とある設計事務所のスタッフダイアリー

兵庫の輸入住宅建築設計事務所・セルビーハウジングのスタッフがふと感じたこと、つぶやきを日記にしてみました。

セルビーからのお知らせ

3/4(土)・5(日)TOTO姫路ショールームにて『TDYお客様感謝祭』が開催されます。3/10(金)姫路支店にてワークショップを開催します。詳しくは弊社HPをご覧ください。ご予約いただければ、工事中の現場見学や既に住んでいらっしゃるお客さまのお家を特別に見せていただく事もできます。ご予約・お問い合わせは tel:079-230-2111またはE-mail: info@selbee.co.jpまで。

世界遺産 姫路城を訪ねて

2007-12-27 10:19:53 | 旅行記・遊び・レジャー情報
私たちの会社、セルビーハウジングは兵庫県の赤穂市と姫路市にあります。

このブログを書いているわたくし塩津は姫路市に住んでおります。

姫路と言えば姫路城。誰もが認める姫路のシンボルです



しかし、、、、いつも遠くからは眺めている姫路城なのに前回行ったのはなんと26年前。

見学に行きたい行きたいと思いながら長い長い年月が過ぎてしまいました。

方々の国宝、世界遺産の建物はたくさん見学に行っているのにもかかわらず、わが町姫路のお城を見学に行っていない。ごめんなさい

近くにありすぎるとこんなものなのかな?

でも、皆様はご存知かどうかは知りませんが、姫路城が2009年より「平成の大修理」に取り掛かるのです。

それは何を意味するのか。そうなのです、あの姫路城が数年間見れなくなってしまうのです。

もしかしたら自分が生きている間に「もう姫路城をみることができないかもしれない。」

そう思うといつも身近にあった姫路城が遠くに行ってしまう気持ちになったのです。

こうしては居られない、早く姫路城に行かなければ。

そしてやっと26年ぶりに姫路城に足を運ぶ事ができたのです。

私の休日の火曜日、妻と2人で訪れました。

姫路城に入場する前に好古園というすばらしい庭園があるのでそちらに立ち寄りました。

紅葉がとても美しく、背景のお城と真っ青な空が相まってとても感動的でした。

平日で人も少なくとても癒されました。



好古園を後にし、ついに姫路城へ。広場を歩きながらお城へ向かいます。

いつもは遠くで見ていたお城がどんどん近づいてきます。でかい なんと美しい建築物なんだろう。

改めてこんなすばらしい建築物が近くにあったことに感動です。

観光で行く他のお城や神社仏閣よりすごい。そして外国人が多いことにびっくり。

東洋系の人、インド、パキスタン人のような人、英語をしゃべっている人、ロシア語をしゃべっている人、フランス語をしゃべっている人、

やはり日本の文化遺産の中でも有数の遺産であることの証明でしょうか。



入場口に着くとたぶん韓国の方(カップル)だと思うのですがカメラのシャッターを押して欲しいと頼まれました。

言葉は交わさなくても充分に伝わりました。姫路ってこんなに国際的な町だったかな~?

いよいよ入場。いくつかの門をくぐり天守へ向かう。近づいたかと思うとまた天守が遠くに。

これは攻め入った敵に道が間違ったのかなと思わせる手口だと小学生の時に聞いたことを思い出しました。



そしてまた天守が大きく近づきます

いや~下から見上げる大天守は本当にすごい。遠くからでは実感できない迫力で迫ってきます。



やっと天守の入口に到着。靴を脱いでスリッパに履き替えるのですが、

そこにアメリカ人だと思われる学生たちがわんさか。

修学旅行かな?スリッパに履き替える習慣の無い彼らにとっては大仕事なのか、

なかなかスムーズに行かない。

ひどい生徒は板の上に土足で上がってそこで履き替えている。(日本に来たなら日本の習慣を勉強しろ!)

5分ほど待たされて天守の中へ。とても暗く殺風景な城内。急な階段を一階また一階と上がっていく。

5階へあがる階段をやっと上がり終える。これで最上階と思ったのにまだ階段が、、、、。

五層の天守と思いきやなんと六層??何で?と思いながら最上階へ。

ほかの階と違ってとっても明るい。

南側の窓からはまっすぐ伸びた大手前通りの先にJR姫路駅。北側の窓からは住宅街が広がる。

昔も今と変わらずお殿様は城下を一望してたのでしょう。


内部に目をやればこの天守を支えてある2本のとてつもなく太い芯柱が最上階まで伸びています。

昭和の大修理の時にはこの芯柱を取替えしたようですが今回はそのままなのでしょうか。

年々少しずつ下がってきてるのでしょうね。

今の建築技術からすればかなり無理のある構造のように感じられます。

しかしすばらしい建築に違いありません。来て良かった。本当に良かったです



「平成の大修理の後にぜひ来れます様に」と願いながら急な階段を下りていきました。

数年後、修理を終えたすばらしく美しい姫路城をみれることを楽しみに帰路に着きました。

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有難うございます。


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