あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: Ninja250Rで日帰りツーリング_三原のステーキ中村屋&筆影山

2012年01月09日 | Weblog
2012年1月9日(月) 今日は長男が休日出勤。 昨夜、晩ご飯を食べながら、『明日、バイク貸してくれや』 『ええよ』
という訳で、今日は久し振りにNinja250Rで日帰りバイクツーリング。

『さて、どこ行こうか?』 竹原の太華園のラーメン? それとも尾道の朱華園&コモンのワッフル? 『うーん、せっかくやから、行ったことないとこがええな』
という訳でネットをチェックすると、三原においしいステーキ屋さんがあるとの情報が。 『よっしゃ、今回は三原でステーキに決まりや!』

朝9時。 『じゃあ、行ってくるけん』

防寒対策バッチリのウエアで、瀬戸内沿いの道をゆっくりと走る。 バイクの良い所は、気軽に寄り道ができること。
前から気になっていた、二窓の神社にお参りしてみた。

幟には、『神明さん』と書いてある。
 
こじんまりとした、だが雰囲気の良い神社。

***

11時過ぎ、約2時間で三原に到着。 開店までしばし時間があるので街を散策。
 
ステーキ屋さんは、少し分かり難い場所にある。
時間になったので、狭い路地に入っていくが、まだ看板に灯りが点いていない。 路地を歩いていくと、階段を降りてくる人の足音が。
『あ、すみません。 もう開きますから』 『はい、ありがとうございます』

 
開店したばかりで、私が最初の客である。
『お一人様ですか』 『はい』 『では、4人掛けの席、どこでもどうぞ』

ヘルメットをおき、上着を脱いで席に座る。 メニューを開き、『お昼のステーキセット、ヒレでお願いします』
サラダとスープが運ばれてきた。 もう一つの容器は、ステーキソースだそうだ。

しばらくすると、ステーキが運ばれてきた。 熱々の鉄皿に載せられ、油が跳ねておいしそうな香りが漂ってくる。 『うーん、美味そう。 いただきます』
 
最初はステーキソースを付けずにそのままパクリ。 『お、これは肉の旨味がなんとも良い感じ』

次に、ステーキソースを付けて食してみる。 『うん? これは』 どうやら、ステーキソースなしの方が、肉の旨味をたっぷり味わえるようだ。
と言う訳で、その後はステーキはそのままでいただくことに。 さすがは、肉屋さんが経営するステーキハウスである。

『あー、美味かった。 ごちそうさまでした』

食後は、デザートとコーヒーをいただいて、のんびりまったり。

***

おいしいステーキの中村屋さんを出ると、おやつを購入。
 
おいしそうなバーククーヘン。 店のおねえさんに、それぞれの味について教えてもらい、3品をピックアップ。 『これでお願いします』

再びNinja250Rに跨がり、目指すは『筆影山』

今日は、曇り空&霞掛かっているのが残念だが、ここは芸予諸島の絶景が楽しめるスポットの一つ。
 
しばし景色を堪能した後は、ベンチに座ってお茶の準備。

トランギアのアルコールバーナーにチタンのスタンド、ステンレスのコッフェル、コンパクトなウインドスクリーン、沖縄で手に入れたパイナップルの水筒。
 
こんな日帰りお茶セットで、『筆影山カフェ』の開店である。 お湯が沸くと、コーヒーをいれ、三原で購入してきたバームクーヘンのおやつ。
寒いバイクツーリングの一日ではあるが、熱いコーヒーで芯から温まる。 これぞ、冬のツーリングの楽しみ!

***

本当は、黒ではなくKawasakiグリーンがお気に入りなのだが、このバイクは私のではなく息子のなので仕方ない。

他にも、細部を見るとチープな造りと長時間ライディングには向いていないポジション&シートという不満こそあるものの、バイクにとって大切な走り感では、低回転でも意外と粘る私好みのトルク特性を持つツインエンジン、そしてアクセルワークに応じて滑らかに、だがある程度の回転数以上になると官能的でレスポンスの良い加速は適度な音もあいまって心地良く、バイクに乗ることそのものの楽しみを思い出させてくれる好いバイクであることは確か。

ただ、久し振りにバイクに乗って、バイクツーリングの楽しさに目覚めた50前のオヤジとしては、維持費が安い125ccに興味があり、スズキの名前を冠したGN125なんて中国製のディープな原付二種に興味津々。
『自分のバイクが欲しい』なんて、悪い病気が再発しなければいいのだが。。。

『さて、帰るとするか』
 
芸予諸島の景色を堪能しながら、筆影山の狭い山道を降りていく。
 
今日の海沿いは風が強く、曇りがちで気温も低いので、シーカヤックツーリングだと辛かっただろう。
この週末は、晴天に恵まれた昨日はシーカヤックツーリングを、曇天の今日はバイクツーリングを楽しむことができ、とても充実した休日であった。

