あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 周防大島_カヤック&バイクを堪能キャンプツーリング

2016年02月06日 | 旅するシーカヤック
2016年2月5日(金) 今日は久しぶりの有給休暇。
今年は週末の天候に恵まれず、ここ3週間ほどキャンプツーリングに行くことができなかった。
もちろんこの週末はキャンプツーリング!

平日なので、通勤ラッシュを避けるため、早朝4時に家を出た。

7時前、まだ暗いうちにいつもの浜に到着。

外気温は2℃。

***

まずはテントを張ると、出艇地点に移動する。
シーカヤックを下ろし、安全装備の準備を終えて、海に漕ぎ出す。

残念ながら快晴ではないが、風もなく、冬としてはまあまあのツーリング日和。
まだ潮が高く、真宮島と本土との間の浅瀬を漕ぎ抜けることができる。

穏やかな海を、ウッドのナローブレードパドルで静かに漕ぎ進む。
前小島。

中小島。

中小島では、シーカヤックを浜に引き上げて上陸してみる。

しばし休憩。

再び漕ぎだし、我島を経由して出発地点に戻ってきた。

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一旦キャンプ地に戻り、シーカヤックとドライスーツ、PFDなどを潮抜き。

濡れ物を干し、買い出しへ。


今日の昼ご飯はカップラーメン。

東屋の下にテーブルをセットし、お湯を沸かし、カップラーメンを食し、ビールをグビリ。
今回、最近仕入れた秘密兵器を持ってきた。

カセットボンベが燃料となるヒーターである。
何年も前に購入した白金カイロも持ってきており、防寒対策は万端である。


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食事を終えると、いいちこをホッピーで。

広島や呉ではあまり居酒屋でホッピー割を飲む文化はないのだが、東京出張の時に見つけたお気に入りの立ち飲み屋で試してみてお気に入りになったもの。
ホッピーの栓を開けようとしてふと忘れ物に気がついた。
なんと栓抜きを忘れていたのである。
いろいろ探すと、車にこんな便利な部分を発見!

無事に栓を抜くことができ、焼酎のホッピー割をグビリ。
昼間は、先日自作したヒーターを試してみる。

卓上にはぴったりのサイズ。
ヒーターとしての機能も十分で、シーカヤックにキャンプ道具一式を積み込んで島に渡るときにはこちらだな。

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ラジオを聞いたり、本を読んだり、海を眺めたり、のんびりまったり。
仕事の平日とは全く異なる自分の時間。

夕方、竜崎温泉へ。
もちろん今日は徒歩である。
交通量の少ない道を歩いていく。

車では気がつかない道路脇の景色が楽しめる。

風も出てきており、朝漕いだのはバッチリのタイミングだったようである。

ようやく竜崎温泉。

潮湯に浸かり、サウナで汗を流し、外で体を冷やす。 これの繰り返し。
すっきり爽快!

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再び歩いてキャンプ地へ戻る。

日も傾き、そろそろ晩御飯の準備。

今日はもつ鍋。

日没を眺めながら、ビールをグビリ、もつ鍋をパクリ。

誰も居ない静かな浜で過ごす、楽しいひと時。

ビールの後は、再びホッピー割。

キャンプの夜は静かに更けていく。

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朝起きるとコーヒーが飲みたくなり、東屋の下でお湯を沸かす。

冬のキャンプでは、夜よりも朝の寒さが身にしみる。
という訳で、ストーブを点火。

ストーブがあるだけでも十分暖かいのだが、小さなブランケットを膝掛け状態にしてみると、これが最高に暖かい。
まさに、股火鉢状態で暑いくらいの暖房効果!
これから冬のキャンプは、『イワタニ カセットガス アウトドアヒーター』が手放せそうにない。

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朝食は、味噌汁とベーコン、昨日食べ残したコロッケで簡単に済ませる。

食事を終え、コーヒーを楽しみ、キャンプ道具を片付けると自転車を下ろす。

海沿いの快適な道路を漕ぎ漕ぎ。

いつもの場所まで漕いで、Uターン。
立岩まで戻ってくると、日も差してきた。

静かな冬の朝。


***

シーカヤックを楽しみ、キャンプの夜を堪能し、自転車で気持ちの良いお散歩を楽しむことができた、カヤック&バイクの周防大島キャンプツーリング。
やっぱりキャンプがセットになると、その楽しさは日帰りツーリングの10倍以上になるなあ。
今年も無闇矢鱈に漕ぎ散らかすことなく、充実したキャンプツーリングをじっくりと楽しんでいきたいものである。

今日のお土産は、獺祭と雁木。

獺祭は、少し気張って、磨き二割三分にしてみた。
夜が楽しみだ!

さて、来週はどこ行こう?

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