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創成館が南山に3-1で勝利し、準決勝へ▪︎令和6年度 全国高校サッカー選手権 長崎県大会 準々決勝

2024-10-30 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)
令和6年度 全国高校サッカー選手権 長崎県大会 準々決勝。創成館会場の第2試合は創成館-長崎南山。

第1試合はこちら↓

長崎総大附が海星に2-1で競り勝ち、準決勝へ▪︎令和6年度 全国高校サッカー選手権 長崎県大会 準々決勝 - 長崎ぺんぎん日和

令和6年度第103回全国高校サッカー選手権大会長崎県大会は10/27に準々決勝を迎えました。3回戦の結果(10/26)長崎総大附4-1佐世保実業海星1-0諫早商業九州文化...

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創成館 3(1-1/2-0)1 長崎南山
得点者
30分 坂本 貫太(創成)
32分 橋本 斗雅(南山)
47分(後7分)山口 慶太朗(創成)
56分(後16分)田原 昊仁郎(創成)


効果的に得点を重ねた創成館が勝利。


スタメンとフォーメーション。


こちらも第1試合と同様、ロングボールからセカンドボールの争い主体の戦いになりました。
ただ、南山がどちらかと言えば個人のスピードや技術を生かそうとしているのに対し、創成が各局面でのグループでの形が整理されている戦いをしていたように見えました。

立ち上がりはお互いにテンション高く入り、激しいセカンド争いからの速攻。ボールを手放すのも速く、ボールが行ったり来たり。


左SB4森林恒志(3年/長崎南山中)、左SH7宮之原翔(3年/長崎南山中)、そして左に流れるFW10浦大世(3年/長崎南山中)の推進力によって一気にゴール前に持っていこうという南山。

創成も負けておらず、6分に初シュート。左サイドで受けたFW10浦田昊輝(3年/V·ファーレン長崎U-15)が左足で打ちますが、GK正面。

しばらくは互いに遠目からシュートを打つ場面があるだけで、決定機は生まれず。

15分くらいになってようやくゲームが落ち着き始めます。
創成は後ろで回しながら1トップ2シャドーか幅を取るウイングバックに長いボール。南山はやはり左サイド中心に前進を狙います。


21分、南山。
ボールを収めて右サイドに展開し、右ポケットにいたFW9重松遥良(3年/長崎南山中)がターンしてシュートはDFブロック。

23分、創成。
左サイドでセカンドボールを回収し、クロスからGKが弾いたところをMF6坂本貫太(3年/ソレッソ熊本)がシュートはGK正面。

26分、創成。
中央で収めて左から右に展開しMF2深見悠人(3年/東長崎中)の速いクロスを左ポケットのMF6坂本シュートはポスト。決定機。

29分、南山。
カウンターのロングボールを左のFW9重松が収めて、右サイドに展開し、FW10浦シュートは右のサイドネット。


30分、創成先制。
GK17阿部巧翔(2年/スマイス·セレソン)のフィードを右サイドMF2深見が頭でのトラップで縦に抜け、速いクロス。逆ポケットのMF6坂本がシュート。跳ね返るも再び6坂本が押し込み、1-0。

この逆ポケットへのクロスは直前もあったので、狙いだったのかもしれません。そして、効果があったようにも見えました。


しかし、直後の33分、南山同点。
左サイドバックの4森林が低い位置からスルスルと持ち上がり、1人で高い位置まで運び、マイナスのクロスを上げると、ペナルティスポット付近でフリーになっていたMF8橋本斗雅(3年/エクセデール長崎FC)が落ち着いて決めて1-1。
やはり、南山の左サイドはストロングポイント。

36分、創成。
左サイドの崩しからマイナスのクロスをMF8田原昊仁郎(3年/サガン鳥栖U-15)がシュートはGK正面。


1-1で前半終了。


後半は立ち上がりから創成がボールを保持し、南山がカウンターという構図が色濃くなります。


創成のロングボールの収め方が効果的で、FW10浦田も上背はないものの、相手を背負いながらしっかり前に落とし、2シャドーやボランチがサポートしてボールを収めていました。
そこから左右に展開し、失っても南山のファーストボールをしっかり跳ね返していたので、マイボールの時間が長くなります。



