2017/10/25(水)
お稽古もなく筋トレもない日。
早く帰宅してちょっとのんびり。
日曜日にまたまた県立美術館へ。
若冲と京の美術があっていて、友達と招待券にて見に行ってきた。
細美美術館、持ってますね〜
まだまだたくさん持ってますから、凄いことです。
今回、伊勢物語の筒井筒のところ、河内越の扇面図があり古典の授業を思い出して面白かった。
少し詳しくみると、まだまだ面白いのかも。
浮気に走る夫を責めない妻を夫は疑う。
俺の妻は男がいるから俺が浮気相手の所に通うのを嫌がらないのではないか?と。
男は生垣の影から妻が男と密会するのではないかと覗き見てる。という所。
これだけでも面白いと思っていたのに、筒井筒を読むともっと面白い。
この夫婦は幼馴染で女が親からほかの縁談を持ってこられても断り、男と念願叶って夫婦になる。
年月経って妻の親が亡くなると、夫婦は貧乏になり、夫はこんな貧乏になって‥。と浮気に走る。
妻は男が自分を疑って隠れのぞいているのに気づき、お化粧して綺麗に装った上で、夫の身を心配する歌を詠む。夫はこれにほだされる。
浮気相手の女は油断していて、日頃の振る舞いが慎み深くなくなり、そのことに男は嫌気がさして、いじらしい妻の元に戻り、浮気相手の所には通わなくなる。
というもの。
妻もさすがね。
夫のことをよく知っている。
古典を習ってこういう面白いことが少し分かるようになって、楽しいことが増えてきた。