あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 島根半島シーカヤック_妻と一緒にのんびりまったりキャンプツーリング

2013年05月03日 | 旅するシーカヤック
2013年5月2日(木) ゴールデンウイーク後半スタートとなる今日からは、一泊二日で島根半島シーカヤックキャンプツーリングへ。
今回は、今年初めてとなる妻と一緒のシーカヤックツーリング。 アテンザワゴンにタンデム艇を積み、朝6時に家を出た。

島根半島に到着し、多古の七つ穴ツーリングでいつも使わせていただいている漁港に行ってみると、

ドッシャーン! バッシャーン! ザッブーン!

七つ穴に向かうエリアは、北寄りの風で波立っており、岸壁には白波が打ち寄せている。。。 『こら、あかん』

一瞬で諦め、今日はのんびりまったり観光モードに切り替えた。

***

『じゃあ、まずは昼ご飯を食べにいこうか。 前に下見しておいた、おいしい蕎麦屋さんがあるんや』

神代そば

妻には、『この”とりそば”が美味かったで』とおススメする。

私は、新たなメニューを開拓しようと、”やまかけそば”。

『いただきます』 『へえ、この鶏、いい味がついてるわ』 『この”やまかけ”もいけるで』

あまりの美味しさに、ついでに割り子も追加。


『ごちそうさまでした』 『どや、この蕎麦屋はなかなかええやろ? あんたのために下見しといた甲斐があった言うもんや』 『ものは言いようやね』と妻が笑う。

***

今日は波が高くて漕げないんだし、せっかくやから松江エリアをのんびり楽しもうということで、食後は温泉へ。
久し振りの玉造温泉。

ここで、1時間ほどゆっくり温泉を楽しんだ。 『いやあ、ええ湯やったなあ』 『ほんと、お湯が柔らかいし、肌がツルツルになったよ』

キャンプする浜に戻る途中、松江でのお気に入りの一つである彩雲堂さんに立ち寄り、今日のおやつを購入。 『やっぱり今の時期は、柏餅を買わないとね』と妻。

夕食と明日の朝食を買い出して、浜に戻る。

野波。

小波。




浜にテントを張り、まずは先ほど彩雲堂さんで購入した柏餅をいただいた。

『うん、美味しいね』

しばらく休憩すると、少し早いがビールの時間! 『漕げない今日は、のんびりまったりモードや。 景色がええここに座ってビールをグビリ! これが楽しいんやなあ』

松江には、以前見つけたお気に入りのパン屋さんがある。 そこの”ヨーグルトパン”が絶品でお気に入りになったので、今回は様々なパンを購入してきた。
まずは、一番人気だというカレーパンを食べながらビールを飲む。

まるで額縁に入った画の様な景色を眺めながら飲む、冷えたエビスビール。

至福の一時。

***

途中、浜辺を妻と散策。






日が傾いてきたところで、再びビールの時間。 そろそろ本格的に始めるか!

地元産だという、おいしいアジの刺身をつまみに『ゴクリ』

その後は、これまたおいしそうな刺し盛りで『グビリ』

美しい景色をつまみに『グビ、グビ、グビリ』

『おお、ええ一日やなあ』

『ここからの眺めは最高やろ? 俺はほんまにココが気に入ってるんや。 見てみい、今日は眼の前に日が沈むでえ』







『ほんま、ここの景色はええねえ』と妻。 『そやろ!』

***

松江に来たらこれは外せないという、スーパーで売っている割り子そば。

これが美味しいのである。 俺のキャンプの夕食には欠かせない!

暗くなってからも、iphone5でお気に入りの音楽を聴きながら、妻と二人でビールを飲み、ワインを楽しむ。
『ああ、ええ一日やったなあ。 おやすみなさい』

***

2013年5月3日(金) 夜中には少し雨がパラついたが、朝起きると雨は上がっていた。

曇りがちだが穏やかな天気になりそうだ。

朝はいつものように5時にはテントから這い出し、お湯を沸かし、日本海を眺めながらコーヒーをゆっくりと楽しむ。 『ああ、美味しいなあ』

朝食は、お気に入りのパン屋さんで買っておいた、大好きな”ヨーグルトパン”。 『どや?』 『うん、おいしいね』 『そやろ。 やっぱ、俺が事前に下見しておいた甲斐があったいうもんや』と笑う。

漁港に行ってみると、今日も七つ穴の方面は高い波が打ち寄せているので、急遽予定を変更し、風裏となる漁港から漕ぎ出した。

こちらは風も弱く穏やかな雰囲気。

芸予ブルーならぬ、島根半島ブルーが美しい。




俺のお気に入りの入江へ。

穏やかな入江でのんびり休憩し、持参してきたお茶とパンでしばし休憩。 『あ、あそこに魚が』 『ここにはウニが見えるよ』





1時間ほどのお散歩ツーリングを楽しんで、出発した浜に戻ってきた。 『なかなか多古の七つ穴には行かれんねえ』
『なあに、自然相手じゃけえ、こんなことは日常茶飯事よ。 またいつでも連れてきちゃるけえ、楽しみにしときんさい』 『ほうじゃね』

キャンプした浜に戻り、テントの中で着替えて帰り支度。
帰りには、湯の川温泉にも浸かって潮抜きをし、のんびりまったり。

『いやあ、あんまり漕げんかったけど、ほんまええ二日間じゃった。 おいしい蕎麦を食べ、お気に入りのパン屋さんのパンを食べ、綺麗な景色を眺めながらビールを飲み、お散歩ツーリングを楽しんで、温泉に2回も入った』 『ほんまに楽しかったねえ』

『まあ、また遊びに来ようや。 梅雨時期は日本海も穏やかになるけん』

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