しかし、創成の追加点はカウンター。
一度ボールを奪った南山が左サイドに展開するも、創成が奪い返し、ボランチを経由して左サイドを駆け上がるMF13山口慶太朗(2年/国見中)に渡ると、そのまま左足を振り抜き、ゴラッソ。
2-1。


16分、創成追加点。
ビルドアップから中央FW10浦田のポストプレーでFW9主計虎太郎(2年/サガン鳥栖U-15)が仕掛けてラインを押し下げ、MF2深見の落としをMF8田原が左ミドルシュートで中央をぶち抜き、3-1。


そこからもしばらく創成の時間が続きます。特にMF8田原がボールを回収したり、受けて繋ぐことで、マイボールの時間を増やしていきます。

ラスト5分くらいになって、南山が後ろで持てる時間が出来ますが、なかなか創成のブロック内に差し込めず。

創成には堅い守備ブロックのイメージもありますが、この試合は前からのプレスもあり、出来るだけ相手陣内で進めたい印象を受けました。


南山はFW10浦に収まってサイドチェンジする場面もありましたが、逆サイドも創成のウイングバックが対応。

39分、南山。
ミドルシュートのこぼれをFW10浦が押し込んでネットを揺らしますが、これはオフサイド。





そのまま3-1で終了。
高い組織力を発揮した創成館が準決勝に進出。準決勝は国見に勝利した鎮西学院。楽しみです。

南山も今年のチームには期待感があったのですが、残念。お疲れ様でした。


準々決勝結果
長崎総合科学大学附属 2-1 海星
九州文化学園 1-0 長崎日大
創成館 3-1 長崎南山
鎮西学院 2-1 国見

準決勝(11/3 @トラスタ)
11:00 長崎総大附 - 九州文化学園
14:00 創成館 - 鎮西学院

国見と日大も敗れたのは残念でもありますが、国見にはプリンスリーグ2部優勝、日大には県1部優勝がまだ残っています。頑張ってほしいです。



長崎総大附が海星に2-1で競り勝ち、準決勝へ▪︎令和6年度 全国高校サッカー選手権 長崎県大会 準々決勝

2024-10-29 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)
令和6年度 第103回 全国高校サッカー選手権大会 長崎県大会は10/27に準々決勝を迎えました

3回戦の結果(10/26)
長崎総大附 4-1 佐世保実業
海星 1-0 諫早商業
九州文化学園 5-1 長崎北
長崎日大 4-1 大村
長崎南山 8-0 諫早
創成館 3-0 島原商業
鎮西学院 4-0 長崎南
国見 6-0 島原
プリンスリーグ、県リーグ1部上位組が勝ち上がり。


準々決勝カード
[創成館Sフィールド]
11:00 長崎総大附 - 海星
14:00 長崎南山 - 創成館
[百花台公園サッカー場]
11:00 国見 - 鎮西学院
14:00 長崎日大 - 九州文化学園

私は創成館S-フィールドでの2試合を観戦しました。

[第1試合]
長崎総合科学大学 2(2-1/0-0)1 海星
得点者
5分 須田 隼太(海星)
14分 松下 昊稀(総大附)
40+4 坂本 錠(総大附)


スタメンとフォーメーション。


昨年度準決勝の再戦は2-1で総大附の勝利。ロングボールのセカンドボール争いで、ボールが頭上を行ったり来たりする試合となりました。


立ち上がり5分、海星先制。
カウンターで左サイドでロングボールを収めたFW10須田隼太(3年/雲仙アルディート)がファウルをもらい、そのフリーキックを最後はFW10須田が押し込みました。



ゴール動画。


総大附はサイドの深いところにロングボールを入れて、FWとSHの関係でキープし、ポケットを攻略しにかかります。が、海星もロングボール対応を苦としておらず、落ち着いて対応。
海星もエースFW10須田のキープ力を生かして前進。カテゴリーの差を感じさせない試合。



14分、総大附すかさず同点。
右サイドでボールを奪い、スローインの早いリスタートから右ポケットを取ったFW9坂本錠(3年/川中島中)がキープして折り返すと、ゴール前フリーのMF11松下昊稀(3年/FC佐伯S-Play MINAMI)が右足で合わせて1-1。