『さあ、また明日から1週間がんばろうか!』

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瀬戸内シーカヤック日記: 謹賀新年_生涯不良@芸予諸島

2012年01月04日 | Weblog

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瀬戸内シーカヤック日記: クリスマスイブは『ミッションインポッシブル』&『呉ビール』

2011年12月25日 | Weblog
2011年12月24日(土) うちの会社は金曜日は休みでなかったので、この週末も普通に土日休み。 クリスマスイブの今日は、久し振りに妻と映画を観に街へ。

広島の街に早めに到着し、開店したばかりのデパートへ。 ここで、妻へのクリスマスプレゼントを一緒に選んで購入。 『うん、このデザイン、なかなか好いね』

映画館は、シネツイン新天地。 シートが心地良いミニシアター。 チケット売り場の方の対応も気持ち良く、音響も迫力満点。
久し振りに出掛けた映画館で、『ミッションインポッシブル』を堪能した。

***

息子はお出かけなので、夕方からは二人で『呉ビール』へ。

少し早めに着いたので、しばしレンガ通りを散策。
 
クリスマスイブの呉の街は、広島に比べると人が少なくて寂しいが、それでも街を盛り上げようという人達がイルミネーションやミニコンサートで頑張っていた。
 
人が少ない分、静かにイルミネーションを楽しめる。 『静かな街も、それはそれでいいねえ』

***

街の散策を楽しんで、ちょうど良い時間にビール館に到着。

ここは、おいしい地ビールが飲み放題のコースがあり、私のお気に入り。 じゃあ『乾杯』
 
サラダにチーズフォンデュ、ソーセージ。 そしてなによりおいしい地ビール。
 
ゆったりとした客席で、おいしいビールをたっぷりと堪能。 『ごちそうさまでした』

***

2011年のキーワードは『絆』

前半は試験に明け暮れた怒濤の半年。 試験が終わった後は、『旅するシーカヤック』や『カヤック&バイクの旅』を堪能する日常に戻り、更には二十数年振りとなる『バイクツーリング』の楽しさにも目覚めた私の2011年。

振り返ってみると様々な事があったが、想い出深く、なかなか良い一年だった。 2012年も、『生涯不良』を座右の銘に、真面目に無頼の遊びを楽しんでいきたいな。

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瀬戸内シーカヤック日記: あるくみるきく_3泊4日、ソウル珍道中(2)

2011年10月09日 | Weblog
2011年9月30日(金) ソウル二日目となる今日は、フリーの日である。 前日は、ショッピングに街歩き、そして明洞/ミョンドンでの夕食を楽しんだ後は『ナンタ』を堪能し、充実した一日であった。

さて、今日はどうしよう?

***

朝起きるとガイドブックを取り出し、あそこに行こうか? いやいやこっちかな? うん、ここがよさそうだ! ということで、今日の行き先を決定。 その日の天気と気分で行き先を決めることができるこの自由さが、フリープランの楽しいところ。

ホテルで豪華な朝食を楽しんだ後、地図とガイドブックを持ち、ホテルを出た。

少し離れた場所にある地下鉄の駅に向かったのだが、まだこの街をたっぷりと歩き回っていないので、方向感覚/位置関係が、頭の中に回路がしてできあがっていない。
これが、くまなくしっかりと街を散策し、方向感覚と位置関係が直感的に分かるようになると、『ああ、ようやくこの街に馴染んで来たな』と気持ち良く旅を楽しむ事ができるようになる。 明日にはそうなりたいものだ。

少し方向を間違ったかなと感じたが、ハングルが全く読めないので、街のあちらこちらに立っているお巡りさんに、ガイドブックの例文を見ながら声を掛けた。
地図を指差し、乗りたい地下鉄の駅の名を言うと、若いお巡りさんが片言の英語で道順を教えてくれた。 『カムサハムニダ!』

地下鉄の駅に行くと、こんどはチケットの買い方が分からない。 うろうろしていると、駅に立っている職員の方から、チケット販売機で日本語表示が選べる事を教えていただいた。 『うーん、これは便利だなあ』
 
なんとかチケットを購入したが、こんどはどちらのホームに降りたら良いか分からない。 先ほどの職員の方に、『スウォン』と言いながら右と左を指差すと、こちらという感じで降りるホームを教えていただいた。 『カムサハムニダ!』

以前の釜山一人旅でもそうであったが、ハングルは全く分からない私にとって、ガイドブックを指差しながらのその場しのぎの一言ハングルと片言の英語、そして表情とジェスチャーでやりとりしながら、なんとか旅を続けることができる事がとても楽しいのである。

