あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: バタフライカヤックス・クルーソー460で、竹原~大三島~御手洗ツーリング

2015年04月26日 | 旅するシーカヤック
昨日の夜は、結婚記念日の夜を妻と二人呉のイタリアン料理屋でゆっくりと堪能。





『ああ、美味しかったなあ』

***

2015年4月25日(日) 今日から連休。
連休前半は天気に恵まれるという事で、久し振りにバタフライカヤックスのクルーソー460を引っ張りだし、行きっぱなしの旅を楽しむ事に。
そう、シーカヤック旅の醍醐味は何と言ってもキャンプツーリング。
それも、クルマでシーカヤックを運んで浜から出発し、再び同じ浜に戻ってくる旅ではなく、公共交通機関で折り畳みカヤックを運び、風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊の旅こそが、自由を満喫できる最高の海旅である。

朝早く起き、朝食を食べ、タクシーを呼ぶ。 『じゃあ行ってくるね』

列車で行く海旅の始まりだ

先頭車両の片隅に、バタフライカヤックスのクルーソー460、旅するシーカヤックスペシャルを置かせていただき、

芸予諸島の景色を楽しみながら、1時間の列車旅。

竹原駅に着くと、再びタクシーで的場海水浴場へ。
『すみません。 的場海水浴場までお願いします。 で、途中のコンビニで買い物するんで、少し待っておいてもらえますか』

タクシーの中では、『あの荷物は何ですか?』から始まり、定番の会話で盛り上がった。

***

今日は絶好のツーリング日和。 久し振りの的場海水浴場で、カヤックを組み立て、荷物を運び、パッキングする。

『ようし、出発だ!』 もうここへは戻って来なくていいんだ! なんという自由な気分だろうか。

バウを南西に向け、行き交うフェリーをしっかりワッチしながら漕ぎ進む。
目指すは契島。

ここからは、バウを東に向ける。

生野島の北端を超えると、今度は南下。

久し振りに訪れる、生野島の浜。

かつてはお気に入りだった島で、年に何度もキャンプに訪れていたのだが、数年前に東屋が立ち入り禁止になってからは足が遠のいていた。
今回上陸してみたが、東屋は崩壊が進み、相変わらず立ち入り禁止である。 『うん、これじゃあキャンプはできないなあ』
という訳で、高台に上がって写真を撮り、

浜でお気に入りのアングルでのショット。

『うん、また今度キャンプに来るよ。 それまでは、さようなら』

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再び漕ぎ出し、大崎上島の鮴崎を越え、大三島へと向かう。

漕ぎ出してから約3時間。

ようやく大三島の台海水浴場へと到着。

カヤックを引き揚げ、荷物を運び、テントを張って着替えてお昼ご飯。

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食事を終えると、町へ。

しばし古い商店街の散策を楽しみ、マーレグラッシアで潮湯に使って疲れを癒す。
歩いて浜に戻り、ビールを飲みながら夕食の準備。

今日のメインはカツ煮である。

エスビットストーブとトランギアで、カツ煮を温める。

芸予諸島に沈み行く夕日を眺めながら飲むビール。 最高である。

浜でビールを飲みながら眺めるサンセット。 至福の一時。

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2015年4月26日(日) 朝5時起床。 さすがに朝は少し冷え込んだ。
テントから外を覗くと、少し霞がかかっている。

朝食の準備。 まだ寒いので、シュラフを巻いたまま準備を進める。

今日の朝ご飯は、天野フーズセット。

食事を終え、荷物を片付け、着替えて出発準備。

朝7時前には出発である。

今日は、9時過ぎまで引き潮なので、目指す御手洗まで逆潮にならないためには、早立ちが必要なのである。

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穏やかな芸予諸島を漕ぎ進む。

フェリーを待つ間に、パンを取り出し齧ってお茶を飲む。
小大下島は、石灰岩で有名だった島。

至る所に、石灰を加工していた施設の跡が。

そして、美しい石灰岩の浜を発見。

ここは、白い石の浜が印象的な絶景の浜である。

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岡村島を超えると、見慣れた大崎下島の景色が広がる。

御手洗はもう目の前だ。

結局今日も約3時間のパドリング。

シーカヤックを雁木に引き上げ、しばし休憩。

道具を片付け、シーカヤックを潮抜きして乾かし、バスを待つ。
11時51分のバスで、呉へと向かう。

車窓からは、芸予諸島の美しい景色が楽しめる。

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家に戻ると、クルマで御手洗に向かい、カヤックをピックアップして家に帰った。
久し振りとなるフォールディングカヤックでのキャンプツーリング。 天気にも恵まれ、のんびりまったりの旅を堪能する事ができた。
『ああ、これはええ連休の出だしやなあ。 さあ、次はどこ行こう?』

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