この形、プリンスリーグのV·ファーレン長崎U-18戦でも見ましたね。再現性。


畳み掛けたい総大附。
22分、右サイドから一気に前進したFW9坂本がミドルシュートは枠の左。

ここからしばらくまたロングボールの跳ね返し合い。

29分、総大附。
MF10宇土尊琉(3年/有明中)のコーナーキックを最後はMF8髙橋駿介(3年/京都J-マルカFC COMRADE)がヘディングはGKキャッチ。



36分、海星
FW10須田が持ち上がり、中央に入れたボールをMF11楠博有(3年/エクセデール長崎FC)が繋いで裏に抜けたFW19増山志道(3年/雲仙アルディート)が浮かしたシュート。GKを越しますが、総大附DF2黒木秀彰(3年/アリーバFC)がクリア。

ここから終盤にかけては、海星がボールを前で収めて押し気味。



しかし、40+4分、総大附逆転。
DF6小手川蓮(3年/UFAパルティーダ)の左足コーナーキックをファーサイドのFW9坂本がヘディングで決めて2-1。そしてそのまま前半終了の笛。



ゴール動画。

大きな逆転ゴールでした。


後半も同じようにロングボールの応酬。

8分、海星。
セカンドボールを拾ったMF11楠のキープから受けたFW19増山が持ち込んで左足シュートはGK正面。

総大附は前でボールが収まらず、海星の切り替えの速さもあり、カウンターが打てず。



10分、海星。
クリアボールが左サイドフリーのMF7橋本朝陽(3年/Verslien)に渡り、左足シュートは右ポストに当たり決まらず。決定機。


16分、総大附。
右サイドのスローインから縦に仕掛けたMF16寺井海人(2年/FC Lazofio鎌ケ谷)がクロスを上げ、ゴール前に入ってきた途中出場FW19斉藤巧志(3年/FC KASUKABE)のヘディングは枠の上。

19分、総大附。
後方からのフリーキックをペナルティエリア付近FW9坂本がキープし、右足シュートは惜しくも枠の左。

この時間帯は総大附も押し返していた印象。ただし、シュートチャンスはここまで。



26分、海星。
左サイドのパスワークで崩し、左クロスをFW10須田がキープし、最後はMF8上川祐太朗(3年/CAセレスト)がシュートは枠の右上。

ここからは両チームチャンスがなく、鬩ぎ合い。


40+4分、海星。
後方からのフリーキックのセカンドボールを拾ったMF11楠がミドルシュートは総大附GK1マガリェンスアルナウド(3年/スマイススポーツU-15)が好セーブで防ぎます。

海星の最後のチャンスも総大附が防ぎ、試合終了。



総大附が前日の3回戦が南島原だったということでコンディションの問題もあったかもしれませんが、海星が勝っていてもおかしくはない展開。総大附が決めるべきところをしっかり決めたという試合という印象でした。


海星の皆さん、お疲れ様でした。



佐世保実業、諫早商業、大村などが3回戦進出▪︎令和6年度 全国高校サッカー選手権 長崎県大会 2回戦

2024-10-23 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)
令和6年度(第103回)全国高校サッカー選手権大会 長崎県大会が今年も開幕しました。
10月19日に1回戦、20日に2回戦。

1回戦の結果
長崎北陽台 0-0(PK5-4)清峰
西陵 3-0 西海学園
精道三川台 3-0 上五島
大村 2-0 佐世保工業
佐世保南 3-0 佐世保北
島原商業 10-0 対馬
長崎工業 5-0 島原中央
瓊浦 4-0 佐世保西

2回戦対戦カード
佐世保実業-長崎北陽台
諫早商業-西陵
長崎北-精道三川台
大村工業-大村
諫早-佐世保南
長崎西-島原商業
長崎南-長崎工業
島原-瓊浦


私は20日、大村市古賀島スポーツ広場での2回戦、佐世保実業-長崎北陽台と諫早商業-西陵をメインに観戦しました。





佐世保実業(県2部)4(2-0/2-0)0 長崎北陽台(地域)
得点者
20分 大平 尚人
25分 小潟 和輝
48分(後8分)横田 翔栄
72分(後32分)横田翔栄

昨年は県1部リーグを戦った、元V·ファーレンの選手である井筒和之監督が率いる佐実が勝利。
立ち上がりから佐実がボールを保持して、キャプテンマークを巻くMF7小潟和輝(3年/チューリップFC)を中心にパスを繋ぐサッカーを展開。長崎北陽台はスピードのあるFW9立川大翔(2年/長与中)を走らせようとします。


