11月12日、「第96回全国高校サッカー選手権大会 長崎県大会」は決勝を迎えました。
長崎総科大附属 - 長崎日大という、高総体決勝と同じカードです。
私はそちらの試合を見られなかったので楽しみにしていました。
総附が王座を守り抜くのか、それとも日大が今度こそ打倒・総附なるのか、決戦です。
トランスコスモススタジアム長崎はいい天気。
すでに多くの観客がつめかけています。
両チーム応援席も盛り上がっていました。
スタメン発表。
CBの8田中純平選手がFWなのはなぜだ🤔
キックオフ。
いきなり立ち上がりに総附が仕掛けます。
中央の密集の中で、9中村聖鷹選手が左足を振り抜くと、これが決まって先制。
9中村選手の左足はフリーキックもありますし、シュートセンスが本当に魅力です。
いきなりの先制で、ちょっとびっくり。
これは流れがそのまま総附に傾くのか。
フォーメーションはこんな感じだったでしょうか。
マンマークが基本の総附は、5嶋中春児選手が9石見和偉選手、13武井佑介選手が8田口凌選手、そして両サイドはそれぞれ対面の選手をマーク。
そこははっきりしていたようですが、中盤のところは微妙にミスマッチが起こっていたような。
違っていたらすみません😅
先制されても日大の選手は落ち着いていたように思います。
それからは粘り強く守りつつ、後ろから上手く繋いで総附のプレッシングを剥がし、8田口選手のテクニックを生かして縦パスから崩そうとしたり、スピードのある11髙比良慶太選手に裏を狙わせたりして、徐々にゴールに近づいていきました。
ただ、前半は決定機を作るには至らず。
総附も、17西原先毅選手や年代別代表の10安藤瑞季選手のパワーを生かしつつ、サイドの7荒木駿太選手や9中村選手の突破でチャンスを作ろうとしますが、こちらも決定機までいかず、前半終了。
後半キックオフ。
前半と同様に、日大がボールを保持し、総附が奪って速く仕掛ける展開ですが、日大の組み立てとそこからのチャンスメークに冴えがより出てきます。
左サイド10吉川稜也選手の突破からそのままシュートまで行ったり。
同じく10吉川選手の溜めからの右サイド11髙比良選手が抜け出して相手をかわしてシュート。
これは決定機でしたが、総附GK12湊大昂選手のセーブに阻まれます。
そして、終盤に来たところで、再び11髙比良選手の切れ込みを総附の選手がペナルティーエリア内で倒してしまい、PKの判定。
これを9石見選手が決めて同点。
延長戦に突入し、前半動かず。
このままPK戦か?とも思い始めた延長後半にゲームが動きます。
総附のコーナーキック。
一度日大がクリアしますが、セカンドボールが総附の選手に渡り、再度上げたボールがゴール前の途中出場14柏木澪弥選手へ。
コントロールするところを日大GK1三浦春暁選手が体に当てますが、これがこぼれたところに総附キャプテン8田中選手。
振り抜いたシュートが決まって、総附勝ち越し。
そのまま試合は終了。
総附が勝利。
昨年、そして新人戦、高総体に続いて県大会優勝を飾りました。
しかし、日大の戦いぶりは素晴らしかったです。
追い付いてからは、本当に総附に勝つのではと思わされました。
この後プリンスリーグに来たとしても私は驚かないと思います。
そして、その日大を跳ね返した総附。
さすがの勝負強さでした。
おめでとうございます。
この後のプレミアリーグ参入戦、全国大会でぜひともいい結果を残してほしいです。
最後に、この大会を以てサッカー部を引退した参加各校3年生の皆さんお疲れ様でした!!