こんにちは、社長の塩津です。
今日は第1回姫路城大天守保存修理工事 現場視察の3回目です。
この視察は兵庫建築士会姫路支部の研修会として行われました。
詳しくはその1・その2を見て下さい。
では、前回の続きです。
矢印の一般の入口ではなく、工事用の入口より入っていきます。
工事現場担当者の方より、隅櫓よりもっと足場が悪いので間隔をあけて上がるようにとの指示がありました。
本当にすごい危険な足場で手を着きながら恐るおそる上がっていきます。お年寄りや女性の建築士もいて、大丈夫かと心配しましたが、足腰の弱っている自分の方が一番危なかったかも分かりませんね
足場の上は西の丸の百廊下の屋根の葺き替え現場です。
計画当初は吹き替える予定ではなかったようですが、瓦の隙間に入った種が発芽し、木がどんどん生長してしまい、瓦の下で根を張ってしまったので葺き替えに変更になったようです。
隣のおじいさんが触っている鼻先瓦のみ新しい瓦です。後はすべて古い瓦を使っています。古いと言っても昭和の大修理に葺き直された時の瓦だそうです。
もちろん強風に耐えれるように見えない部分でしっかり固定されています。「その1」で紹介した漆喰塗の饅頭の下の釘がここでは見えています。この釘が今回使われているステンレス製の釘です。
頭は漆喰が付きやすいような形状になっています。
狭い足場の上で一列に並び、市役所の担当者の方より説明を聞く建築士達です。
ここでの説明はここまでです。これより今回のメインである大天守の素屋根(大仮設工事)を見学に行きます。
姫路城はご存知の方も多いと思いますが、天守に近づけばまた遠くなる。攻め入った敵を迷わす工夫がなされています。天守までの写真を撮りましたので見て下さい。
西の丸より天守です。
同じく。
いちばん有名な撮影スポット(私が大好きな場所)より天守
ここもなかなか絵になります。
またまた門。
かなり天守に近づいてきました。
今日はここまでです。次回最終回は大天守素屋根を紹介致します。
では
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