6分に北陽台に決定機。MF7西悠斗(2年/滑石中)のパスカットから裏に抜けたFW9立川が一度はGKに止められながらも、シュート。これが惜しくもポスト。立ち上がりは佐実も初戦ということで固さがあったようにも見えたので、北陽台が先制していたらどうなっていただろうと思わされるチャンスでした。


そこからは佐実も落ち着いてカウンター対応をしつつ、MF7小潟や両ウイングのFW11西林怜央(3年/日野中)とMF8力岡佑樹(3年/早岐中)を起点に仕掛け、ゲームを支配。


20分にMF7小潟のフリーキックをDF2大平尚人(3年/中里中)がヘディングで決めて先制すると、25分にはコーナーキックの流れからMF7小潟が左足でスーパーなミドルシュートを決めて追加点。


ゴール動画。


後半にも昨年の1年生時からCFを務めるFW10横田翔栄(2年/口石FC)が2ゴールを決めて4-0で勝利し、昨年の覇者·長崎総合科学大学附属の待つ3回戦に進出しました。




諫早商業(県1部)8(5-0/3-0)0 西陵(県2部)
得点者
11分 松永 皇龍
17分 前田 琉星
25分 小川 蔵人
30分 溝口 純
31分 溝口 純
62分(後22分)山口 惺也
80分(後40分)前田 煌世
80+1分(後80+1分)柿平 寛太

県1部を戦う諫早商業が立ち上がりから固さを感じさせない溌剌とした強度のある試合を展開し、大勝。
ただ、1回戦で西海学園に3-0で快勝した西陵も自分たちで繋ぐサッカーをする意志を見せてくれました。
ちなみに、西陵の7石井翔はV·ファーレン長崎U-15出身。


諫商の強みは、左サイドに流れるFW9溝口純(3年/FC GOLAZO舞鶴)の縦への仕掛け。彼の質的優位を生かした仕掛けで何度もチャンスを作っていました。
左ウイングに置きたくなりそうな選手ですが、2トップの一角で、彼が左に流れるとFW20前田琉星(3年/小野中)が真ん中、MF7小川蔵人(3年/キックスFC)が右ウイングのような感じになるのが面白かったです。

11分の先制点も9溝口の仕掛けから得たコーナーキックをMF8村中勇仁(3年/スネイルSC)がファーに蹴って、DF10松永皇龍(3年/飯盛中)がヘディングで決めました。


ゴール動画。


そこから。FW20前田、MF7小川と加点。
そして、左に張っていたかと思ったら真ん中に入ってきたFW9溝口が2ゴール加点。

休ませたかったのか、FW9溝口は前半終盤に交代してしまいましたが、インパクトを残しました。



5-0で折り返した後半、それでも諦めないというか、繋ぐサッカーを貫こうとする西陵。諫商が無理をしなくなったこともあったかと思いますが、守備面でも追加点はなかなか決まらず、膠着した時間が長かった後半となりました。


それでも、後半22分にFW12山口惺也(2年/スネイルSC)が自ら得たPKを決めると、40分にはMF6前田煌世(3年/小野中)がカウンターから加点。さらに直後にはMF14柿平寛太(3年/キックスFC)がスーパーなミドルシュートを決めて、最終的には8-0の大差で諫商が完勝。海星の待つ3回戦に進出しました。



この他、後半途中から観戦した大村工業-大村は1-1から大村が勝ち越しゴールを奪い2-1で勝利。

MF10東山隼人(3年/玖島中)が素晴らしいミドルシュートを決めました。写真のような盛り上がりも選手権ならでは。
大村は昨年の選手権や今年の新人戦も見て、MF7髙栁大佑(3年/スネイルSC)を中心に面白いチームという印象です。県2部への昇格も決まったそうなので嬉しいです。

長崎北-精道三川台、島原-瓊浦はPK戦にもつれ込み、それぞれ長崎北と島原が勝ち上がり。

長崎南-長崎工業は1-1で迎えた後半にフリーキックが直接決まって長崎南が勝ち上がりました。


2回戦結果
佐世保実業 4-0 長崎北陽台
諫早商業 8-0 西陵
長崎北 0-0(PK7-6) 精道三川台
大村 2-1 大村工業
諫早 7-0 佐世保南
島原商業 2-0 長崎西
長崎南 2-1 長崎工業
島原 2-2(PK10-9) 瓊浦


