がって渡らないんですよ、やむなく「しょむない犬じゃ」と抱き抱えて渡った記憶が蘇りました。だってほかのワンちゃんはみな平然と自分で渡っていましたから。口惜しかったんですよふがいない愛犬でしたから。

 

50年前40数歳の若かった頃の思い出です。それが今は94歳6ヶ月のボケ爺いになっているんです。時は流れ知人がみないなくなって今は私が一人、侘しいんです。

 

他事ながらうちのばばちゃんは4日前に92歳になりました。私が昼寝していると毛布をかけてくれるし目覚めのおやつを卓の上に置いてくれます。「ズボンのチャックがはずれているよ!」なんてと・・うるさいばばちゃんなんですよ。