家庭を持った後、30半ばで『深夜特急』に出会い、深夜特急のような旅に憧れた私が、その雰囲気をほんの少しだけでも楽しめるのが、言葉の通じない韓国旅なのだ。

***

電車に乗り、目指す『スウォン/水原』までは約1時間。
 
途中、突然カートを引いたおじさん/おばさんが乗り込んで来て、口上を喋りながら靴や靴下の車内販売を始めたのには驚いた。 うーん、韓国はなかなかディープやのう。

また、地下鉄のシートがステンレス製。 クッションも貼っていない、ステンレス剥き出しのシートなのである。 『へえ、さすがステンレス好きの韓国。 箸や食器は知っていたが、電車のシートまでステンレスだとは驚いた』
これについては、3日目のバスツアーのガイドさんに聞いてみたところ、数年前に地下鉄での放火事件があって犠牲者が出てから、燃えないようにステンレス製のシートへの切り替えが進みつつあるのだとか。 『なるほど』

水原駅を降り、観光案内所へ。 水原城に行きたいのだが、歩いたらどれくらいか?と聞くと、約40分程度とのこと。 バスかタクシーが良いですよと言われ、タクシーならこれを見せてと、紙切れをくれた。

なるほど、これを見せればいいんだな。 タクシー乗り場に行き、昨日のガイドさんのアドバイスに従って黒い模範タクシーを探す。
白い一般タクシーはズラリと並んでいるのだが、停まっている模範タクシーは一台だけ。 窓をノックして開けてもらい、先ほどの紙切れを見せると、首を振りながら後席を指差す。 見ると、お客さんが乗っているではないか。

韓国のクルマは、前も後ろもサイドウインドーがダークガラスになっているクルマがほとんどであり、お客さんが居るかどうか見えなかったのである。

仕方なく、一か八かだってことで、白い一般タクシーに。
 
先ほどの紙切れを見せると頷いた。 自動ドアではないので、自分でドアを開けて乗り込む。 あまり運転手さんに話し掛けるとボラレる対象になる可能性があるとの、昨日のガイドさんのアドバイスを思い出し、黙ってシートに座っている私と妻。

水原城が近付くと、『イルボン?』と聞かれたので頷き、『イングリッシュ OK?』と来たので『ア、リトル』と返し、少しだけ会話。
とても感じの良い運転手さんであり、英語も通じるのなら、もっとお話すれば良かったなあ。 気は抜けないが、でもこれで一般タクシーに乗るハードルが少し下がった。

***

チケットを買い、しばし散策。 大きなもんの前では、ちょうど昔の武芸を見せる出し物が始まったところ。 最高の行楽日和の下、妻と二人でしばし観覧。
 
その後は坂を登り、高台にある見晴らしの良い門へ。 『うん、これは良い眺めだ』
 
それにしてもソウル近郊は、アパート団地(日本で言うマンション)が多い。 あちらこちらに高層アパートが立ち並んでいる景色は圧巻。
 
しばし眺望を楽しんだ後は、歩いて下の門へ。
 

***

ここからは、しばし歩いてタクシーを降りた場所に向かい、再びそこからタクシーで駅に戻る予定。
歩いている途中で見つけたのが、自動車のドアに付いているクッション材。 『なんなんだ、これは?』 まだ新しくデザインも良い乗用車に、そのデザインを台無しにする様なクッション材が取り付けられている。 デザインよりも、ドアを開ける時にぶつけて傷がつくのを防ぐ方を選ぶのかな? 興味深い国民性。
 
また、シットオントップのシーカヤックが使われているポスターも発見。 ハングルが読めないので何のポスターが分からないが、韓国でもシーカヤックは認知されているようである。

タクシーを拾い、帰り用の紙切れを見せて、無事駅に戻って来た。 
駅でチケットを買おうと券売機に行くと、日本語表示の選択がない。 『えー、マジ』 でもよく見ると、Englishの選択ボタンが。 『ああ、良かった』

でもそのタッチパネルを押しても、英語表記に変わらない。 何度押しても、他の券売機に行っても同じである。。。
目の前の画面は、まるで記号が並んでいる様なハングルのみ。 これは帰れないか!

立っている駅員さんに声を掛け、地図を指しながら、『ソウル。 シチョン』と言うと、スイッチを押して駅を選択してくださり、紙幣を選んで券売機に入れてくださった。 『あー、助かった。 カムサハムニダ!』 

少しヒヤヒヤものではあったが、これもまた旅の楽しみ。 再び地下鉄でソウルまで戻る。
 
賑わう南大門を歩き、ソウルタワーへ。
 

***

エレベータ、ケーブルカーを乗り継ぎ、ソウルタワーの展望台へ。
 
晴れて雲一つない今日は、絶好の展望台日和。
 
なるほど、昼間に来るのもなかなか良いなあ。
 
展望台のカフェで、コーヒーを飲みながら、しばし眺めを楽しむ。
 

***

夜景を見に行く前に、まずは晩ご飯。
 
今日は焼肉。 リーズナブルなセットでおいしい焼肉を食べ、ビールを飲む。 肉を食べ終えた後は、カンケジャンやキムチをつまみに、まっこりを飲む。
このまっこりは、酒に弱い妻でも大丈夫のようで、多いかなと思った小さな薬缶のまっこりを、二人で飲み干すことができた。 まっこり旨いなあ。 気に入った!
 
