あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 初めての『金のエンゼル』と『宇宙缶』

2010年11月15日 | 旅するシーカヤック
先日、宅配便が届いた。 『なんだろう?』 見ると、森永製菓からである。 『おーい、届いたぞー!』
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事務所での午後3時。 パソコンの画面とにらめっこしつつ、あーでもない、こーでもないと呻吟しているとき、引き出しを開けて取り出すのは『チョコボール』
次々と降ってくる難題に向き合い、無い知恵を絞り、脳みそに汗をかきながらコツコツとプランをまとめていく仕事。 だから疲れてくると、自然と脳が甘いものを欲してくる。 そんな時には、価格も内容量も手頃なチョコボールが、一時の安らぎを与えてくれるのだ。

夏にはシーカヤック旅の日焼けでいつも真っ黒な俺。 坊主頭で真っ黒だから、かつては一部の同僚から『チョコボール』と呼ばれていた時期もある。 いってみれば『共食い』でもある。

プラスチックの包装を開け、いつものように『どうせ外れだよな』と心の中でつぶやきつつクチバシを開く。 すると其処には!

キラーンと光る『金のエンゼル』が。 47年生きてきて、初めて拝む『金のエンゼル』 一瞬、何が起こったのか理解できないまま、しばしパッケージのクチバシを眺める。
 
『当たった!』 仕事中の職場。 一人心の中でニヤリとし、冷静さを装いながら、一粒のチョコボールを取り出し、口に放り込んだ。

『うーん、美味い。 今日の味は格別だ』
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実は家には『おもちゃの缶詰』が5,6個ある。 小さい頃からチョコボールが好きだった次男が、コツコツと銀のエンゼルを貯め、集めてきたコレクションだ。

40代半ばの俺は、さすがに職場では黙っていたが、家に帰ってからは『見てみて。 これ、スゴいやろ』 すると妻も息子も、『おー、スゴい。 初めて見た』

あれだけオモチャの缶詰を集めてきた次男と妻も、金のエンゼルは初めてだそうだ。 幸い、今年の9月から新しいコンセプトの缶詰に変わったとの事。 さて、いったいどんな缶詰が送られてくるのだろう?
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届いた宅配便を、次男がさっそく開けてみた。 9月から変わった最新版の缶詰、『宇宙缶』である。

『お、なんか今までと違うねえ』 『え、こんなのが入っとる』

中身の写真を撮ろうとしたとき、妻が一言。 『これ、ブログに書いたらいけんよ』 『そうなん?』 『そりゃあそうよ。 中身を楽しみにしとる人が、たくさんおるんじゃけんね』 なるほど!

と言う訳で、『宇宙缶』 皆さんも中身は届いてのお楽しみに!
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2010年。 今年は、『旅する櫂伝馬プロジェクト』は成功したし、産まれて初めて『金のエンゼル』は当たった。 天候不順な年ではあるが、休日には40日以上の充実した海旅も楽しめているし、夏には3年目となった『島でのシーカヤック教室』も無事終えることができ、更に平日はやりがいのある仕事にも恵まれて、なかなか良い一年だ。

2010年も、残り一ヶ月と半分。 ラストスパート、たっぷりと楽しんでいこう!

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