あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: B級呉名物_『ビールのオオムラ・亜』&『おでんの”かわすじ”』

2012年06月23日 | 旅するシーカヤック
2012年6月23日(土) 先週日曜日の夕方、ちょっとした事で左肩の靭帯を痛め、月曜日から毎日、仕事帰りに近くの接骨院に通っている。
今年は7月初旬に『旅する櫂伝馬(2012年、旅する櫂伝馬_きよもり海道編)』が予定されており、それまではしばらくおとなしくおけという天の声と思って、これから2-3週間は治療に専念するつもり。 この週末は、仕事もたまっており家で読むべき書類もあるので、ちょうど良い。

とは言え、左肩以外は全然元気なので、朝は接骨院、昼は家で仕事をこなし、夕方からは飲みに出掛ける事にした。

***

まずは、呉のビールと言えばここは外せないという『オオムラ

数年前に訪れ、その歴史を感じさせる雰囲気をたっぷりと堪能したのだが、残念ながら昨年は店が閉まったままとなっていた。 でも最近、新たな後継者ができて復活したというニュースを聞いていたので、この良いチャンスに、肩のリハビリも兼ねて(?)訪れる事にしたのである。


開店時間という、午後3時過ぎに店を訪れた。 外観は昔のまま。 開店を知らせる提灯も灯っている。 『うん、いいじゃないか』



今日は、私が一番乗り。 ここは、ビールとつまみしかないので、椅子に座ると黙っていても生ビールが供される。

ビアジョッキを持ち、泡の下からビールをまずは一口ゴクリ。 『おお、これは!!!』

普段飲む生ビールとは、全くの別物である。 先のリンク先の記事にあるように、ここの生ビールは日本でももう数台しか残っていないという貴重なビールサーバーから供される上に、泡をつくるプロセスが独特なのである。

温度は冷えすぎず、炭酸の喉越しが柔らかく、ゴクリゴクリと、生ビール本来の旨さ/喉越しを堪能できるのだ。


数年振りのこの喉越し。 感涙!

まさに、『グッと一杯! 思わず二杯!!』

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最初の一杯は、つまみなしでビール自体の味を堪能した。 『すみません。 もう一杯いただけますか』



『のりチーズ、お願いします』


二杯目のビールは、プロセスチーズを味付け海苔で自分で巻くつまみでグビリ、グビグビ。
このつまみは、自分でペッパーソルトを掛けるのだが、これがなんともスパイシーで適度な塩分とチーズの脂分が、ビールのつまみにピッタリであった。


『ごちそうさまでした』 店に入ってから約20分。 最高においしい生ビール二杯と、のりチーズで、合計1200円也。

いやあ、『ビールのオオムラ・亜』 復活して良かったなあ。 ほんと、最高だった!

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ここからしばしウオーキングを楽しみ、途中でバスに乗って広へ。

二軒目は、お気に入りの『おでんの”かわすじ”』

ここは、大のお気に入りで、私が唯一通う飲み屋だったのだが、昨年の昇級試験期間中は家に引き蘢り生活であったし、夏の昇格以降は仕事がドーンと忙しくなって、残念ながら、半年以上足が遠のいていたのである。
そのような中、先週土曜日には天気が悪い週末という事で久し振りに妻と訪れ、『すみません。 忙しくてなかなか来れなかったんですよ。 またこれからまた通いますので、よろしく!』と宣言したところ。

と言う訳で、肩を痛めたチャンスを活かし、二週続けての『かわすじ』となった(以下、ほとんどの写真は先週末のもの)。


当然、まずは生ビール。

ここでは、名物『かわ』は外せない。

この、注ぎ足し注ぎ足し、長年煮込まれ続けている出汁こそが、このお店の宝物。


ネギマもおいしいし、コンニャクも最高だ。 鶏団子も旨い。

おでんの『あわもり』から、おでんの『かわすじ』に変わってから追加されたメニューである『レタス』は、最初は驚きだったが、今ではいつも注文する定番のネタとなった。

『ごちそうさまでした』
おでん4つと、生ビール&瓶ビール(大瓶)で、今日は〆て1160円也。 『いやあ、やっぱ安いなあ』

肩を痛めて休養となったこの週末の土曜日。 
そのお陰で、呉のB級グルメの最高峰とも言える『ビールのオオムラ・亜(旧_オオムラ)』と『おでんのかわすじ(旧_あわもり)』を楽しむことができた。
いやあ、最高の週末だ!!!

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