グビリグビリとまっこりを飲んでいると、隣のテーブルから日本語が聞こえて来た。 妻が、『あれ、広島の人じゃない?』
聞いていると、まさに広島弁である。 お隣さんは、お母さんと若い娘さんの二人組。 買い物ツアーかな?

『こんにちは。 もしかして、広島からですか?』と声を掛け、しばし歓談。
こんな所で広島弁を聞くとは。 世間は狭いものである。 『では良い旅を!』

***

ロッテホテルの前で模範タクシーに乗り込み、『ソウルタワー、OK?』 すると『OK。 送っていって、そこで1時間待ってまたホテルまで、4万ウオンでどうですか?』との事。 安いなあ、『じゃあそれでお願いします』
 
金曜日の夜と言う事で、ソウルタワーは大賑わい。 観光バスにタクシーがズラリ。 団体客に、デートのカップル。 徒歩で、そして町中ではほとんど見かける事のない自転車で登ってくる人も結構居る。
 
さすが、1200万人クラスの大都市、ソウル。 夜景も素晴らしい。
 

***

タクシーでホテルまで戻り、再び街を散策。 この妖し気な雰囲気がとても好もしい。
 

ようやく部屋に戻ると、テーブルに『フルーツのセット』が。
 
どうやら、昨日の夜のトラブルのお詫びのようだ。

昨夜、11時前頃に突然、壁から工事をする電動工具の音が大きく響いて来て、それが30分くらい続いたのである。 さすがに眠れず、フロントに電話をしたのだが、調べてみますとの事。
フロントから折り返しの電話は掛かってこないし、音は続いているしで、再び電話し、部屋に来て音を聞いてみてくれと伝えても、スタッフはやってこない。
そんなこんなしているうちに、さすがに工事の音は収まり、ようやく寝る事ができたのだ。

初日のチェックイン時の掃除事件に加え、夜中の工事騒音事件。 旅も充実し、なかなか想い出深いソウル珍道中になりそうな予感。
せっかくだからと、おいしいブドウとマンゴーを夜食にいただき、眠りについた。 『おやすみなさい』

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瀬戸内シーカヤック日記: あるくみるきく_3泊4日、ソウル珍道中(1)

2011年10月08日 | Weblog
2011年9月29日(木) 変則休日から復帰する週末は、ラッキーな4連休。 私にとっては、ミクロネシア、釜山に次ぐ3回目の、そしてなんとも申し訳ない事であるが(スマンのお!)妻にとっては初めての海外旅行である、ソウル_3泊4日の旅。 さて、どんな旅が待っているのだろうか。

 
広島空港を出発してから約1時間と10分で、仁川空港に到着。 おー、これは早い! 東京や沖縄、札幌よりも近いじゃないか。 驚きである。

今回は、3日目のバスツアーを除くとフリープランの気ままな旅。 でも初日と最終日の、ホテルと空港との間の送迎はあるので便利である。
他の便で来られる同じバスを利用する方を待つ間、空港のコンビニをチェック。
 
さすが韓国。 お弁当にはもれなくキムチが入っている。

***

雨の仁川空港から、ワンボックスカーで高速道路を走り、ソウルへ。 その間、地元ガイドの方から、韓国文化や旅をする上での注意事項を教えていただく。

韓国には、300種類近いキムチがある事。 昔はキムチを壺に入れて地面に埋めていた。 土の中は低温が保たれるため、キムチの保存には向いているのだが、さすがに今の住宅事情では難しいため、地面に埋めるのと同じ効果があるキムチ冷蔵庫を売っており、一般家庭に普及しているとの事。

観光名所のソウルタワーには、それぞれ違う景色が楽しめるので、昼と夜の2回行った方が良い事。 タクシーに乗るときは、一般タクシーと模範タクシーがあるが、特に一般タクシーに乗るときは、料金を吹っかけられる対象にならないよう、あまり運転手さんと喋りすぎないようにした方が良い事。

ハンガンという川は、中国との貿易を視野に入れ、10年先を見据えた中長期視点で運河の工事が行われている事。 いやあ、これは本当に日本も学ぶべき。

サウナとアカスリは地元の人も好きなのだが、月に数回行けば良い方であること。 そして馴染みの方にアカスリしてもらうと、体の悪いところを指摘され、健康管理にも役立つ事。 サウナは、電気で温めるのではなく、伝統的な赤松を焚いたものでないと価値がない事などなど、1時間ほどの移動時間の間に、興味深い話を沢山聞かせていただくことができた。

