太平洋側から山岳地帯を経て日本海側へ抜ける変化に富んだ自然、まち、食、文化を体験する観光コースを「Dragon Course(昇龍道の観光コース)」と言い、能登半島を頭とする龍(りゅう)が、この地方最大の都市、名古屋から天に昇っていく様子に見立てています。
日本列島のまんなかを南北に横断するコースで、名泉の下呂温泉や和倉温泉を楽しみつつ、祭り・山車からくり、刀鍛冶、金箔(きんぱく)工芸など、伝統文化を感じながら旅をするというものです。
ところが、辰年(たつどし)元日から石川県が震度7「能登半島地震」に見舞われ、Dragon Courseの龍の頭が突如として震災に遭い、当面 観光どころではなくなりました。しかし、このルートの観光産業は欠かせなく、復興するための戦いが始まりました。
令和になって最大の災害が発生し、30年間続いたコストカット、消費経済から、物価上昇を上回る給与所得増と、成長の好循環を唱える岸田首相は、どの様な手立てを考えているのでしょうか・・・・。
日本では労働移動型雇用ではなく、正社員や、役所の職員などには月例給与の他に退職金やボーナスなど、福利厚生のような制度が付随していて、諸外国と比べて根本的な給与に関する考え方が異なり、派遣労働など非正規雇用者を企業は安く便利に使っていて、はたして物価上昇を上回る給与所得になるのでしょうか・・・・・。
熱田神宮・東門 1月5日 撮影 「給料も神頼みか?」