定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

人生・一休みも必要

2024年01月11日 | 日記

 今年、東京の小学校を卒業する孫がいて、中学へ進学の受験勉強中だとか、「えッ!」と、驚きの声が出そうになったのは昨年の夏のことでした。確かに私の時代でも地域の中学校ではなく、愛知学芸大(現在:愛知教育大)の付属中学へ進学する人もいました。しかし、ごく少数でした。

 東京都教育委員会の報告書によれば、都内の私立中学校への進学者は18.4%だといい、子ども一人当たりの教育費は上昇を続け、「より質のいい教育を受けさせたい」という親の思いから、中学受験ブームが起きているようです。しかし、その思いは景気の動向に左右されやすく、経済的に公立か私立かの選択を迫られることはあるようです。

 東京都内の私立中学進学率は18.4%に対して、東京23区内の進学率は23.5%と、都の平均を約5ポイント上回り、23区内の方が多いようです。

 3月には中学や高校を卒業して、次のステップが待ち構えています。ちょうど階段を上って踊り場に立っているような時期ではないでしょうか。

 人の生きざまを考えてみると、誕生、入学、進学・卒業、就職、結婚、出産、育児、転勤、昇進・昇格、定年、退職・再就職、老後、死などと、まるで階段を上り下りするように思うことがあります。そして、この順番で行くしかなく、この逆はないのが人生でしょう。

 階段を上ると心拍数が上昇、心臓が踊るようになり階段の途中で休むために平らなスペースを設ける必要があり、人生の階段も「踊り場」が必要ではないでしょうか。

 その「踊り場」は、長く広い人もいるし、短く狭い人もいるでしょう。人それぞれの平らなスペースで、気分を変えてみてはどうでしょうか。

 「踊り場」をどの様に使うか、使い方によって次のステップで生きるのでは・・・・。

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