***

午後2時前に、今回3泊お世話になる『ロッテホテル』に到着。
 

手続きをした後、チェックインは3時からと言う事で、まずは妻の目的の一つである免税店巡り。 ここで、日頃お世話になっている妻の買い物を楽しみ、3時過ぎのホテルに戻る。

3時過ぎなのだが、部屋に行ってみるとドアが開いており、まだ掃除中??? 『まあ、仕方ないか』 チェックインカウンターのある階に行き、椅子に座ってお茶を飲んでいると、スタッフの方が『何か御用ですか?』

『ええ、部屋に一旦ですが、まだ掃除中でした』 すると、『申し訳ありません』と困惑した様子。
『掃除が終わったら教えていただけませんか? 部屋は○○○号室です』 『はい、承知いたしました』

しばらくすると、『部屋の掃除が終わったそうです』というので、部屋へと向かう。 するとそこには、

まだ掃除をしているスタッフの方が。 ??? さすが韓国、このゆるさはなかなか面白いじゃないか。

波瀾万丈の旅のスタートを予感させる出来事である。

***

掃除が終わるまでしばらく待って、ようやく部屋にチェックイン。
 
うーん、確かに部屋は広いし、アメニティも充実している。

しばし休憩し、夜ごはんを食べるために街へと向かう。
 

初めて歩くミョンドンの街。 人も多く賑やかで活気のある街である。
 
なんとなく気になったカルビの店に入り、カルビとクッパ、ビールを注文。 もちろんソウルでも、『グビリ、グビグビ』 『プハーッ、旨い!』

熱々カルビを頬張り、冷たいビールをゴクリ。 たまらんなあ!
大きめの獅子唐をガブリ。 『ヒーっ。 なじゃこりゃあ。 これは獅子唐じゃなくて、トウガラシじゃー』

目からは涙が『ポロリ、ポロポロ』 体の芯から火照って、額からは汗が『タラーリ、タラタラ』 そして口はトウガラシで『ヒリーリ、ヒリヒリ』
いやあスゴい、本当に口から火を吹きそうであった。

ソウルで初の夕食は、なかなかパンチの効いた、想い出に残る一緒となった。 通過儀礼!

***

食事の後は、夜のミョンドンを散策し、妻が観たいと言っていた『ナンタ』へ。
 
最初は外したかな? と思ったが、途中からは言葉の要らないエンターテイメントに引き込まれ、涙を流して爆笑の渦。 うーん、これはなかなか良いじゃないか!

たっぷり1時間半の公演を楽しんだ後はホテルへ。


夜10時過ぎ。 ホテルに戻る。いつもなら、もう寝ている時間だが、ソウルの夜は長いのだ。

その後、10時半位から、またまた思わぬトラブルが待ち受けていたのだが、それはそれで後になってみると貴重な経験もできた事であるし、旅の思い出の一つ。 

いやあ、それにしても今日は最高に楽しかった。 さあ、明日はどんな一日が待っているのだろうか。

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瀬戸内シーカヤック日記: 楽しみは自転車でお散歩ランチ

2011年05月05日 | Weblog
2011年5月5日(木) ながーい引き蘢り生活が続くゴールデンウイークのささやかな楽しみは、先日整備し直したMTBでの近場のお散歩を兼ねたお昼ご飯。

昼前後の約1時間ほどの短い時間だが、初夏を感じる太陽の日を浴びながらのペダリングは気持ち良く、なかなか良い気分転換になる。
 
今日は、阿賀のマリノ大橋へ。
 
この辺りは道も整備され、快適なサイクリングが楽しめる。

橋の上からの眺め。 昨年、『旅する櫂伝馬』で寄港した阿賀漁協も目の前に広がり、灰が峰も望めて、なかなかの絶景である。
 
今日のお昼ご飯は、『力』の焼肉定食。
この写真の後に、冷や奴も出てきた。 これで800円也。 『ごちそうさまでした』

『さあて、家に戻ってまた引き蘢るか』 天気も良さそうだし、皆さんは連休後半をたっぷりと楽しんで下さい!

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瀬戸内シーカヤック日記: 卒業する次男へ_2030年を見据えて

2011年03月01日 | Weblog
2011年3月1日(火) 今日は、次男の高校卒業式の日。 私は仕事であったが、無事に卒業式を終えたそうである。

彼が通っていた高校では、卒業アルバムとは別に、生徒と先生、そしてなんと保護者が、卒業にあたって文章を書き、それを文集としてまとめる伝統がある。 タイトルは自由で、800字以内。 うーん、これはなかなか難しい。

昨年11月、うちでは私がその文章を書く事になり、MacBookに向かって卒業する彼へのエールとしての私の思いを綴り、学校に提出した。

この春から、京都の大学に進学し、一人暮らしを始める次男。
今は期待と不安でいっぱいであろうが、伝統ある京都の街での学生生活を、嬉しいこと、楽しい事、そして思わぬ艱難辛苦も含めて様々な経験を積み、自由で寂しい一人暮らしをしっかりと楽しんで、次のステップに向けて成長して欲しいものだ。

