とある設計事務所のスタッフダイアリー

兵庫の輸入住宅建築設計事務所・セルビーハウジングのスタッフがふと感じたこと、つぶやきを日記にしてみました。

セルビーからのお知らせ

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日本人として

2011-03-16 22:08:12 | その他(つぶやき)
こんばんは 山口です。

今回の東日本巨大地震の影響で、各種建築材料や、住宅設備機器が納入しにくくなっています。

元気に仕事ができることだけでもありがたい状況ですので、出来る範囲で自分の仕事を精一杯やるしかないですね。

さて、今日も仕事を終えて先ほど帰ろうとしたのですが、最後に見たヤフーのニュースの中に

涙があふれてしまう記事がありましたので二つ紹介します。



【ワシントン時事】東日本大震災の被害や福島第1原発事故が連日、トップニュースで伝えられている米国で、被災者の忍耐強さと秩序立った様子に驚きと称賛の声が上がっている。「なぜ日本では略奪が起きないのか」―。米メディアは相次いで、議論のテーマに取り上げている。

 CNNテレビは、2005年に米国で起きたハリケーン・カトリーナ災害や10年のハイチ大地震を例に「災害に付き物の略奪と無法状態が日本で見られないのはなぜか」として意見を募集。視聴者からは「敬意と品格に基づく文化だから」「愛国的な誇り」との分析や、「自立のチャンスを最大限に活用する人々で、進んで助けたくなる」とのエールも寄せられた。


もう一つは中国の新聞です。

中国紙・広州日報は、大震災に遭っても秩序正しい日本人の姿に驚く中国人たちの声を紹介した。

「まるで無声映画を見ているようだった」―。これはマイクロブログで報告された在日中国人の目撃談。「東京。電車が不通となり、徒歩で帰宅する数百万人の人々。みな黙々と列をなし、ひたすら前を目指す。怒鳴り声など聞こえない。自分は車だったが、誰もクラクションを鳴らしていなかった」と日本人の冷静さに舌を巻く。

「数百人が広場に避難した。タバコを吸う人はいない。係員が走り回って毛布、お湯、ビスケットなどを配る。すべての男性が女性を助けていた。3時間後、その場は解散となったが、地面にはゴミ1つ落ちていなかった」

日本人はむやみに自分の悲しみを表に出さない。他人に心配させたくないからだ。家族や友人を失っても、大声で泣きわめかない。突然襲ってきた深い悲しみをただひたすら黙って受け止める。助けてもらったら、「ありがとう」の代わりに「すみません」という人が多い。これは「迷惑をかけて申し訳ない」という気持ちの表れだ。

「人様に迷惑をかけない」。大震災のような生死に関わる状況下でも、日本人は秩序を崩さない。被災者という立場にあって、個人は集団から離れず、集団も個人を守る。規律を守ることこそが集団の利益を維持する最良の手段であると知っているのだ。「日本人が見せた冷静と団結は震災の恐怖を和らげてくれた」とある中国人は絶賛していた。


このような記事は、震災直後から数件見ましたが、中国の方が言っているからなのか、
なぜかとても泣けてきました。


今回の地震で被災された方々にはなんとお声をかけたらいいのか分からないのですが、

今回ほど『日本人であること』を誇りに思ったことはありません。

子供を虐待したり、無差別殺人がおこったり、考えられないような事件が起こってはきましたが、

こんな非常事態の時こそ、人間の本質が出てくるのだと思います。


被災者の方々にあまり「頑張れ!」と言うのは良くないのかも知れませんが、

自分自身は、日本人であることに誇りを持ってこれからも頑張っていこう! と思えました。

うまく言えませんでしたが、なんとなく伝えたかったので記事をコピーさせていただきました。