3回戦(10/26)カード
[百花台]
10:00 国見 - 島原
12:00 海星 - 諫早商業
14:00 長崎南山 - 諫早
[創成館]
10:00 鎮西学院 - 長崎南
12:00 創成館 - 島原商業
14:00 九州文化学園 - 長崎北
[南島原]
10:00 長崎総大附 - 佐世保実業
12:00 長崎日大 - 大村



トーナメント表のダウンロードは


【社会人サッカー】三菱重工長崎が時津に3-1で逆転勝ちし、首位攻防戦を制す▪︎2024長崎県サッカーリーグ1部 第7節

2024-09-26 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)
[9月22日(日)10:00 2024年度 長崎県サッカーリーグ1部 第7節 @スポーツパークいさはや]
三菱重工長崎SC 3(0-1/3-0)1 時津SC
得点者
7分 西田 晃典(時津)
54分(後9分)城臺 映伍(重工)
56分(後11分)田中 遥斗(重工)
69分(後24分)城臺 映伍(重工)

5勝0敗で首位の三菱重工長崎と、4勝0敗で2位の時津の首位攻防戦は重工が制し、リーグ制覇そして九州リーグ昇格戦に向けて大きく前進しました。

リーグ日程·結果·順位はこちらから。


スタメンとフォーメーション。
時津はいつもの4-4-2ではなく、3-4-2-1(非保持5-4-1)。重工対策か。
重工GK21山本祥輝はV·ファーレン長崎U-18の1期生。トップチームの2種登録第1号。時津のベンチには3期生の水田光星が入って後半途中から出場しました。


立ち上がり5分ほどは蹴り合いでしたが、それからは時津が5-4-1ブロックで構え、重工が後ろから繋いでビルドアップするという形に。


前半7分、時津先制。中盤でのボール奪取からFW20西田晃典がドリブルで仕掛けてファウルを受け、フリーキック。MF8松尾亮汰のキックが左ポケットのFW16東川凌也に渡り、シュートは重工GK21山本がセーブしますが、こぼれをFW20西田が蹴り込みました。



ゴール動画。


13分、時津。セカンドボールをMF10山川浩司の左足ミドルシュートは枠の外。


重工が後ろで回しながら前進する道を探るような時間が続きます。途中からロングボールも織り交ぜながらチャンスを掴みにかかり、エリア周辺まで攻め込む機会もありますが、決定機には至らず。

18分、重工。コーナーキックの2次攻撃でDF16江濱慎介のクロスをファーサイドMF20中原智央のヘディングは枠の左。

飲水明けは重工の前進からコーナーキック。時津がカウンターで前進という場面の応酬。


42分、時津。ショートカウンターでFW20西田がエリア内に持ち込んで左足シュートは枠の右に外れます。

45+1分、時津。コーナーキックからこぼれ球をMF24井上良太の左足シュートはDFブロック。

1-0で前半終了。

前半は時津のプラン通りという印象です。


後半は重工も繋ぐよりはゴールキックなどは蹴ってセカンド争いに持ち込んできたように見えました。



9分、重工同点。サイドチェンジから右サイドMF11田中遥斗が縦に仕掛け、2人に囲まれながら低いクロスを上げると、反応したFW9城臺映伍が滑り込みながら流し込み、1-1。


さらに11分、重工逆転。時津のセットプレーのチャンスでしたが、クリア。そのボールを時津がまた後方からロングボールで入れようとしますが、それが重工の選手に渡り、すぐ裏へのボール。抜け出したMF11田中が飛び出してきた時津GK23渕上隼人の頭上を越すシュートで2-1。


さらに24分、重工追加点。左サイド深い位置でのパス交換からFW9城臺が右足でミドルを決めて3-1。

そこからは時津がボール保持し、重工がブロックを作ってカウンターという時間が長くなり、時津は非保持陣形はそのままに保持時は後ろから選手を押し出しながら前進を狙いますが、なかなかボールが収まらず、時間が過ぎていきます。



重工は自分たちが保持する時間も作りながら時計を進め、そのまま3-1で終了。


天皇杯でも本戦に出場し、全社(全国社会人サッカー選手権大会)にも出場を決めている今年の重工は強かったです。前半は時津のプラン通りだったとは思いますが、追加点が奪えなかったことと、同点ゴールが大きかったように見えました。
MOMは11田中遥斗(創成館→阪南大学)でしょうか。

ぜひ九州リーグに上がってください!



