あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 梅雨の『しまなみ海道』_岩城島一周ツーリング&生名島キャンプ

2013年06月09日 | 旅するシーカヤック
2013年6月8日(土) この週末は、しまなみ海道のお気に入りの島である生名島をキャンプのベースに、岩城島一周のシーカヤックツーリングを楽しむ予定。

前回はYB125SPでのツーリングで訪れたので、シーカヤックを漕いでおらず、今回はいつものように海をたっぷり楽しもうという魂胆。

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途中、三原にあるお気に入りのパン屋さんで、今日の行動食&日曜日の朝食用のパンを仕入れ、因島経由で生名島へ。

フェリーに乗り込むと、なんだかいつもと景色が違う。 ???

おお、これは青丸じゃないか。

懐かしいなあ!




生名島橋が架橋されてから、弓削と因島とを結ぶ青丸航路が廃止されたのだが、まだここで使われていたのだなあ。 なんだか嬉しい気分。

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浜に付くと、出艇準備。

今日は曇りがちだが気温も高すぎず、半袖半パン&サンダルでちょうど良い。 まさに、初夏の漕ぎ日和である。


『しゅっぱーつ』

梅雨の穏やかな瀬戸内を漕ぎ進む。

暑すぎず、快適なパドリング。


今日は、潮も好い感じで押してくれる。


海の駅だって。

へえ、こんな看板があったんだ。

いつもの浜に上陸し、お昼ご飯へ。

歩き慣れた道で、ふと横を見ると、こんな石碑が。

へえ、こんな石碑があったんだ。

それにしても”芋菓子元祖”という、益田谷吉さん。 芋菓子にこんな歴史があったなんて知らなかった。

今日は、こんなプチ発見が多いなあ。 やっぱ、いろいろ寄り道や脇見はしてみるものだ。 人生と一緒だなあ。

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お昼ご飯は、もちろん『よし正』さん。

日替わりで、どんなメニューだろうというのが楽しみな、『よし正定食』がお気に入り。

『すみません、定食お願いします。 ごはんは半分で』

さすが民宿&仕出し屋さん。 美味しそうだ。 『ごちそうさまでした』

食後は、定期船のターミナルで、夕食用のレモンポークとレモン、そしてタムラ食品さんでは妻へのお土産用の芋菓子を購入。


『さあ、出発だ』

岩城島を時計回りで一周。 この岬は、いつも潮が流れている所。


さすがに午後は気温も上がり、漕いでいると汗が噴き出してくる。

いつもなら一休みして泳ぐ気分なのだが、今年は海水温が低く、この曇り空では海に入る気がしない。 残念。

岩城造船。

いつもは、兄弟舟のように二隻が同時に建造されているのだが、今日は一隻だけ。
受注が減っているのかな? 心配だ。


それにしても、この曲線は美しいなあ。 職人技である。


約2時間半の、岩城島一周のんびりまったりツーリング。 あー、楽しかったあ!

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シーカヤックをキャンプ場に運び、道具を潮抜きして着替えると、こんどは俺自身の潮抜きである。

いつもお世話になっているフェスパ。

1時間ほど、お風呂とサウナで汗を流し、疲れた体を癒す。

キャンプ場に戻ると、晩ご飯の準備。

今日は、岩城島で仕入れてきた『レモンポーク』の焼肉である。


肩ロースとゲタカルビ。

まずはビールで独り乾杯。 『お疲れさまでした! ほんと、楽しいツーリングだったなあ』


炭火で焼いたおいしいレモンポークを食べ、ビールを飲む。 肉も美味いし、シシトウもアスパラもおいしいな。

独り焼肉は滅法の旨さ。 これぞまさに、至福の一時。

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2013年6月9日(日) 朝、4時半に起床。 起きた後も、iphone5で音楽を聴きながら、キャンプの朝をまったりと堪能。

『さて、そろそろ朝の散歩を楽しむかな』


今日は、昨日よりさらに穏やかで、湖面のように静かな瀬戸内海。

アマモの藻場。

平内島から鶴島、そして亀島へ。

龍神様にお参り。

再び平内島へ。

勝手に名付けた、平内島の七つ穴。


そしてキャンプ場の浜へ戻り、シーカヤックと道具を片付けると、昨日三原で買ってきたおいしいパンとコーヒーでゆっくりと朝ご飯。

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ああ、この週末も、お気に入りのしまなみ海道でのんびりまったりキャンプツーリングを楽しむことができた! 半袖半パン&サンダルで、気持ち良くツーリングが楽しめるシーズンになったなあ。

さあ、来週はどこ行こう?

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