きょうは愛知県の主催で、中高年事業団やまて企業組合名古屋支店が受託した「高齢者就職面接会」が小牧市で開催され、今年度「中高年者再就職支援セミナー」の講師を勤めた私が、高齢者就職希望者の相談コーナーを担当します。
春になると最初に咲く庭の梅の花を「春されば まず咲くやどの梅の 花 ひとり 見つつや春日暮らさむ」と、『万葉集』巻五に収録されている大伴旅人が歌ったと言われ、春になると最初に咲く庭の梅の花を、眺めながら過ごすのは、春の日を楽しむ素晴らしい方法の一つです。
写真: 梅の花のつぼみ 自宅にて 2024.1.25 撮影
木枯らしの吹く厳しい冬の季節に梅の花はツボミでいても、春が来れば必ず花が咲きます。人生 第4コーナを回り、残りわずかになっても、春が来れば花が咲くように望めば必ず再就職はできます。
それには、健康であること、生きがいを持つこと、自分や家族が納得する仕事の条件が必要ですが、100%満足できる就職先を見つけるのはなかなか困難です。多少のリスクは覚悟しなければなりません。働くことで、三大 不安(貧困・孤独・病気)が解消できれば“良”としましょう。
能登で震災に遭った人々も、厳しい冬を耐えしのんで頑張っています。やがて春になると咲く梅の花のように、再起には時とやる気と忍耐が必要です。