創成館と鎮西学院の対戦は1-1DRAW▪︎U-18長崎県リーグ1部 第11節

2024-09-05 12:30:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)
[9月1日(日)12:20 高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ2024長崎県リーグ1部 第11節 @創成館S-FIELD]
創成館 1(1-0/0-1)1 鎮西学院
得点者
45+3分 浦田 昊輝(創成)
55分(後10分)辻丸 晴統(鎮西)

上位進出を目指す両チームの対戦はドローとなりました。


スタメンとフォーメーション。
両チームにV·ファーレン長崎U-15出身選手がいます。創成には10浦田昊輝、6森永功喜、ベンチにも18酒井瑞生、19馬場歩夢。鎮西には8内山瑞貴、13阿比留一翔と、個人的に馴染みがあります。


試合トータルで見れば、鎮西がボールを保持し、創成が構える時間が長かったように思います。

ただ、立ち上がりは創成がボールを保持し、鎮西がカウンターの時間。

1分、創成。コーナーキックをMF7田原昊仁郎(3年/サガン鳥栖U-15)が合わせるもポストに当たり、枠外。

12分、創成。ペナルティエリア近くのこぼれを再びMF7田原が左足シュートは枠外。


13分、鎮西。抜け出したFW9辻丸晴統(2年/スネイルSC)がコントロールしてシュートは外れます。


15分頃からは鎮西がボールを保持し、創成がプレスで回収し、ボールを持つという時間。

ただ、徐々に鎮西が後ろで保持する時間な長くなり、前進を狙います。鎮西は配置等で相手を動かすというよりは、個人の技術を生かしたドリブルで剥がしたり突破をはかる印象。


21分、鎮西。DF5松尾琉生(3年)が運び、左に流れたMF4前田純太(3年/CEREJA)からFW9辻丸へ。バイタルエリアでのシュートはGK正面。


しばらくは鎮西が保持し、前進も出来る時間。ただ、シュートまでは行けず。
35分頃に来て、FW9辻丸のキープ力と突破力でペナルティエリア付近まで攻め込みます。

創成もシンプルに幅を取るウイングバックへのサイドチェンジから前進し、コーナーキックのチャンスを得ますが、決定機にはならず。


前半AT3分、創成先制。
右サイドから中央バイタルのFW10浦田昊輝(3年/V·ファーレン長崎U-15)へ。そこから左サイドMF16山口慶太朗(2年/国見中)に振り、左足クロスに飛び込んだFW10浦田がヘディングで決めて1-0。

前半終了。


後半から鎮西が後ろで保持しながら、様子を窺う展開。創成はリードしているからか前からはプレスに行かず、ミドルブロックを敷く感じ。鎮西は長いボールか、DF5松尾やDF6前田恵汰(3年/Verslien)の運ぶドリブルから繋いで前進しようとします。

4分、鎮西。左サイドの前進からMF4前田純が縦に抜けてシュートはGK正面。


9分、鎮西同点。高い位置で奪って抜けたFW9辻丸がGKとの1対1を落ち着いて決めて1-1。

追いつかれた創成がまた重心を前に。


19分、創成。MF7田原が中央で縦に差し込んだボールを途中出場MF19馬場歩夢(1年/V·ファーレン長崎U-15)からMF13坂本貫太(3年/ソレッソ熊本)へ渡し、シュートはポストに嫌われます。

創成がじわじわ攻勢を強めますが、鎮西も個人の上手さで突破して前進する機会がしばしば。

38分、創成。右サイドから前進し、MF19馬場の折り返しをMF13坂本が落とし、MF7田原が左足ミドルは枠の上。


41分、創成。ロングスローからMF6森永功喜(1年/V·ファーレン長崎U-15)シュートは枠の上。

45分、鎮西。MF4前田純のゴールへ向かうクロス性のシュートはGK17阿部巧翔(2年/スマイス·セレソン)がセーブ。

45分、創成。カウンターから背後に抜けた途中出場FW18酒井瑞生(1年/V·ファーレン長崎U-15)は惜しくも枠外。

結局両チームゴールは割れず、ドローとなりました。


お互いに持ち味は出していたと思いますが、選手権で優勝を争うのに、もう一段強度を上げたいところでしょうか。

ここからまた楽しみにしています。


リーグの日程·結果·順位表はこちら