こんにちは、山口です。
「レンガ住宅番外編」もなんと19話になりました。
あの、力作だと思った
「愛知万博奮闘記」でも12話で終わったのに・・・ちょっと間延びしてしまいましたね。
さて、前回の
「恐怖!ダウンタウンの夜道」で最終回を予告していたにも拘らず終わりきれませんでしたので、今回は
「最終回その2・・夜道、彷徨う二人」をお送りします。
前回まででカジノのお兄さんに現在地と方角だけは聞きました。地図といってもホテルのロビーに置いてあった何かの切抜きみたいな白黒コピーの地図です。
↑現物。文字ももちろん英語。
この地図だけを頼りに歩き出しました。 時間は夜中の12時を過ぎ、街には人通りも既に少なく日本の夜中にもありがちな、あちらこちらで若者達の騒ぐ声が聞こえます。
異国の町の夜中、リュックを背負った男とかばんをたすき掛けにした男が二人で歩いています。見知らぬ通りを頼りない地図を見ながら・・・
前にも書いたとおりグレッグの携帯もつながりません。
今思えば恐ろしいですよね、もし迷ってしまったらどうするつもりだったんでしょうか
現地の若者に
〔Hey! Japanese!!〕なんて声掛けられたらどうするんでしょうか
「ニィ ハオ」とでも答えるのでしょうか?
しかし、当の二人は海外旅行の興奮かカジノの興奮かは分かりませんが平気です。「大丈夫かな~」などと口では言ってましたがどんどん歩いています。
歩く道すがらいろんな話をしたと思いますがあまり覚えていません。真剣に建築の話をしたのか、もしくは高校時代の話か・・・その中で覚えているのは鏡の話、このブログの
VOL..7で書いた上中氏が大量に購入した鏡をどうやって持って帰るか?という話です。
VOL.9のホームセンターでは梱包用の紐は買ったんですが、紐だけじゃまずいだろうと・・機内には持ち込めないと思うので、鏡が割れないようにダンボールかなにかで養生しなければ・・
そこで、「よし!ダンボールを探しながら歩こう!」となりました。
夜中の街でビルの谷間に顔を突っ込んだり、ゴミ箱をあさったり・・・それぞれ見つけてきた汚いダンボールを引きずりながら歩く日本人・・ありえません・・
そうこうしながら40分近く歩いたでしょうか、ようやく
VOL.15 「電車編」で歩いた見覚えのある場所に出ました。無事に帰ってこれたのです。終わってみれば思い出に残る歩きだったし「いい経験」でした。 結局ホテルの近くの公園で一番ましなダンボールを見つけ、それを持ってホテルに入りました。
部屋に戻ったのは1時前、それから例のダンボールで鏡を完璧に梱包し風呂に入って2時頃眠りに就きました。 そしてその2時間半後に起床、用意をして6時にチェックアウト。 カジノでかろうじて残しておいた現金でタクシーに乗り空港へ向かいました。 このタクシーの運ちゃんとの英会話も面白かったのですがそれを書けばまた今回で終われませんので割愛します。
そしてわずか二日間でしたが無茶苦茶中身の濃かったメルボルンに別れを告げ、飛行機は飛び立ちました。
帰りも香港経由だったので空港でお土産を買って関空に着いたのは21時、バスと電車を乗り継いで24時にようやく帰宅。全部で4日なのですがもう10日は経ったような感覚です。
次の朝、頑張って起きて朦朧とした意識の中で仕事に向かったのでした。・・
完!!
大変長らくのお付き合いありがとうございました。
最後のほうは間延びしたり、詰め込んだりとなってしまいましたがようやく終わりました。
また、次のネタを探すべく、社長!そろそろ海外研修に・・・・・ハイ分かりました。仕事します
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