
2021年九州クラブユース選手権(日本クラブユース選手権九州代表決定戦)が7月11日に行われ、V·ファーレン長崎U-18は鹿児島ユナイテッドFCU-18に5-0で勝ち、3大会連続4回目の出場を決めました。
おめでとうございます👏
またこの場にいられて幸せです。私はU-18の公式戦観戦は今年初めてで最高でした。
過去の大会の記事はこちらからどうぞ。

会場は島原市営平成町多目的広場。人工芝グラウンドのほうはちょくちょく行きますが、こちらは初めてです。ネットがない分見やすくて観戦環境としては悪くないと思います。



スタメンとフォーメーション。V·ファーレンは怪我人も見当たらず、ベストメンバーと言っていいと思います。4日前にトップチームの天皇杯に出場した16安部大晴(2年)も名を連ねています。

上手く撮れませんでしたが、U-18でもトップチームと同じ円陣ダッシュを再びやるようになったようです。U-15はしていたのですが、U-18ではこの数年はやっていなかったんですよね。いいと思います。


立ち上がりから主導権を握るV·ファーレン。U-18のサッカーも現トップチームの松田浩監督が大枠を築いたもので、同じです。4バック+キーパーでビルドアップしながら2トップかサイドハーフに預けてからの崩し。4-4-2のゾーンディフェンスで奪ってからのカウンター。それがしっかりと発揮されていました。
鹿児島ユナイテッドは5-4-1で引いてきた昨年とは異なり、ラインを上げてプレッシングとポゼッションサッカーを仕掛けてきました。指導者の方も変わって、方針にも変化があったのでしょうか。


しかし、慌てず自分たちのサッカーをするV·ファーレンが10分ほどで先制。左サイドハーフの11鍋島(3年)のインスイングのクロスを逆ポケットの14大山(2年)が右足ダイレクトボレー。U-15では16安部と同期。ナショナルトレセンの経験もある上手い選手です。小柄ですが、U-18に来てフィジカルも強化された印象です。


追加点。右サイド抜け出した9池田(1年)の折り返しを10中島(3年)が右足を振り抜きます。U-15時代からこの代ではエース。ドリブル、スピード、決定力を武器にエリートリーグでも出場しています。


3点目は16安部。バイタルエリアで受けて左足を振り抜く得意のシュート。これをね、トップチームでもいつか見せてほしいですよね。そして、サポーターが驚くところを見たいです(笑)。
3点目を取ったあと、ややペースが落ちて、鹿児島ユナイテッドに攻め込まれますが、守り切って前半終了。


後半立ち上がりに立て続けに追加点。10中島と9池田が決め、5-0。

そのあと徐々にメンバーを入れ替えながら戦うV·ファーレン。先日U-16代表候補に選出された13七牟禮蒼杜(1年)も出場し、度々決定機を迎えますが決められず。このあたりは課題なのかな。
ただ、9池田と13七牟禮のFWコンビは本当に来年再来年が楽しみなんです。いや今年からもっと結果を出せると思っています。全国でも期待!
終盤は鹿児島ユナイテッドにも決定機を作られ、だいぶひやひやしましたが、1首藤のセーブなどでしのぎ、5-0で終了。
鹿児島ユナイテッドの諦めない姿勢も良かったです。

挨拶に来てくれて、拍手をして終わろうかと思ったら選手から「カンターレお願いします」との声。声を出したり歌ったりする行為は極力控えておりましたが、私だけマスク着用し距離を取って歌わせてもらいました。
九州クラブユース(U-18)サッカー選手権大会 代表決定戦
— 騎士(ナイト) (@4988Atorasu) July 11, 2021
V·ファーレン長崎U-18 - 鹿児島ユナイテッドFC U-18
5 - 0
V・ファーレン長崎勝利!🐥
全国クラブユース(U-18)サッカー選手権大会出場決定!⚽️🔥 pic.twitter.com/xx9kQ4cYtd
仲間が撮ってくれた動画をどうぞ。
おめでとうという気持ちももちろんありますが、とにかく私が楽しかった!(笑)
自信持って全国でも戦ってきてほしいです!
日程と組み合わせも発表され、V·ファーレンはヴィッセル神戸、ジェフ千葉、ブラウブリッツ秋田との対戦となりました。
試合は無観客ですが、LIVE配信される予定です。
応援よろしくお願いします!