***

『2030年を見据えて』

高校での3年間は、クラブ活動と勉強に明け暮れ、怒濤の日々だったね。
でも、後になって振り返ってみれば、懐かしい想い出であり、あの頃頑張っておいて良かったなと思える3年間であることだろう。
***
さて、2030年。君達が38歳になる頃の日本はどのような国になっているのだろうか?一般的な予測によれば、人口は今より2千万人程度減少して約1.1億人に、高齢化率は現在の23%から32%にまで高まると予測されている。
一方、その時中国は14億人、インドに至っては19億人まで人口が増加し、この予測から垣間見える『ありうる未来』では、残念ながら、世界における日本の存在感は今以上に低下していることだろう。
ただ、日本の人口や高齢化率は変えられないかもしれないが、そのような日本、あるいは世界の中で、自分がどのような夢やビジョンを持ち、どのように生きていくかは自分自身で決めることができる。
***
小さい頃から家族で海や川に出かけては、自然の中で遊び、焚き火を囲んでご飯を食べ、一緒にテントで寝たあの日々。厳しい自然の中で様々なチャレンジをし、思いがけないハプニングを乗り越え、自分にもこんな事が出来るんだという発見をたくさんしたね。
そんな経験を通じて伝えたかった事は、『チャレンジする事の楽しさ』、『夢はみるものではなく、自分の力で実現するもの』、そして『自分の事は自分で決める』と言う事。
***
『ありうる未来』は決して明るくないかもしれないが、自分自身の『あるべき未来』そして『ありたい未来』をイメージし、様々な事に挑戦して欲しいと思っている。
人は成功や失敗、そして楽しい事や辛い事など、多くの経験を積むほど奥が深くて面白く、そして優しくなれるのだから。
そしてこれだけは覚えておいて欲しい。様々な事に挑戦し、どんな艱難辛苦が待ち受けているとしても、週末の夕方、昔の写真を見ながら笑顔で食卓を囲んだ家族が、いつでも応援している事を。

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瀬戸内シーカヤック日記: 絶品! 鉄板焼き_暫(しばらく)in 呉

2011年02月19日 | Weblog
2011年2月19日(土) だんだんと暖かくなり、また日も徐々に長くなって、春が近付いていることを感じているが、実生活では、まだまだ宿題と向き合う引き蘢りの日々が続いている。

そのような中、今日は実家の両親から、お昼ご飯のお誘いを受けた。 もう3ヶ月近く続いている週末の引き蘢り生活の中で、唯一といっても良い息抜きが、しばしパソコンから離れて楽しむ地元のB級グルメ。
でも今日は、次男のお祝いと言う事で、A級グルメのお店訪問となった。

この冬が大学受験であった次男は、いくつかの大学を受験したのだが、先日、第一志望にしていた京都にある私立大学・法学部から、待ちに待った『合格通知』が届いたのである!
本人は手応えがあったようだが、俺は内心無理だろうと諦めていたので、その嬉しさは倍増である。

今日は両親が、その合格祝いとして、お昼ご飯に誘ってくれたという訳だ。

***

『どこに行きたい?』 しばし考え、久し振りのA級グルメと言う事で、『暫(しばらく)にしようや』

ここは、カウンターとテーブル4つのこじんまりとした店なのだが、予約が出来ないと言う事で、早めに家を出て、11時半過ぎには店に入った。
以前、息子達は、やはり両親に連れられて来た事があるのだが、私と妻は初めてである。

ここは美味しいという評判は聞いていたのだが、代表的な『牛肉定食』は、なんと3300円也! 一番安い『やさい定食』でも1200円。
入口に掲げられているこの値段を見ただけで、私たちは敬遠していたのだ。

***

牛肉定食3つと、牛きも定食、いか定食を注文。

最初に、お茶と漬け物が運ばれてくる。

次に運ばれて来たのは、『牛肉定食』 うーん、なんと美味そうな肉だろう! それにボリュームもスゴい。
新鮮な野菜もたっぷりで、肉の断面がなんとも旨そうである。

『いただきます』 『うーん、これはほんまに旨い』 『柔らかくておいしいねえ』 『いやあ、こんなにおいしいとは知らんかった』

『牛きも定食』 新鮮なレバーが、これまたたっぷり。 『いか定食』 独特のタレがしっかり絡んで、なんとも言えぬ美味しさだ。

親父はビールを飲んでいたが、私は午後からやることがあるので、お茶のみだ。 でもこれはビールが欲しくなるなあ! ここは、我慢ガマン。

『ごちそうさまでした! ほんま、こんなに旨い肉は久し振り』 残念ながら仕事が忙しく休日出勤だった長男のお土産に、『牛肉焼き』を持ち帰りにしてもらい、店を出た。 あー満腹、そして大満足!

