

[7月15日 高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 2023長崎県リーグ1部 第9節 @スポーツパークいさはや]
国見 2(1-0/1-1)1 V·ファーレン長崎U-18 2nd
得点者
21分(前21分)9 西山 蒔人(国見)
52分(後7分)18 池田 一甥大(V·ファーレン)
65分(後20分)9 西山 蒔人(国見)
前節まで無敗同士(国見7勝1分、V·ファーレン3勝4分)の対戦は国見が勝利。

スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンは同日に1stチームがプリンスリーグのアウェイ戦ということで、メンバーが前節の日大戦とは入れ替わっての試合。


前半が途中まで横殴りの雨ということもあり、ピッチコンディションにも変化があり、難しい立ち上がりに。
V·ファーレンがボールを保持してビルドアップするも、国見がプレッシングから攻め立てます。徐々にV·ファーレンが前進出来るようになってきたかなという流れ。
しかし、15分過ぎからは再び国見の時間帯。
20分、国見。右クロスを19出田のヘディングはポスト。
21分、国見先制。
高い位置の守備から左ハーフスペースに抜けた10中山葵のシュートは、V·ファーレンGK12原嶋海翔の脇を抜けますが、濡れたピッチでボールは止まり、詰めていた9西山蒔人が押し込みました。


天候が回復しても、変わらずV·ファーレンがボールを保持し、国見がカウンターの展開。

V·ファーレンは前進してもなかなかシュートチャンスには繋がらず。

後半4分、国見。セカンド回収から10中山葵のシュートは外れます。


7分、V·ファーレン同点。ビルドアップから10野田秦平のスルーパスを左ハーフスペースで受けた18池田一甥大がキープし、カットインから右足シュートを決めました。
やや国見のプレッシャーが甘くなったかなという時間。


しかし、20分には国見が勝ち越し。
10中山葵がGK12原嶋海翔からボールを奪い、落としを9西山蒔人が流し込みました。
ここからはややオープンな展開に。
24分、国見。スローインを9西山蒔人がキープし、10中山葵のシュートは外れます。
25分、V·ファーレン。右からの左足インスイングのクロスをゴール前フリーの15大山星七がボレーもミートせず。
29分、V·ファーレン。国見のバックパスからGK12林田宝のキックを身体に当てた18池田一甥大がキープしてシュートはDFがブロック。

この後は再び前進しようとするV·ファーレンとさせない国見の構図。
そのまま2-1で終了。
チャンスを考えると、どちらに転んでもおかしくはなかったと感じますが、終わってみれば、ボールを持たせて組織的な守備からの攻撃という国見の土俵だったかなと。
その戦い方はV·ファーレンのほうが本家ではあるはずなのですが、ボール保持にも取り組んでいることからそういう流れになったように思います。

気になる選手は、国見FW9西山蒔人。
彼の今年の成長は目を見張るものがあるのではないでしょうか。前からの守備、ポストプレー、裏抜け、仕掛け、決定力。個人的には長崎の高体連で最も注目と言ってもいいです。これでまだ2年生。楽しみです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます