長崎ぺんぎん日和

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🐧長崎ペンギン水族館を楽しむ ~温帯ペンギン編~

2017-03-25 10:00:00 | ペンギン/どうぶつ
前回に長崎ペンギン水族館を楽しむ~亜南極ペンギン編引き続き、今回は温帯ペンギン編です。
つまり、暖かい地域に住むペンギンたちですね。ペンギンというと、寒いところに住んでいると思われがちですが、そうでないペンギンもおります(^^)

その代表が、以前もご紹介しましたフンボルトペンギンです。
🐧ふれあいペンギンビーチ
胸に黒い帯が1本、お腹には黒い斑点があるのが特徴で、南米のチリやペルーに生息しています。
日本で最も多く飼育されていると言われているポピュラーなペンギンさん。ペンギン水族館でも、飼育されている9種類のうちで、最も数が多いです。
ただ、自然界では数が現象しており、ワシントン条約で保護されています。

さて、ペンギン水族館のフンボルトペンギンの1日は、ふれあいペンギンビーチ(敷地内の人工浜)への出発からスタートします☝
選抜チームのフンボさんたちがスタンバイ。
そして、なぜか見送りチームの皆さん(?)もいます。
時間になると、砂浜へ移動。この様子をすぐそばで見ることが出来ます。歩く姿はとても可愛いですよ(^^)

ビーチに到着すると、少しの間フンボさんたちは休憩。その間、記念撮影も出来ます。
「はよ行こー」。フンボさんたちは、待ちきれない様子ですが、「まだまだ」と飼育員さんに止められ中。

やがて、休憩タイム終了。出発💨
フンボさんたちは、海へと入って行きます。
ご覧のように、向こう側には網が張ってあり、外海へ出ることはありません。ここで、15時くらいまで過ごします。


さて、飼育場に残るフンボさんたちは、お食事の時間です。
場内に音楽がかかると、一目散に飼育員さんのもとへ。
ペンギンのお話をしながら進行をする飼育員さんと、歩きながらお魚をあげる飼育員さんが登場します。ここでは、ただお魚をあげるわけではありません。
「まずはペンギンさん、飛び込みを決めまーす」「いち、に、さん」「はい、誰も飛び込みませーん」「飛び込んでー」最後には、お姉さんにひょいっと抱えられて、飛び込んでました(ノ∀`)
続いては、対岸からお姉さんが投げるお魚を華麗にキャッチ!お見事。

その後も場内をぐるぐる回りながら、お魚をあげていきます。これは、ペンギンたちの運動とショーを兼ねた「長崎方式」と呼ばれるやり方だそうです。前身の長崎水族館時代に始まった、オリジナルなんですね。


温帯ペンギンは、フンボルトペンギンだけではありません。
こちらは、マゼランペンギン。フンボルトペンギンと違い、首から胸の黒い帯が二重です。南米のアルゼンチンやチリに生息しています。
マゼランさんもお食事。取り合い(^_^;)


こちらは、ケープペンギン。南アフリカに生息していて、別名アフリカペンギンと呼ばれます。胸の黒い帯は1本ですが、フンボルトペンギンよりも顔の白い部分が広いです。


ここまでの3種類のペンギンさんを並べてみましょう。違いがわかったら、あなたもペンギン通(?)。


さらに、この9種類以外にも、あと1種類います。コガタペンギンです。世界で最も小さなペンギンさんで、よく赤ちゃんと間違えられてます(^_^;)
オーストラリアやニュージーランドに生息し、別名フェアリーペンギンやブルーペンギンと呼ばれます。他のペンギンと違って前屈みで歩くのも特徴です。
コガタペンギンのお食事タイム。きびなごをあげていました。

飼育場は2階の奥にあるので、気づかずに見ないで帰られるお客さんもいらっしゃるそうですが、ぜひぜひこの愛らしさをご覧ください( ̄▽ ̄)



お腹空いたので、休憩。お土産コーナーの奥に、小さいですが食堂があります。カレーやうどん、パニーニなどなど。
オススメは、ソフトクリームにペンギンパンケーキが乗った「雪どけペンギン」です。美味しいですよ(^o^)


さて、ビーチに出動したフンボさんたちもお食事の時間です。「まだ?」「まだ?」という雰囲気。
スタート!アジを目指して砂浜を疾走。そして海へ。

アジ終了。「もう、なかよ」と空のバケツを見せる飼育員さん。それを見て、フンボさんたちは再び海へ入って行きました。


ところで、フンボルトペンギンさんに触れるイベント「タッチング」もあります。お腹や頭などは嫌がるそうで、背中と翼のみです。今日は「ツム」ちゃんに触らせてもらいました。ありがとうね。ペンギンの背中や翼は、意外と固いですよ。ぜひ、このイベントで触ってみてください(他のときは触ってはいけませんよ✋)。


15時を過ぎ、ビーチのペンギンさんたちも帰宅のお時間です。来た道を戻ります。
飼育場に戻ったら、ホースの水で洗ってもらい、一目散にプールにドボン!
お疲れ様( ´∀`)


以上、温帯ペンギン編でした。



ペンギン水族館のいちファンとして、もっと多くの方が足を運んでくれたらと思っております。

これからも通い、応援いたします(^o^)