これでまた一つ、お気に入りのお店が増えた。 やはり、おいしいものはそれなりの料金だし、それに見合った価値があるんだなあ。 納得。

***

家に帰ると近所から、たっぷりの採り立て新鮮ワカメが届いていた。 ここにも春の兆し。

さて、今日の夜は、新鮮ワカメの豆乳シャブシャブで、一杯飲るか! 楽しみだなあ。

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瀬戸内シーカヤック日記: 超煮干ラーメン_くれ星製麺屋

2011年01月23日 | Weblog
2011年1月22日(土) 家に籠る休日の、ささやかな楽しみは、地元のB級グルメ。
今日は、前から気になっていたラーメン屋さん、『くれ星製麺屋』へ。 ここは、超煮干ラーメンが売りということである。
 
カウンターとテーブルのシンプルな店内。
 
定番のラーメンと、カキフライセットを注文。
***

煮干たっぷりの出汁ということで、澄んだスープが特徴だ。

このお店では、ラーメンに麺半玉かサラダがサービスで付いてくる。 私は、サラダをお願いした。

私はどちらかというと、太華園系のこってりスープが好みである。
でも、ここのスープはあっさり系ではあるが、良い出汁がでていて病み付きになりそうな深みのある味。 これは美味い!
あまり期待していなかったカキフライだが、揚げたてアツアツで、衣はサックサク。 これまた旨い!!!

尾道の朱華園、竹原の太華園、広のムツゴロウラーメンに続き、呉の『くれ星製麺屋』も、お気に入りの一店となった。
今度はぜひ、カキフライでビールをグビリと飲りながら、ラーメンを堪能したいものである。

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瀬戸内シーカヤック日記: あるくみるきく_トルコ料理でホームパーティー

2010年12月12日 | Weblog
2010年12月11日(土) 今日は、最近友人となった同じ職場の若いトルコ人からホームパーティーへの招きを受けている。 先日、そのトルコ人夫妻を『とびしま海道』ドライブ&呉の焼き鳥屋日帰りツアーにお誘いし、とても楽しい一日を過ごしたのだが、その時に次回は是非、ということでお招きいただいたのだ。

夕方、少し早めに到着したので、時間まで近くのショッピングセンターで本屋でも覗いてみようと立ち寄り、本屋を出て少し歩いていると、どこかで見たような後ろ姿が。

『おー、こんにちは! ここで買い物してたの?』 『ああ、こんにちは。 買い物して、今から帰ろうと思ってタクシーを呼んでいたところ。 でもぜんぜんタクシーが来ない』 『ちょうど良いじゃん。 クルマで一緒に帰ろう』

そう、たまたま立ち寄ったショッピングセンターで、今日お招きをいただいたご夫妻に会ったのだ。 広島に来てまだ数ヶ月の彼らは、まだクルマを持っていないので、多くの買い物をすると大変なのである。 それにしても、グッドタイミングであった。
***
クルマで彼らが住んでいる社宅に戻り、食事の準備を開始。
 
社宅の狭い台所だが、そこに4人が集い、食材を並べてワイワイガヤガヤ、楽しく調理を進めていく。 妻は奥さんから調理方法を教えてもらいながら手伝っている。
トルコ料理は、世界三大料理の一つと言われている。 彼に言わせると、そんな三大料理のお店(トルコ料理店)が広島に無いのは不思議だと言う。
うーん、言われてみると確かにそうだよな。 いくら地方都市の広島と言えど、フランス料理や中華料理の店はいくつもあるが、トルコ料理の店は、ネットで探しても見つからないのだ。

彼と俺は調理の様子を眺めながら、トルコ料理について教えてもらい、また時折別の部屋に行っては、インターネットを使ってトルコの文化や生活、観光地について教えてもらう。
トルコの西と東での文化や生活の違い。 カッパドキアやイスタンブール、海辺のリゾートやスパなど、主要な観光地の話。 トルコの産業の話。 ベリーダンスは、決してトルコの伝統的な踊りではないという驚きの事実などなど。

そしてなにより印象的だったのは、隆盛を誇ったオスマントルコが、現在のトルコやその周辺の国々の文化に大きく影響を及ぼしているという事。 オスマントルコは、もちろん大昔に歴史の授業で習った事は覚えているが、詳細はほとんど記憶にない事が残念だ。

『あるくみるきく_旅するシーカヤック』を始めてから、瀬戸内の島々や沖縄、山陰海岸などなどで、様々な貴重で興味深いお話を聞かせていただく機会が増え、また今回のように海外出身の友人から話を伺う機会に恵まれる毎に、日本や世界の歴史や地理をもっとしっかり勉強しておけば良かったと心底思う。
 
