セレナ日和

猫のいる風景に魅せられて、猫に逢う旅をしています。

大切なもの

2016-09-13 | セレナ&クララ* Serena & Clara



カラスさんの落し物。

 

コレがボクの宝物。

(=^v^=)

 

 

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒマラヤトレッキング~幻の青いケシ~

2016-09-13 | ★ヒマラヤトレッキングの旅日記(インド)

別ブログに綴っておりました、ヒマラヤトレッキングの旅(過去)日記を「セレナ日和」にお引っ越ししています。
同じ gooブログからですが、コピペは画面のバランスが崩れたりと、少々問題が生じるため簡単にはいかず…
少しずつ進めたいと思います。
猫好きさんごめんなさい、スルーしてネ。
この日記、長くなるかもしれませんが、猫写真はこれとは別にほぼ毎日投稿する予定です。
また、ヒマラヤ日記はコメント欄を閉じさせて頂きますネ(=^v^=)abi
 
 
   
【 ヒマラヤの青いケシ 】


この花に会うためにトレーニングを重ねて、
北インドからヒマラヤトレッキングに行ってまいりました。
   
   
 
 
 


ヒマラヤ地方に自生するブルーポピーは、とても可憐で、優しい姿をしていて、
初めて出会えた時には、思わず涙ぐむほどでした。

   



ヒマラヤ地方の花の谷と、聖地ヘムクンド 12日間の旅が終わりました。
一言で言うと、今回の旅は今までで一番過酷な旅となりました。

まず、インドでお料理を食べた初日からお腹をこわしてしまって、夜も眠れず・・・
夜中になってから嘔吐と胃痛も加わり、睡眠時間が1時間しかとれませんでした。
体力はみるみる衰えましたが、バス移動を続けて奥地に入り、3日目はテントまで登らなければなりません。

テントまで登る日は、早朝から山道をおんぼろバスに激しく揺られること6~7時間。
そして30度を越す炎天下を、午後1時から標高3000mまで、一歩ごとに響いて痛む胃を押さえながら、ひたすら登りました。
此処まで来て泣き言は言えない・・・倒れるまで歩くしかない!と自分に言い聞かせていました。
でも、辛いのは自分だけではありませんでした。
苦しさから、テントに着く前に夕焼けを見て泣きだす女性も・・・
どうしてこんな所に来てしまったのかしら、とか、甘く見ていた、などという声も聞こえてきました。
現地の巡礼者も熱射病でしょうか?嘔吐したり、倒れている姿を何度も見かけました。

なんとかテントに辿り着いたら、間も無く日が落ちて、あとから懐中電灯を点けて登ってくる人もいました。
abi は全く食欲がなく、紅茶(チャイ)さえ飲めずに、一杯のお湯だけを頂いて、湯たんぽを抱いて眠りました。
が、夜中の1時頃から激しい雨がテントを叩き付け、その音でまた朝まで眠れません。

それでも、雨上がりの気持ちの良い朝を迎え、いよいよ花の谷(標高3500m)まで登って来ました。
そこには350種の花が咲くというお花畑が♪
次の日はヘムクンド湖(標高4,328m)まで登ってきました。
更にそこには、予想外にたくさん咲くブルーポピーのほかに、絶対に見たかった、聖なる神の花も♪

参加者の中には、高山病の症状が出てしまって諦められた方も・・・
abi も体調を崩したうえに、軽い高山病で頭痛になってしまい、心の中で何度も思いました・・・
あんなに体力作りをしたはずだったのに、インドの水(食事)に、いとも簡単にやられてしまって、
肝心のトレッキングの時には絶不調!
そう思うと、情けなくて泣きそうになるのです。
初めはお粥しか食べられなかったのが、すぐにお粥さえ喉を通らなくなりました。
そういった時の薬を何も持っていなくて、参加者の方々に色んな薬を頂いて飲み続けていました。

でも、ブルーポピーは待っていてくれて・・・本当に嬉しかった


とてもたくさんの出来事があった旅で、段々写真のUPと共に書いてゆきたいと思いますが・・・
無事にトレッキングを終えて、3晩お世話になったテントに別れを告げて、村まで歩いて戻ったらまた大変!
連日の夜中の豪雨で崖崩れが発生し、足止めとなってしまい、山の道路で一日中開通を待つことに…
結局開通せず、急遽へんぴな場所の、清潔とは絶対に言えないというか、怖い宿に泊まる事になりました。

そしてその翌日も、新たなる崖崩れのため再び足止めに^^;
ただでさえ狭い道を岩が何個も落ちてふさいでいるので、自衛隊や警察が大勢出動しています。
その巨大な岩を爆破させるのですが、爆音と共に石ころがパラパラ落ちてきました。
3度、発破を繰り返しましたが、車はまだ通れないという事で、みんなで歩いて通る事になりました。

命からがら歩いて下の村まで降りて来た頃、今度は土砂崩れで、はるか下の谷底には車が転落していました。
上からの土砂崩れと、下は絶壁という間の、濁流と化した山道をインド人に手を引かれながら渡る私たち。
苦楽を共にし、励ましあった参加者たち、13人には団結力が生まれていました^^

で。。。聖地では買えないと聞いて用意して行ったワインも、体調不良のため飲めず、2kg痩せて帰って来ました~
強烈な印象が残るインドの旅、どこからお話しようか迷い、要約しましたが、写真など暫く続く予定です^^

ブルーポピーが見られるようにと、たくさんのお友達に応援して頂きまして本当に有難うございました♪
おかげさまで頑張る事ができました(=^v^=)





シーク教の巡礼者たち
お天気は良かったのですが、ここはガス(雲)の中です
 
ヘムクンドにて。
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする