長崎市営ラグビー·サッカー場で開催中の高校サッカー新人戦·長崎地区予選の観戦に来ました。
県大会は1月です。
[12月22日(日)11:00 令和6年度 長崎県高等学校新人体育大会 長崎地区予選 Bパート]
長崎南 2(0-1/2-0)1 精道三川台
得点者
11分 藤本 崇力(精道)
51分(後16分)山田 大翔(長崎南)
54分(後19分)日髙 湊人(長崎南)
※35分ハーフ
長崎南は今年県リーグ2部Bの2位で、おそらく来年度の1部昇格(未確認情報ですが)が決まっています。また、この前の試合で海星に1-0で勝っているという楽しみなチーム。キャプテンの13山田大翔はV·ファーレン長崎U-15出身。
フォーメーション。お名前がわからない選手がいるので表記しません。
立ち上がりの蹴り合いを経て、どちらが主導権を握るかというところで、先制したのはボールを繋ぐスタイルの精道三川台。
11分、エリア手前の右ハーフスペース付近のMF藤本崇力(1年/長与スポーツクラブ)の斜めのクロスがそのままGKの頭上を越えてゴールイン。
先制した精道三川台は主導権を握り、5-3-2の陣形で構えて奪ってのショートカウンターから度々シュートチャンスを作ります。
長崎南もセットプレーからのチャンスはありましたが、前半は精道三川台のゲームと言っていいと思います。
後半、長崎南は3名の交代で逆転を狙います。
それでも立ち上がりに精道三川台にクロスバーを叩くシュートが。ここまでで追加点を奪えなかったことで、長崎南に流れが。
後半16分、裏に抜けたMF13山田大翔(2年/V·ファーレン長崎U-15)が決めて同点。
19分には、右へのサイドチェンジからMF10浦山智也(2年/長崎ドリームFC)のクロスをFW15日髙湊人(2年/壱岐SC)がヘディングで決めて2-1。
シンプルに裏を狙うボールを起点にした長崎南が逆転勝利。
ただ、精道三川台も攻守に整った戦術でいいサッカーをしていたと思います。5-3-2の守備もそうですが、奪ってからのコンビネーションの崩しも再現性を感じさせました。ドリーム出身の選手が多く、これからどうなっていくか楽しみです。
[12月22日(日)13:30 令和6年度 長崎県高等学校新人体育大会 長崎地区予選 Aパート]
長崎南山 2(0-0/2-0)0 長崎工業
得点者
47分(後12分)坂本 大海
60分(後25分)副島 琉叶
長崎北陽台に9-0で勝っている南山。長崎工業相手にはなかなかゴールを割れませんでしたが、2点を奪って勝利。
フォーメーション。選手権までは4-4-2だった南山は新人戦から3-5-2に。
序盤は互いに3バックで回しながら長いボールを入れてセカンドボール争いな流れで、どちらペースとも言えず。
互いに相手のウイングバックと同サイドのセンターバックの間に背後へのボールを入れるのを中心に、南山はDF7松本龍信(2年/長崎南山中)からMF10副島琉叶(2年/長崎ドリームFC)へ縦に入れたり。長工はFW9内野大翔(2年/長崎レインボーSC)に当ててサイドに展開という感じ。
15分、南山。左でキープし、右へのサイドチェンジで受けたMF5松本優寛(2年/長崎南山中)がFW9洲崎來輝(2年/琴海中)とのワンツーから浮かしたシュートも、ポスト。
17分、長工。コーナーキックの流れからゴール前でDF4坪川風斗(2年/大瀬戸中)がGKと1対1になるも、シュートはGKがブロック。
これ以降、南山がボールを保持する時間が長くなります。しかし、長工の守備を崩せず、後半へ。
後半、南山のインサイドハーフのところには長工のボランチがついていくようになり、グラウンダーの縦パスが難しくなりますが、もう1つの出口であるハーフスペース裏を使って前進していく南山。
12分の先制点も左サイドで起点を作り、コーナーキックを獲得。10副島のキックをFW21坂本大海(2年/時津中)がヘディングで決めて1-0。
25分には右IHにポジションを移していた10副島がドリブルで縦に仕掛けて角度のないところから決めて、2-0。
その後もボールを保持し、長工のカウンターにもしっかり対応してシュートの形を作らせなかった南山が無失点勝利となりました。
残りの試合は平日開催なので行けませんが、県大会を楽しみにしています。