調理が進んでいくと、いろいろな驚きや発見が! トルコでは、あまり俎板を使わないということらしく、掌の上にタマネギを載せ、包丁を使って器用にみじん切りにしていく様子や、ヨーグルトにニンニクを擦りおろして入れたり、おなじくヨーグルトに卵黄を入れたりなどなど、これまで見た事がない調理方法に興味津々。
『へえー。 スゴいなあ』 『なるほど、そんなやり方があるんだねえ。 びっくり』

また、コンロで茄子を焼くのだが、トルコではやはり焼き網をあまり使わないとの事で、コンロの火の上に茄子を数個並べて焼く様子にも驚いた。 そして焼かれた茄子は皮を剥き、ちょうど良い大きさに切って、ヨーグルトの中に!
『すごいね。 日本だと、焼き茄子は鰹節と醤油だよ! ほんと、面白いなあ』
 
挽き肉と野菜のみじん切りを炒めた具材も、やはりたっぷりのヨーグルトの上に。 最後はご主人自ら、スペシャルスープを調理。 沸かしたお湯にお米を入れ、卵黄を落したたっぷりのヨーグルトを投入し、仕上げはトルコから持って帰ったと言う貴重な香辛料。 『準備完了!』
***
午後6時半。 彼と私はビールで乾杯し、ホームパーティーの始まりだ。
 
奥さんが料理を取り分けて下さり、ワンプレートのトルコ料理セットができあがる。 『これはおいしそう。 いただきまーす』
熱々のトルコ風春巻きがビールに合う。 『うーん、おいしいね』 

食べ、飲み、話す。 広島での生活や、東京時代の生活、職場の様子、トルコの文化風習などなど、興味深い話題、楽しい話題で盛り上がり、笑いもたっぷりで楽しい一時。

トルコでおこなったと言う、二人の結婚式の動画も見せてもらった。 500人もの親戚が集まったという盛大な結婚式。
結婚式に要した時間を聞くと、なんと7時間! 驚いていると、『昔は3日間続いてたそうです』と言う。 金製品やお金を花嫁や花婿にプレゼントし、ブレスレットなら手に嵌めてあげ、お金や装飾品なら着ている服に付けてあげ、最後には体中に金製品やお札を身に纏っている状態に!

また昔は、お母さんが子供を6人とか10人とか産むというのはそれほど珍しい事ではなかったけれど、最近では産む子供の数も減り、さらには結婚する年齢も高くなって、人口増加は頭打ちになっているのだとか。 30代後半やあるいは40歳くらいで結婚する人も少なくないとかで、日本と似た状況のようである。

*** トルコは日本の沖縄だ! ***

そして音楽と踊り。 ことあるごとにトルコの音楽が演奏され、歌われ、それに合わせて参加者が踊っているのである。 『うーん、このリズム、この体の動きは』
『ちょっとパソコン借りていい?』 『どうぞ』

Googleに検索キーワードを入力していると、『カチャーシーって何ですか?』と彼。 私は黙ってyouTubeの再生ボタンを押す。
すると、沖縄の結婚式の動画が流れ始めた。 三線に合わせて参加者が踊るカチャーシー。 これを見た彼は手を叩いて笑い出し、『似てますねえ!』 そして、奥さんを呼んで一緒に動画を見た。 『似てる似てる。 いやあ、リズムも体の動きも似ているねえ! これは面白い』

それまでの会話の中で、コバルトブルーの海辺のリゾートの雰囲気や、そのゆるいライフスタイルや志向が『テーゲー的』で、なんとなく沖縄に似ているね、という話をしていたのだが、トルコの結婚式の踊りと、沖縄の結婚式でのカチャーシーから、もう私の中では『トルコは日本の沖縄だ』というイメージが出来上がってしまった。
***
食事が終り、『ラク』の時間。 彼も『ラク、家に有りますよ』とは言っていたのだが、せっかくなので、通販で購入したラクを持参してきた。
 
たっぷりのフルーツをつまみに、トルコでのラクの飲み方を教えてもらう。 グラスについて、つまみについて、乾杯のしきたりについて。 そして、『シェフェレ!』
なにより最高のつまみだという『会話/おしゃべり』を楽しみながら、ラクを楽しむ。

〆は、トルココーヒー。
 
お土産に持参した『エーデルワイスのクッキー』を食べながら、トルココーヒーをいただき、飲み終えた後は、トルコではポピュラーだという『コーヒー占い』
奥さんが、コーヒーの澱でできた模様を見ながら、俺たちの事を占って下さった。 非常に興味深い内容だったが、当るかどうかは今後のお楽しみ。
***
社宅を辞したのは、夜の10時過ぎ。 楽しい時間は、本当にあっという間であった。 『ありがとう。料理もおいしかったし、とても楽しかったよ』 『また来て下さい』

トルコ料理を作り、食べ、飲みながらの楽しい異文化交流。 これもある意味、日本に居ながらにしての『トルコを”あるくみるきく”』だなあ。 
本当に楽しいホームパーティーであった。

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