あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 芸予ブルーの『しまなみ海道』、カヤック&バイクキャンプツーリング

2015年11月01日 | 旅するシーカヤック
2015年10月31日(土) 出張疲れで少し起床が遅くなり、いつもより遅めの出発。
今日は高速道路を走って、お気に入りの愛媛県・上島町へと向かった。

生名島に到着すると、少し風がある。 『うん、今日は自転車にしようかな』

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弓削に移動し、自転車を下ろして出発。
スタートから少しすると、もう昇りが続く。
久し振りの自転車であり、脚が鍛えられていないので、シフトダウンしてエッチラオッチラ、亀のようなスピードで登っていく。

景色の良い場所に来ると、自転車を止めて撮影タイム。

弓削島一周コースは、アップダウンが比較的あり、厳しい昇りの後に快適なダウンヒルが楽しめる、メリハリのある爽快なサイクリングコースである事に加え、しまなみ海道の景色が堪能できるのもお気に入りの理由。


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もう17-8年使っている、スペシャライズドのMTB。

持ち主と一緒で、いたるところに疲れが見えるが、まだまだ現役。
水色のフレームカラーもお気に入りで、長年慣れ親しんだ愛着もあり、なかなか手放す事ができない。
風が吹き、少し雲はあるものの、快晴で絶好のサイクリング日和。

美しい海の景色を眺めながら、エッチラオッチラ坂を上る。

最後の昇りは、試練の坂。
一番低くしたギアで、『スー』と息を吸い、『ハー』と息を吐き、『スー、ハー』、『スー、ハー』を繰り返しながら、漕ぎマシンと化して何も考えずひたすらペダルを踏んで進んでいく。
『どんなに苦しくても、亀のように鈍くても、漕げば登っていけるんだ! 絶対に降りずに漕ぎ続けるぞー!!!』

やっと頂上に到着。

自転車を降りる事なく登りきることができた。 ちょっとした達成感。
『さて、何歳までここを登りきれるかなあ』

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自転車を降り、ストレッチしながら、お気に入りの海の景色を堪能する。

ここからは、爽快なダウンヒル。
島はみかんの最盛期。


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坂を下り、海まで行くと、神社がある。

高濱八幡神社。

自転車を降り、お参りする。

ここの浜辺も、弓削島のお気に入りのスポットの一つ。

スーパーで購入してきたパンで、軽いお昼ご飯。

芸予ブルーの空と海。 なんとも気持ちのよいランチタイムであろうか!

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生名島に戻ると、少し風が落ちていた。
『せっかくだから、ちょっとだけ漕いでみようかな』

こんなきれいな海を目の前に、やっぱ漕がない訳にはいかないな。

今日のパドルは、久し振りにアークティックウインドではない。
使い慣れたアークティックウインドは、実際の長さと形状に合わせた専用のパドルケースを作成してもらうため、裁縫屋さんにお渡ししてあり、スペアパドルの出番になったという訳。

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慣れないショート&ワイドブレードパドルでの漕ぎは、最初は違和感満載。
漕ぐピッチも短くなるし、アークティックウインドほどのキャッチ感もなく、重量も軽いのでなんだか物足りないのである。

それでも徐々にワイドブレードパドルで漕ぐ感覚を思い出し、平内島~鶴島へ。

久し振りに訪れた、鶴島富士。

鶴島~亀島。

いつも訪れる龍神様にもお参り。 今日は、いろいろお願いしておいた。

再び平内島を経由し、岩城島の造船所付近まで漕いでから、浜に戻る。


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お気に入りのキャンプ場。

手続きをし、管理人さんと四方山話をした後は、カヤックと道具の潮抜き。

着替えると、『じゃあ、お風呂に行って、買い物してきます』

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フェスパでゆっくりとお風呂&サウナでリラックス。
JAで買い物をしてキャンプ場に戻る。 今日の晩ご飯は、湯豆腐にした。

豆腐とワカメ、そして豚肉スライス。

暮れ泥む瀬戸内の海と空を眺めながら、いつものようにビールをグビリ。
『ああ、この週末も好い時間を過ごす事ができたなあ』


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やっぱりシーカヤックの醍醐味は、キャンプツーリングの夜である。
一人静かに、ビールを飲みながらお気に入りの海を眺める至福の一時。
時には何も考えず、時にはいろいろ物想い、『グビリ』と飲るビールの旨い事よ!

人生、思わぬ事がいろいろと降り掛かってくるが、前を向いて一つ一つ乗り越えていくしかない。
とりあえず、この週末はゆっくりとリフレッシュする事ができた。
さて、来週はどこ行こう?

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